アーカイブ - 2022年 5月 9日

国際図書館連盟(IFLA)、パンデミック下の図書館における著作権法に関する研究報告書を発表

2022年5月4日、国際図書館連盟(IFLA)が、研究報告書“How well did copyright laws serve libraries during COVID-19?”を発表しました。報告書は途上国において図書館を通じたデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFLと共同で作成されたもので、第42回世界知的所有権機関(WIPO)著作権等常設委員会(SCCR)に先立って公表されました。

調査は2022年2月から3月にかけて、世界中の114の図書館を対象とした調査と28のインタビューが実施され、29の国々から回答があったとしています。

回答した図書館関係者の83%は、パンデミックに伴う施設閉鎖時の資料提供で著作権関連の問題を抱えていたと回答しています。これらの問題は、パンデミック以前からの課題と交錯するものであるとし、出版社に関連するサービスやコンテンツへのアクセスの問題、オンライン授業支援にあたってのコンテンツ利用に関する法的な問題などが報告されています。

調査結果を受けて、報告書では以下を含む提言等を行っています。

『国立国会図書館月報』733号刊行:資料のデジタル化事業を紹介する記事を掲載

このほど刊行しました『国立国会図書館月報』733号(2022年5月)では、国立国会図書館(NDL)における資料のデジタル化事業に関する記事を掲載しています。NDLでは2021年度に図書約30万点・約4,500万コマのデジタル化を実施しました。記事では、2021年度の事業を例に、実際の資料デジタル化の作業の内幕をフローに沿って紹介しています。

『国立国会図書館月報』 733号(2022年5月) [PDF:6.91MB]
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_12233022_po_geppo2205.pdf?contentNo=1

国立国会図書館月報
https://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/index.html

文部科学省、オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会(第1回)の議事録を公開

2022年4月28日、文部科学省は、2月16日にオンラインで開催された「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会(第1回)」の議事録を公開しました。また、配布資料も公開されています。

新着情報(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※2022年4月28日欄に「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会(第1回)議事録」とあります。

オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会(第1回)議事録(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu29/004/gijiroku/mext_00001.html

フランス国立図書館(BnF)、リシュリュー館を9月17日に全面再開館:10年以上にわたる改修作業が完了

2022年4月26日、フランス国立図書館(BnF)は、リシュリュー館を9月17日に全面再開館すると発表しました。

リシュリュー館は、10年以上にわたり改修が行われていました。プレスリリースによると、同館の象徴である“Paradis ovale”(La salle Ovale)は誰でも無料で入室可能となり、2万点以上の資料が提供され、1,200平方メートルほどの新たな美術館では古代から現代までのコレクション約900点の展示が行われます。また、同館の歴史に関する展示を予定していることや、改修にあたって3,200件以上の資金援助を受けており、引き続き援助を募集していること等が述べられています。

また、9月17日と18日に記念イベントが開催予定とあります。

Actualités(BnF)
https://www.bnf.fr/fr/actualites
※2022年4月26日付で、“Richelieu, berceau historique de la BnF, s’ouvre à tous le 17 septembre 2022”が掲載されています。

カレントアウェアネス・ポータルに英訳コンテンツを追加しました。

2022年5月9日、カレントアウェアネス・ポータルで新しく英文記事3件を公開しました。
 
新しい英語のコンテンツは、メールマガジン(CA-E)の記事を翻訳したものです。
 
今回公開した3つの新しい記事に加え、今後も新しい記事を公開していく予定です。
 
E2376e - Status of Libraries in the Aftermath of the Great East Japan Earthquake (As of April 20, 2021)
https://current.ndl.go.jp/en/e2376_en
 
E2401e - NDL Develops Basic Plan for Long-Term Preservation of Digital Materials 2021-2025
https://current.ndl.go.jp/en/e2401_en

オランダ王立図書館(KB)、ウクライナ難民支援のために電子書籍サービスを提供

2022年4月13日、オランダ王立図書館(KB)は、ウクライナ難民支援のために、同館が提供しているOdiloを通じて電子書籍・オーディオブックを無料で利用できるアプリがリリースされたことを発表していました。

同アプリでは、ウクライナ語の書籍1,700冊を含む3,000冊の電子書籍・オーディオブックが利用できます。

また、ウクライナ難民は、オランダ国内の公共図書館にて、インターネットの閲覧、英語やオランダ語学習のための講座の受講、電子政府サービスの利用が可能であることも紹介されています。

【イベント】第30回大図研オープンカレッジ「情報技術の学び方」(5/21・オンライン)

2022年5月21日、大学図書館研究会(大図研)により、第30回大図研オープンカレッジ「情報技術の学び方」がオンラインで開催されます。

日々の業務の中や業務とは別に理論を学ぶ人からの話題提供と、参加者からの質問を交えながら、情報技術との向き合い方についての情報共有を行うとあります。

参加にあたっては、 事前申込が必要です。参加費は、会員は無料であり、非会員は500円です。

当日の内容は、以下の通りです。

・話題提供
下城陽介氏(東京大学附属図書館)、佐藤知生氏(神戸大学附属図書館)

・パネルディスカッション
田辺浩介氏(物質・材料研究機構)、下城陽介氏、佐藤知生氏

第30回「情報技術の学び方〜ノンエンジニアズ・ミートアップ〜」(2021/2022年度)(大図研)
https://www.daitoken.com/research/doc.html

ジャパンリンクセンター(JaLC)、2023年度からJaLCを通したDataCiteへのDOI登録に会費の支払いが必要になることを発表

2022年4月13日、ジャパンリンクセンター(JaLC)が、2023年度からJaLCを通したDataCiteへのDOI登録について、JaLC年会費とは別にDataCiteが定める会費の支払いが必要になると発表していました。

参加規約の変更や会費支払い方法等の詳細は、決まり次第発表されます。

JaLC
https://japanlinkcenter.org/top/news/index.html
※2022年4月13日付のお知らせに「令和5年度より、JaLCを通したDataCiteへのDOI登録について、JaLC年会費とは別にDataCiteが定める会費についてもお支払いいただく事となりました」とあります。