Wa Na Wariはシアトルを拠点とした、芸術や歴史の保存などを通して黒人の所有権や可能性のための場を創出する団体で、今回のプロジェクトにより、コミュニティでオーラルヒストリーと黒人の記憶に関連する訓練を行う同団体のSeattle Black Spatial Histories Insituteの存続と発展が支援されるとあります。
2022年7月28日、英国のデジタル保存連合(DPC)が、2022年から2027年までの戦略計画“A sustainable future for our digital assets”と、2022/2023年度の活動計画を示した“DPC Prospectus 2022-2023”の公開を発表しました。
戦略計画は、持続可能なデジタル遺産に向けて協力する、活発・協同的で十分な支援があるデジタル保存コミュニティの構築に焦点を当てています。DPC参加機関の国際的な拡大・多様化や、デジタル保存が世界的な課題となっていることを踏まえ、“Community”、“Advocacy”、“Workforce Development”、“Good Practice”、“Accountable, Sustainable and Dynamic Governance”の5つの目標が設定されています。
“DPC Prospectus 2022-2023”では、同戦略計画が掲げる5つの目標ごとに、2022/2023年度に予定されている出版物、リソース、研修・ワークショップ、イベント等の情報を示しています。また、年度のハイライトとして、11月3日に開催される「世界デジタル保存デー」(World Digital Preservation Day)等が挙げられています。
欧州委員会出版局(Publications Office of the EU)のウェブサイト上で、2022年8月1日付で報告書“Study on EU copyright and related rights and access to and reuse of scientific publications, including open access”が公開されました。