アーカイブ - 2022年 8月 1日

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英・ビジネス・エネルギー・産業戦略省、UKRIの活動に関するレビュー報告書を公開

2022年7月20日、英国政府のポータルサイト“GOV.UK”において、英国研究・イノベーション機構(UKRI)の活動をレビューした“Independent report Independent review of UK Research and Innovation (UKRI): final report and recommendations“が公開されました。

UKRIについて、組織としての効率性(人員配置やシステム等)、ガバナンス、政府部門との関係性などについてまとめられており、また、それぞれに対する推奨事項も記載されています。

序章の概要説明では、UKRI設立時の文書において設定された10の目標について、部分的に達成したが、ギャップは残っているという評価が記載されています。また、重要な課題として、UKRIが9つの組織が合併した組織であることから、組織に対する認識が曖昧であったり、組織間の協力等が非効率的であったりすることが述べられています。

【イベント】三田図書館・情報学会第189回月例会「デジタル社会における出版の民主化と図書館に期待される役割の変化」(9/24・オンライン)

2022年9月24日、三田図書館・情報学会が第189回月例会をオンラインで開催します。テーマは、「デジタル社会における出版の民主化と図書館に期待される役割の変化」です。

発表者は鷹野凌氏(NPO法人HON.jp)で、コメンテーターは間部豊氏(帝京平成大学)です。デジタル社会における出版産業の変化と、それに伴う公共図書館や大学図書館に期待される役割の変化について、デジタル出版の現状や課題を確認しつつ議論を行うとしています。

参加費は無料で、事前の申し込みが必要です。

三田図書館・情報学会 月例会
http://www.mslis.jp/monthly.html

参考:
【イベント】三田図書館・情報学会第188回月例会「情報教育と学校図書館の結びつき:GIGAスクール構想を背景として」(7/30・オンライン)
Posted 2022年6月21日
https://current.ndl.go.jp/node/46350

英国物理学会出版局(IOP Publishing)、低中所得国の研究者に対するオープンアクセス出版時の論文処理費用(APC)割引を発表

2022年7月25日、英国物理学会出版局(IOP Publishing)が、世界銀行の分類における低中所得国(lower-middle income countries)の研究者に対し、一律500ポンドの論文処理費用(APC)でオープンアクセス(OA)出版を可能にすると発表しました。

IOP Publishingが刊行する全てのジャーナルが対象です。発表の中では、低所得国(low-income countries)の研究者のAPCを免除する既存のアプローチに基づくものであり、OA出版における国際的な公平性・包摂性を向上する取組の一環と述べられています。

広島市、「広島市立図書館再整備方針(素案)」に対する市民意見募集を実施中

2022年8月25日まで、広島市が、「広島市立図書館再整備方針(素案)」に対する市民意見募集を実施しています。

発表によると、同方針は、市が目指してきた図書館のあり方や、2月に公開された「広島市立中央図書館等再整備基本計画(案)」における再整備場所に関するものを除いた基本的なコンセプト等を基にしつつ、同計画作成後に寄せられた意見を踏まえてまとめられたものです。

広島市中央図書館、こども図書館、まんが図書館および区図書館について、図書館機能やサービス等についての意見を募集しているとあります。

「広島市立図書館再整備方針(素案)」について(広島市, 2022/7/26)
https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/43/290919.html

東京国立博物館で特別デジタル展「故宮の世界」が開催中

2022年7月26日から9月19日まで、東京国立博物館において、特別デジタル展「故宮の世界」が開催されています。

日中国交正常化50周年を記念したもので、東京国立博物館と中国・故宮博物院、そして両者と10年以上にわたり文化資産のデジタル化に関する研究を行ってきた凸版印刷による、紫禁城をテーマにした特別デジタル展です。

仮想現実(VR)によって再現された清王朝最盛期の紫禁城での散策、高精細3Dデータによる工芸品のデジタル鑑賞、大画面シアターに投影された青緑山水の傑作「千里江山図巻」の画中への旅行体験などのコーナーを通じて、中国美術の奥深さを紹介するとあります。東京国立博物館が所蔵・管理する歴代皇帝や宮廷にゆかりのある文化財も展示されています。

また、関連企画として、同館内の「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」において、『故宮VR 紫禁城(しきんじょう)・天子の宮殿 TNM & TOPPAN ミュージアムシアター編』が2022年7月26日から10月16日まで上演されています。文化財保護の観点から、観光で訪れても立ち入ることのできない宮殿内部にVRで訪れることができるとあります。

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、国内の図書館およびアーカイブの活動支援のために総額約2,100万ドルの助成を実施

2022年7月28日、米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、国内の図書館とアーカイブを支援するための71件の取組に対する総額 2,118万9,566ドルの助成の実施を発表しました。

IMLSの助成は、2022年度中に「図書館に対する全国リーダーシップ補助金プログラム(National Leadership Grants for Libraries Program)」、「ローラ・ブッシュの21世紀図書館員プログラム(Laura Bush 21st Century Librarian Program)」の2つのプログラムを通して行われています。

「図書館に対する全国リーダーシップ補助金プログラム」は、図書館・アーカイブズ分野が直面する重要課題に取組、活用の見込まれるツール・研究成果・モデル・サービス等に関する理論や実践を発展させる可能性のあるプロジェクトへの支援として実施されます。イェール大学バイネッキ貴重書・手稿図書館が取り組む、米国初のアーカイブ・アクセッショニングのベストプラクティスの開発など、39のプロジェクトに対して総額1,147万266ドルの助成が行われています。

韓国国立中央図書館(NLK)、ウェブアーカイブ“OASIS”をリニューアル

2022年7月15日、韓国国立中央図書館(NLK)が、ウェブアーカイブ“OASIS”のウェブサイトをリニューアルしたことを発表しました。

発表によると、このリニューアルにより、アクセシビリティの向上、スマートフォン対応、統合検索及びファセット検索等の機能改善が図られたとしています。

NLKでは、2004年からウェブ資源(ウェブ情報・ウェブ資料)を収集する“OASIS”事業を実施しており、“OASIS”のウェブサイトにて156万件以上を提供しているとしています。

“오늘의 기억, 누리집! 국가기록물로 재탄생하다”-국립중앙도서관 오아시스(OASIS) 누리집 새단장-(NLK, 2022/7/18)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&id=43406&schBcid=normal0302#MMAP_N50603000000

沖縄県立図書館、 沖縄県系移民渡航記録データベースを公開:ハワイ沖縄系図研究会、沖縄移民研究センターと協働で開発

2022年7月22日、沖縄県立図書館は、「沖縄県系移民渡航記録データベース」の公開を発表しました。

データベースの説明によると、同データベースは、世界のウチナーンチュ(沖縄県系人)等が自身のルーツを探したり、沖縄県民が海外移民した親戚の足跡をたどることにより、ウチナーネットワークの継承と発展を図ること目的に、沖縄県立図書館、ハワイ沖縄系図研究会、沖縄移民研究センターが協働で開発したとしています。

同データベースでは、1900年から1937年までの間に、沖縄県から海外へ渡った沖縄県系移民約5万件の渡航記録が検索できるとしています。

お知らせ(沖縄県立図書館)
https://www.library.pref.okinawa.jp/notice/index.html
※7月22日付で「沖縄県系移民 渡航記録データベースの公開について」とあります。