アーカイブ - 2022年 5月 6日

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米国図書館協会(ALA)、ウクライナの図書館への寄付を募る“Ukraine Library Relief Fund”を開始

2022年5月4日、米国図書館協会(ALA)が、ウクライナの図書館への寄付を募る“Ukraine Library Relief Fund”を開始すると発表しました。

ウクライナ図書館協会との連携により実施され、集まった寄付金は月に1度ALAからウクライナ図書館協会に送られるとあります。発表の中では、寄付は侵攻により被害を受けた図書館施設の修復や、コンピュータ、ソフトウェア、その他リソースの購入等に活用されると述べています。

ALA announces Ukraine Library Relief Fund(ALA, 2022/5/4)
https://www.ala.org/news/press-releases/2022/05/ala-announces-ukraine-library-relief-fund

【イベント】岸和田ブックフェスタ5周年記念イベント「まちライブラリーの提唱者礒井純充さんと話そう!」(5/15・岸和田)

2022年5月15日に、岸和田市立図書館(大阪府)で、岸和田ブックフェスタ5周年を記念したイベント「まちライブラリーの提唱者礒井純充さんと話そう!」が開催されます。

イベントは2部構成となっており、第1部では2022年秋に予定されている市制施行100周年事業ブックフェスタ企画「お城で一箱古本市」のイメージを共有し、続く第2部でまちライブラリー提唱者である礒井純充氏と岸和田のまちライブラリー実践者とのトークセッションが予定されています。

参加にあたっての申し込みは不要です。

米・カリフォルニア州立図書館、図書館カード所有者に同州立公園の公園パスを貸出:車両での一日入場が無料に

2022年4月5日、米・カリフォルニア州立公園と同州立図書館が、州立図書館の図書館カード所有者が、州立公園に無料で車両による一日入場ができるようになったと発表していました。

全米図書館週間に合わせたもので、車両に掲げる一日利用用の表示札(hang-tag)計5,000枚が州内の地域の図書館に配布されました。公園パスとして、州内の200以上の州立公園で利用可能です。

州民の公園利用にあたって、一日利用料金という経済的障壁を取り除くことで、公園への公平なアクセスにつながるとしています。また、図書館と連携することで、健康、自然資源管理、歴史的・文化的つながりの分野でプラスの効果を生み出すことができるとしています。

4月から3年間のパイロットプログラムの一環として、各管区の図書館は、移動図書館を含む図書館の利用者に貸し出せるよう、各館少なくとも3枚の公園パスの表示札を受け取ることになります。公園パスは、4月から5月にかけて順次発行され、図書館利用者に貸し出されます。図書館カード所有者は、地元の図書館で許可された日数だけパスを借り、図書館に返却することになります。

米国学校図書館員協会(AASL)、教育と学習に役立つデジタルツールの2022年版を発表

2022年4月28日、米国図書館協会(ALA)の米国学校図書館員協会(AASL)が、教育と学習に役立つデジタルツール9点を発表しました。

学校図書館員と教師による学習やカリキュラムの開発に役立ち、AASLの学校図書館基準を支援するものが選定されています。

AASL announces Best Digital Tools for Teaching & Learning(ALA, 2022/4/28)
https://www.ala.org/news/member-news/2022/04/aasl-announces-best-digital-tools-teaching-learning

Best Digital Tools for Teaching & Learning(AASL)
https://www.ala.org/aasl/awards/best

英・デジタル保存連合(DPC)、デジタル保存に関する調達のためのツールキット“DPC Procurement Toolkit”のバージョン2.0を公開

2022年5月5日、英・デジタル保存連合(DPC)が、デジタル保存に関する調達のためのツールキット“DPC Procurement Toolkit”のバージョン2.0を公開したと発表しました。

発表によると、調達プロセスにおいて各機関が可能な限り最良の結果を得られるよう支援するリソースを提供するツールキットです。今回の更新により、デジタル保存システムのコアとなる10の要件を追加したとあります。

DPC Procurement Toolkit 2.0 now available!(DPC, 2022/5/5)
https://www.dpconline.org/news/dp-toolkit-2-0-launch

saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2022/04/27)」の結果を発表

2022年5月4日、saveMLAKが、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2022/04/27)」の結果を発表しました。

