アーカイブ - 2022年 5月 30日

「障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律案」が成立:国・地方公共団体の責務等を明記

2022年5月19日、「障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律案」が、衆議院本会議において可決され、成立し、5月25日に「障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律」(令和4年法律第50号)が公布・施行されました。

障害者による情報の取得・利用・意思疎通に関する施策について、基本理念、国・地方公共団体等の責務、基本事項が定められています。

同法の成立を受けて、全日本ろうあ連盟、日本視覚障害者団体連合、全日本難聴者・中途失聴者団体連合会、全国盲ろう者協会障害者が「情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法成立における4団体声明」(2022年5月20日付け)を発表し、同法成立を歓迎するとともに、すべての障害者に対する情報アクセス権の保障を前進させ、各種政策やあらゆる場面での合理的配慮に結びつくよう、活動を続けていくとしています。

国際図書館連盟(IFLA)、『2011年ISBD統合版の2021年改訂』を公開

2022年5月25日、国際図書館連盟(IFLA)は、IFLAの国際標準書誌記述(ISBD)レビューグループが、『2011年ISBD統合版の2021年改訂』(2021 Update to the 2011 Consolidated Edition of the ISBD)を公開したと発表しました。

発表の中では、ISBDの対象範囲を拡大し、いくつかの資料タイプの記述を整理・改良するとともに、数言語による例示を追加したと述べられています。

本改訂は、2021年12月にドラフトが公開され、その際は追加・修正箇所を識別しやすくするために赤字で表記していましたが、今回の公式版では赤字表記ではなくなったとしています。

米・電子図書館連合(DLF)、ボーンデジタル資料の記述慣行に関するリソースを公開

2022年4月25日付の米国アーキビスト協会(SAA)記述セクションのブログ“Descriptive Notes”で、米国の電子図書館連合(DLF)のボーンデジタルアクセスワーキンググループ(BDAWG)が、ボーンデジタル資料の記述慣行に関するリソース“Examples of Born Digital Description in Finding Aids”を公開したことに関する記事が公開されていました。

発表によると、同リソースの構築にあたり、大きく4つのタイプ(フォーマットタイプ、リポジトリタイプ、知的配置タイプ、アクセスタイプ)に分けた上で、約30のタグを定めたとしています。

同グループでは、今回の案を基にした記述例を公開するとともに、案に対する意見募集を行っています。

【イベント】第27回史料保存利用問題シンポジウム「アーカイブズ専門職問題の新潮流」(6/25・オンライン)

2022年6月25日、日本学術会議史学委員会らの主催により、第27回史料保存利用問題シンポジウム「アーカイブズ専門職問題の新潮流」がオンラインで開催されます。

参加費は無料で、定員は500人(要事前申込・先着順)です。

当日の主な内容は以下の通りです。

●報告
・「昭和女子大学のアーキビスト養成教育-現状と展望-」
野口朋隆氏(昭和女子大学准教授)、牧野元紀氏(昭和女子大学准教授)

・「アーキビストの専門性の確立と地位向上にむけた現状と課題」
蓮沼素子氏(大仙市アーカイブズ副主幹)

・「公文書館専門職のこれまでとこれから-認証アーキビストの拡充に向けて-」
新井浩文氏(日本歴史学協会国立公文書館特別委員会幹事)

・「アーキビスト認証の拡充検討について-全国公文書館長会議構成館に対するアンケート調査結果を中心に-」
梅原康嗣氏(国立公文書館統括公文書専門官)

●コメント:高埜利彦氏(日本学術会議連携会員/学習院大学名誉教授)

●パネルディスカッション
・パネリスト:野口朋隆氏、牧野元紀氏、蓮沼素子氏、新井浩文氏、梅原康嗣氏

図書館友の会全国連絡会、ミニパンフレット「「ツタヤ図書館」の“いま”―公共図書館の基本ってなんだ?―」の第3版を公開

2022年5月25日、図書館友の会全国連絡会、ミニパンフレット「「ツタヤ図書館」の“いま”―公共図書館の基本ってなんだ?―」の第3版の公開を発表しました。

同パンフレットは「ツタヤ図書館」の現状を伝え、疑問点・問題点を理解する糸口となることを目的としているとあります。

パンフレット「ツタヤ図書館」の“いま”第3版を掲載しました(図書館友の会全国連絡会, 2022/5/25)
https://totomoren.net/2022/05/25/tsutayalib-now-vol3/

英・Libraries Connected、公共図書館の認定に関するスキーマの草案を公開

2022年5月16日、英・Libraries Connectedが、公共図書館の認定スキーマのドラフト“Libraries Accreditation - the draft scheme”を公開したことを発表しました。

イングランド芸術評議会から12万8,000ポンドの助成を受けて実施された、公共図書館の認定フレームワークの構築に関する2年間のプロジェクトの成果と述べられています。プロジェクトには英国図書館情報専門家協会(CILIP)や英国図書館(BL)、英国公文書館(TNA)等が参加し、発表によると、プロジェクトの最終報告書も公開されています。

スキーマはShared Intelligenceに委託し作成されたもので、図書館サービスのコミュニティへの貢献や、地域のニーズへの対応、他者との協力、リーダーシップ等の評価についてまとめられているとあります。発表の中では、現在、公共図書館認定スキームを管理・評価・促進できる支援機関の特定を行っていると述べられています。

国際図書館連盟(IFLA)、ラテンアメリカとカリブ海地域の識字能力や読書促進のためCERLALCと覚書を締結

2022年5月25日、国際図書館連盟(IFLA)が、ラテンアメリカとカリブ海地域の識字能力や読書促進のため“Centre for the Promotion of Books and Reading in Latin America and the Caribbean”(CERLALC)と覚書を締結したと発表しました。

特に、IFLAのラテンアメリカ・カリブ海地域部会の行動計画を進めるための、IFLAとCERLALCの協力に関する枠組みを提供するものであり、地域の図書館の仕組みの強化やリテラシー・読書の効果的促進方法の検討が行われると述べています。