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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2022年5月23日、日本図書館協会(JLA)が、新型コロナウイルス感染症対策本部において「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(基本的対処方針)が一部変更されたことに関するお知らせを掲載しました。
JLAでは、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえた昨今の社会経済活動の在り方を鑑み「図書館における新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドライン」の更新作業を進めているとし、今回の基本的対処方針の一部変更も踏まえて6月中旬以降に公開予定としています。
マスク着用等の運用に関しては、ガイドラインの更新を待たず、基本的対処方針に基づいて適宜対応してほしいとしており、マスク着用の運用の変更を周知する図書館も出てきています。
「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(令和4年5月23日変更)の変更について(JLA,2022/5/23)http://www.jla.or.jp/home/news_list/tabid/83/Default.aspx?itemid=6352
2022年5月22日から6月22日まで、福井県立図書館が、同館の新マスコットキャラクターとなった「覚え違いタイトル集」のねこの名前を募集しています。
応募対象は福井県民一般とあります。入館者1,000万人達成記念の関連企画で、1,000万人を達成した5月21日には記念セレモニーが行われた他、5月22日からは各種関連企画が開催されています。
福井県立図書館https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/tosyo/index.html ※2022年5月22日付でイベント欄に「入館者1000万人達成記念企画のご案内(2022年5月21日~6月22日)」とあります。
2022年7月23日に、TRC-ADEAC株式会社の主催により、「第4回多様な資料の教材化ワークショップ」がオンラインで開催されます。
大井将生氏(TRC-ADEAC特任研究員/東京大学大学院学際情報学府)が企画・ファシリテーターを務め、第1部で趣旨・ワークフローの説明や事例紹介等、第2部ではチームに分かれての教材作り、第3部では議論や成果物の発表会と全体ディスカッションが行われます。また、教材が完成した場合、ADEAC上の特設アーカイブでの格納・公開が可能とあります。
参加方法は、ワークショップ参加(定員20人)とワークショップ非参加・視聴のみ(定員80人)の2つがあります。参加費は無料で、事前の申し込み(先着順)が必要です。
第4回多様な資料の教材化ワークショップ開催のお知らせ(S×UKILAM)https://wtmla-adeac-r.com/news-1-1-1/:slug
2022年5月31日、国立国会図書館(NDL)のNDLラボが、「NDL Ngram Viewer」とパブリックドメインOCR学習用データセットの公開を発表しました。
「NDL Ngram Viewer」は、NDLによるデジタル化資料のOCRテキスト化事業の成果物である全文テキストを活用した実験サービスです。著作権保護期間が満了した図書資料約28万点を対象に、キーワードの出版年代毎の出現頻度の可視化・比較が行えます。
学習用データセットは、NDLが2021年度に株式会社モルフォAIソリューションズに委託して実施したOCR処理プログラム研究開発事業において、OCRモデルの性能改善のために作成されたデータセットの内、著作権保護期間の満了した資料から作成されたものです。2022年5月末時点で、3,997画像分を公開しています。
NDL Ngram Viewerの公開及びOCR学習用データセットの公開について(NDLラボ, 2022/5/31)https://lab.ndl.go.jp/news/2022/2022-05-31/
2022年5月31日、英国図書館(BL)が、英国における新型コロナウイルス感染症に関する証言収集プロジェクトのデータベース“Covid-19 Testimony Projects Database”を公開したと発表しました。
研究者のLucy Pinkneyにより作成されたもので、過去2年間に実施された150以上のプロジェクトについて調査が行われたとあります。データベースには、プロジェクト名、実施主体、プロジェクトの概要とウェブサイト、ステータス、音声・写真といった収集物のフォーマット、成果物、アーカイブの有無、連絡先等がまとめられています。
Covid-19 Testimony Project Database launch(BL/Sound and vision blog, 2022/5/31)https://blogs.bl.uk/sound-and-vision/2022/05/covid-19-testimony-project-database-launch.html
2022年5月24日、英・Libraries Connectedが、全国的なイベントを活用するための公共図書館向けツールキット“Making the Most of National Events: A Toolkit for Public Libraries”を公開したと発表しました。
発表の中では、図書館職員による文化的イベントを活用するための戦略策定を支援すること等が目的として述べられています。ツールキットでは、戦略的アプローチ、計画・当日・イベント後・評価の各段階で行うべきこと、テンプレート、参考になるウェブサイト等がまとめられています。
2022年5月18日、ドイツ研究振興協会(DFG)が、研究評価の基盤としての学術出版に関するポジションペーパー“Academic Publishing as a Foundation and Area of Leverage for Research Assessment: Challenges and Fields of Action”を公開したと発表しました。
発表の中では、同ポジションペーパーの目的として、研究機関や研究助成機関の経営レベルにおいて文化の変化を起こすこと、学術論文の出版や評価において質を第一に考えられるようにすること等を挙げています。
学術出版の定義、学術出版の一般的形式や流通・レビューの方法、発見可能性や研究評価との相補的関係をはじめとした課題、学術コミュニティと助成機関がとるべき行動等についてまとめられています。
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調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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