同調査は、3月9日にsaveMLAKが結果を公開した第27回調査に続く、第28回目の調査として、4月22日から4月27日にかけて実施されました。調査対象は、全国の公共図書館等1,737館です。

発表によると、新型コロナウイルス感染症の影響で休館している図書館は2館でした。入館記録を取っていたのは252館でした(前回調査時点274館)。ウェブページでは「各図書館の状況・取り組み」等についてもまとめられています。

同調査のデータは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0で公開され、saveMLAKのウェブページからダウンロードできます。また、調査の根拠となった図書館や地方公共団体のウェブページの中で、可能なものはInternet ArchiveとArchive todayに保存され、調査時点のページを閲覧できます。

【イベント】探究的な学びと学校図書館 参加型WS#1(5/22・オンライン)

2022年5月22日、探究的な学びを支援する学校図書館について考える研究会“School Library for Inquiry Learning”(SLIL)が、参加型ワークショップ「探究的な学びと学校図書館」の第1回をオンラインで開催します。

探究的な学びを支援する学校図書館について、現状、課題、展望を考える契機となることを期待して開催されます。

ファシリテーターはダッタ・シャミ氏(岡山理科大学教授、日本国際バカロレア教育学会副会長)です。参加者が事前に回答した自校での課題を対象に、参加者同士でグループ討議を行い、アクションプランを練り、参加者全員で共有をはかるとあります。取り扱われる課題は、①学校図書館における運営上の課題、②探究的な学びを支援する在り方、③探究的な学びをめぐる協働、の3つです。

事前の申し込みが必要で、参加費は500円です。

これからの活動(SLIL)
https://sites.google.com/view/slil-inquiry/future?authuser=0

長崎大学図書館経済学部分館、図書館利用でポイントがたまるLibrary Point Cardをリニューアル:スマホ対応可能に

2022年4月15日、長崎大学経済学部分館が、同館の利用でポイントがたまるLibrary Point Cardを、スマートフォンでも利用できるようリニューアルしたことを発表しました。

同館を利用することでポイントがたまり、館内コピーが5枚無料になるといった特典を得られるサービスです。紙のカードにスタンプを押すことで運用していたものを、LINEを用いることでスマートフォンでも利用できるようにしたと説明しています。同館のLINE公式アカウントの「友だち」になると、以後カウンターで利用に応じてポイントの受け取りや特典利用をすることができるようになります。

Library Point Card がリニューアル!【経済学部分館】(スマホ対応)(ぶらりらいぶらり:長崎大学図書館ブログ, 2022/4/15)
https://nulib.hatenablog.jp/entry/2022/04/15/160916

デジタル庁、人・法人・土地・建物・資格等社会の基本データのデータベース「ベース・レジストリ」のパイロット事業の実証サイトを公開

2022年4月22日、デジタル庁がベース・レジストリのパイロット事業として進めている「レジストリカタログ」と「アドレス・ベース・レジストリ」の実証サイトを公開したと発表しました。

発表では、ベース・レジストリの定義について「公的機関等で登録・公開され、様々な場面で参照される、人、法人、土地、建物、資格等の社会の基本データであり、正確性や最新性が確保された社会の基盤となるデータベース」と説明しています。

ベース・レジストリ整備の意図として、行政手続のワンスオンリー実現といった社会全体の効率性向上や、スマートシティ等の新しいサービスの創出のためには、マイナンバーや地理空間情報など社会全体の基盤となるデータを整備・活用することが必要であることが述べられています。

公開された「レジストリカタログ」では、ベース・レジストリを中心とした政府機関のデータのうち、オープンデータとして公開可能なものが掲載されています。「アドレス・ベース・レジストリ」では、町字マスターデータ(試験公開版)が公開されています。

公開されたデータは、一部コンテンツを除いて、出典の記載等いくつかの条件を満足した上で、複製、公衆送信、翻訳・変形等の翻案等、自由に利用できます。また、商用利用も可能です。

中国科学院(CAS)、年間購読料高騰のためCNKIの契約を中止

2022年4月19日付けで、South China Morning Post紙は、中国科学院(CAS)が中国最大規模の学術データベースCNKIの購読を中止したことを報じています。Hongxing Newsの情報に基づいた記事だと説明されています。

記事によると、CASでの使用停止の理由はCNKIの年間購読料の高騰であり、2021年には1,000万元に及んでいました。また、少なくとも2022年中の購読再開の予定はないとしています。