アーカイブ - 2022年 5月 17日

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令和3年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業の実施報告書(記事紹介)

メディア芸術に関する情報を掲載する文化庁のウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ」の2022年5月11日付記事で、文化庁の「令和3年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業」の一環として実施された「分野別強化事業」5事業に関し、その報告会の内容が紹介されています。

事業ごとに1記事、合計5記事が掲載されており、記事の末尾には当該事業の実施報告書へのリンクが掲載されています。

令和3年度 報告会・実施報告書「マンガ原画アーカイブセンターの実装と所蔵館連携ネットワークの構築に向けた調査研究」一般財団法人 横手市増田まんが美術財団(メディア芸術カレントコンテンツ, 2021/5/11)
https://mediag.bunka.go.jp/article/article-19421/

香川大学と公益財団法人松平公益会、中野武営のデジタルアーカイブ事業に関する覚書を締結

2022年4月27日、香川大学が、中野武営のデジタルアーカイブ事業に関する覚書を、公益財団法人松平公益会と締結すると発表しました。

発表によると、中野武営をはじめとした香川県の先人等の資料・情報が適切に保管され、いつでも閲覧できる拠点づくりに寄与することを目的としています。近世後期から近代、現代に至る香川県に関する文献・地図・写真等を、時空間情報をはじめとした新たなタグ付け技術を用いてデジタル化し、利活用技術の研究開発を行うと述べています。

公益財団法人松平公益会と国立大学法人香川大学との中野武営のデジタルアーカイブ事業に関する覚書の締結について(香川大学, 2022/4/27)
https://www.kagawa-u.ac.jp/28445/

科学技術振興機構(JST)と剽窃判別ソフトTurnitin、パートナーシップを締結

2022年5月9日、剽窃判別ソフトTurnitinが、科学技術振興機構(JST)とパートナーシップを締結したことを発表しました。

発表によると、日本語の学術コンテンツのデータベースを学術界と研究コミュニティに提供し、和文コンテンツについて、意図せぬ剽窃を防ぎ、独自性・オーサーシップを確保することを目的としています。

他の論文との類似度を判定するTurnitinのデータベースと、「剽窃チェックサービスの利用を希望するJaLC会員機関が、JaLCを通してDOIを登録したコンテンツ」や「JaLCを通してDOI登録されたJ-STAGE登載コンテンツ全件」を連携させると述べています。

Turnitin and Japanese Science and Technology Agency announce content partnership(Turnitin, 2022/5/9)
https://www.turnitin.com/press/turnitin-jst

オーストラリア図書館協会(ALIA)、オーストラリアの図書館デザインのトレンドに関するプロジェクトを実施

2022年4月27日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、オーストラリアの図書館デザインのトレンドに関するプロジェクトを実施すると発表しました。

発表によると、“ALIA Library Design Awards”から、国際的なデザインの文脈におけるオーストラリアの図書館デザインの近年の動向を調査するものです。2022年末に報告書を公開する予定であり、事例紹介を通して、国際連合の持続可能な開発目標(SDGs)がどのように図書館や建築の実践を形成しているのかを示すとあります。

Exploring recent trends in Australian library design in the global design context - Library Design Trend Report project begins(ALIA, 2022/4/27)
https://www.alia.org.au/Web/News/Articles/2022/4-April/Library_Design_2022.aspx

カナダ・マッコード博物館、新たなオンラインコレクションプラットフォームを公開:約13万件のパブリックドメイン画像等を提供

2022年5月10日、カナダのマッコード博物館(McCord Museum)が、新たなオンラインコレクションプラットフォームを公開したと発表しました。

発表によると、同館の100周年を記念したものであり、収蔵品14万点以上のメタデータや、約13万件の高解像度のパブリックドメイン画像が提供されています。今後も画像・メタデータの追加を行うとしています。

また、プラットフォームの構築にあたっては、Azrieli Foundationから50万ドル、Canadian Heritageから約30万ドルの支援を受けたとあります。

THE MUSEUM LAUNCHES THE NEW ONLINE COLLECTIONS PLATFORM(McCord Museum, 2022/5/10)
https://www.musee-mccord.qc.ca/en/news/online-collections/

国立国会図書館、視覚障害者等を対象にした読書及び情報行動に関するアンケート調査結果を公開

2022年5月12日、国立国会図書館(NDL)が、視覚障害者等を対象にした読書及び情報行動に関するアンケート調査の結果を公開しました。

2021年9月23日から10月29日まで実施した、ICT技術を持たない者及び若年層を含む視覚障害者等の読書ニーズに関する、障害者団体を対象とする調査に関するものです。これから読みたい本の形式については、紙に印刷されている本、紙の点字と回答する者の割合は減少傾向に、逆に電子書籍(EPUB等)、オーディオブック等と回答する者の割合は増加傾向にあることなどを報告しています。

お知らせ(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/library/supportvisual/news/index.html
※2022年5月12日付のお知らせに「日本視覚障害者団体連合、日本弱視者ネットワーク、日本身体障害者団体連合会、DPI日本会議、日本発達障害ネットワークの協力により、読書及び情報行動に関するアンケート調査を実施し、その結果を取りまとめました。」とあります。

ウクライナ国内外における支援を通して図書館のレジリエンスに目を向ける(記事紹介)

2022年5月3日、国際図書館連盟(IFLA)が、記事“Looking to Libraries for Resilience: stories of support in Ukraine and beyond”を掲載しました。

ロシアによるウクライナへの侵攻が開始されて以降、レジリエンスを構築するという図書館の役割が国際的関心を集めているとし、これまでのウクライナ国内の図書館の活動と欧州における図書館の支援等について紹介しています。

ウクライナ国内の図書館の活動としては、コミュニティ支援として情報へのアクセス確保、ボランティアの調整や物理的・人的な図書館リソースの活用、そして従来の図書館サービスの継続などを挙げています。また、ウクライナからの避難民を受け入れている各国の図書館の取組として、避難民のためにウクライナ語の資料を収集するといった資料に関すること以外に、避難してきた図書館員への奨学金プログラムの拡大など多様な支援の例が挙げられています。

そして、困難な時に図書館の中で生まれるコミュニティは、レジリエンスを築くための強い要因であり、より良いものを作り上げる助けとなるとしています。