アーカイブ - 2022年 5月 18日

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Springer Nature社と独・マックスプランク協会、単行書のオープンアクセス(OA)出版に関する契約を締結

2022年5月11日、Springer Nature社は、独・マックスプランク協会と単行書のオープンアクセス(OA)出版に関する契約を締結したことを発表しました。

同契約は、2022年から3年間、同協会の86の研究所に所属するすべての著者に対して、単行書のOA出版のための料金割引を提供するという内容です。同社の書籍のインプリントすべてが契約の対象となります。

同契約によってOA出版された単行書は、クリエイティブ・コモンズ(CC)のCC BYライセンスが付与され、同社の電子リソース提供プラットフォームSpringerLink上で公開されます。

【イベント】第1回DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!(5/30・オンライン)

2022年5月30日、デジタルアーカイブ学会の「産業とデータ・コンテンツ部会」により、第1回「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」がオンラインで開催されます。

「DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!」は、諸課題に関する講演会・議論を通した情報共有・相互理解を目的として、月1回のペースで開催される予定とあります。

参加費は無料であり、事前の申し込みが必要です。

第1回のプログラムは以下の通りです。

司会:柴野京子氏(上智大学准教授、デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ副部会長)

・「知識はわれらを豊かにする」
黒橋禎夫氏 (京都大学教授、デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ部会長)

・「文化産業のデジタル化からみたDA論」
後藤和子氏(摂南大学教授)

・「映像コンテンツのDAによるエコシステムの取組み」
緒方靖弘氏(寺田倉庫株式会社、デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)事務局長、デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ副部会長)

・「文化財VR・デジタルアーカイブの取り組みについて」
植山秀治氏(凸版印刷株式会社)

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)、学校図書館に関する全国調査結果の2021年版を公表

2022年5月16日、ニュージーランド国立図書館(NLNZ)は、同館の学校向けサービス部局とニュージーランド学校図書館協会(SLANZA)・ニュージーランド図書館協会(LIANZA)が2021年11月に共同で実施した学校図書館に関する全国調査の結果“School Libraries in Aotearoa New Zealand — 2021”を発表しました。

2019年調査に続く3度目のもので、学校図書館の職員配置、コレクションと予算、新型コロナウイルス感染症の影響に焦点が当てられました。

発表の中では、主な結果として、以下等が挙げられています。

・ほとんどの学校図書館職員は学期間のみの勤務であり、初等学校の職員はパートタイムで1か所以上、中等学校の職員はフルタイム勤務が大部分である。

・大部分の学校図書館職員が、自身の技能は役割に合致しているものの、給与は役割や責任に見合っていないと回答した。

・2021年の蔵書構築費用は2019年から児童・生徒1人あたり2.49ドル減少した。学校種館で児童・生徒1人あたりの蔵書構築費用には差があるが、最高値と最低値の差は減少している。

ベルギーの新型コロナウイルス感染症関連資料のアーカイブプロジェクト“Quarantine Archives”(記事紹介)

Europeana Proに、2022年5月10日付けで記事“How the Quarantine Archives supported documentation of the pandemic in Belgium”が掲載されました。

2020年春の最初のロックダウンの際に開始された、ベルギーの新型コロナウイルス感染症関連のアーカイブプロジェクト“Quarantine Archives”について紹介されています。同プロジェクトは、アーキビストと市民に、コロナ禍の記録を保存する重要性を認識させること等を目的としています。2021年12月時点でベルギーの資料3,000点以上が収集されたとあります。

【イベント】シンポジウム「戦争・紛争・大規模災害、そして復興期において子どもたちに図書館ができること」(6/11・東京、オンライン)

2022年6月11日、認定NPO法人エファジャパンにより、シンポジウム「戦争・紛争・大規模災害、そして復興期において子どもたちに図書館ができること」が開催されます。

登壇者は野口武悟氏(専修大学文学部教授、放送大学客員教授)、木村瞳氏(児童文学翻訳・エッセイスト)、鎌倉幸子氏(特定非営利活動法人エファジャパン海外事業担当)です。

参加費は無料であり、事前の申し込みが必要です。JICA地球ひろば(東京都新宿区)での会場参加とオンライン参加の2通りの参加方法があります。

当日の内容は、以下が挙げられています。

・ 地雷が残るカンボジア農村部に暮らす障害児と図書館活動
・ 戦争・紛争・大規模災害時、そして復興期における子どもたちと本
・ 障害者を取り残さない 情報、図書館の役割
・ パネルディスカッション、質疑応答

【エファ・シンポジウム2022のお知らせ】戦争・紛争・大規模災害、そして復興期において 子どもたちに図書館ができること(エファジャパン, 2022/5/11)
https://www.efa-japan.org/post-15972/

米・ユタ州、地域の教育機関向けに学校図書館の図書に関する法律の概要を説明する覚書を発表

2022年5月13日、米国における図書館のための政治活動委員会EveryLibraryの関連組織であるEveryLibrary Instituteは、ユタ州の法務長官(Attorney General)が、学校図書館の図書に関する法律の概要を説明する、地域の教育機関のための覚書を公開したと発表しました。

5月4日付の公式の覚書であり、同州で制定されたセンシティブな図書を公立学校に置くことを禁じる法律“H.B. 374 Sensitive Materials in Schools”を踏まえて作成されました。生徒は学校図書館の資料にアクセスする権利があること、未成年者にとって有害であると判断するための法的基準、図書が除去対象外となる要因、評価が保留されている間の対応等についてまとめられています。

Utah AG Publishes Clear Guidance Protecting School Libraries(EveryLibrary Institute, 2022/5/13)
https://www.everylibraryinstitute.org/utahagmemo