アーカイブ - 2022年 5月 16日

日付

【イベント】オープン講座「【明治大学図書館秘蔵コレクション】発禁本と城市郎~明治大学所蔵「城市郎文庫」から解き明かす発禁本の実態~」(5/28・オンライン)

2022年5月28日、明治大学リバティアカデミーにより、オープン講座「【明治大学図書館秘蔵コレクション】発禁本と城市郎~明治大学所蔵「城市郎文庫」から解き明かす発禁本の実態~」がオンラインで開催されます。

明治大学和泉図書館には「発禁本」のコレクション「城市郎文庫」が所蔵されています。本講座では、「発禁」とはいかなるものであったのか、また「発禁本」を収集した城市郎氏とはいかなる人物であったのか、などを明らかにするとしています。また、著名な「発禁本」を紹介することで、「発禁」が行われた当時の状況と思想信条や表現の自由の問題を考えるとしています。

定員は480人(要事前申込・先着順)で、参加は無料です。

主なプログラムは以下の通りです。

・一部 発禁本とは
浅岡邦雄氏(元中京大学教授)

・二部 城市郎コレクションについて
山泉進(明治大学名誉教授)、山田朗氏(明治大学文学部教授、平和教育登戸研究所資料館館長)

熊本県、 「熊本県読書バリアフリー推進計画(案)」に関する意見募集を実施中

熊本県が、2022年5月11日から6月9日まで、「熊本県読書バリアフリー推進計画(案)」に関する意見を募集しています。

同計画は、「障がいの有無にかかわらず、誰もが読書に親しむことができる『くまもと』」を目指す姿に掲げ、「1【充実させる】アクセシブルな書籍等の充実等」、「2【サポートする】読書環境の整備等」、「3【ひろげる・つなげる】普及啓発と連携体制の促進」の3つの施策の方向性のもと、施策の取組の充実を図るとしています。

「熊本県読書バリアフリー推進計画(案)」に関する御意見の募集について(熊本県, 2021/5/11)
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/144/131631.html

参考:
E2451 - 鳥取県の読書バリアフリー推進に関する取組について
カレントアウェアネス-E No.426 2021.12.09
https://current.ndl.go.jp/e2451

国立国会図書館、「図書館におけるアクセシブルな電子書籍サービスに関する検討会 令和3年度報告書」を公開

2022年5月12日、国立国会図書館(NDL)は、「図書館におけるアクセシブルな電子書籍サービスに関する検討会 令和3年度報告書」を公開しました。

2021年度に開催した「図書館におけるアクセシブルな電子書籍サービスに関する検討会」において報告した内容を基に、アクセシブルな電子書籍等を提供する民間電子書籍サービスの図書館への導入の推進に当たっての課題や今後検討を進める上で踏まえるべき事項を整理した報告書です。

報告書の主な構成は以下の通りです。

はじめに
1. 検討会
2. 図書館関係者へのヒアリング(令和3年8月)
3. 電子図書館のアクセシビリティ対応状況
4. 視覚障害者等に対する調査 
5. 課題整理とロードマップ 
おわりに

障害のある方へ(NDL)
https://ndl.go.jp/jp/support/index.html
※「お知らせ」欄に2022年5月12日付で、「図書館におけるアクセシブルな電子書籍サービスに関する検討会 令和3年度報告書を公開しました。」とあります。

国立国会図書館、OCR処理プログラムと学習用データセットを公開

2022年4月25日に、国立国会図書館(NDL)が、OCR処理プログラムであるNDLOCRと、パブリックドメインOCR学習用データセットをNDLラボのGitHubで公開しました。

NDLOCRは、NDLが2021年度に株式会社モルフォAIソリューションズに委託して実施したOCR処理プログラムの研究開発事業の成果である、日本語のOCR処理プログラムです。

学習用データセットは、NDLが2021年度にLINE株式会社に委託して実施したデジタル化資料のOCRテキスト化事業において、OCRモデルの性能改善のために作成した機械学習用データセットのうち、著作権保護期間の満了した資料から作成されたデータセットです。2022年4月末時点で、2,713画像分を公開しています。

OCR処理プログラム及び学習用データセットの公開について(NDLラボ, 2022/4/25)
https://lab.ndl.go.jp/news/2022/2022-04-25/

国立映画アーカイブ、「関東大震災映像デジタルアーカイブ」に「資料をみる」ページを追加

2022年5月10日、国立映画アーカイブが、「関東大震災映像デジタルアーカイブ」に「資料をみる」ページを追加したと、Twitterで発表しました。

同デジタルアーカイブで公開されている映像に関する資料や、関東大震災と映像の関係を考える上で参考となる資料を提供するページであると述べられています。5月16日現在、映画『關東大震大火實況』の梗概と場面描写をまとめた冊子や説明台本が公開されています。

@NFAJ_PR(Twitter, 2022/5/10)
https://twitter.com/NFAJ_PR/status/1523929590380515328

資料をみる(関東大震災映像デジタルアーカイブ)
https://kantodaishinsai.filmarchives.jp/documents.html

英国学校図書館協会(SLA)ら、学校図書館における検閲と知的自由に関する共同声明を発表

2022年5月13日、英国学校図書館協会(SLA)が、学校図書館における検閲と知的自由に関する、英国図書館情報専門家協会(CILIP)とCILIPの学校図書館グループ(CLIP SLG)との共同声明を発表しました。

学校図書館員、学校経営者、政府に対して明確なガイドを提供することを目的とした声明です。声明の中では、知的自由は民主主義の核であること、図書館・図書館職員は知的自由を促進し、あらゆる形態の検閲に対抗する役割を担っていること等を指摘しています。

また、米国学校図書館員協会(AASL)による「学校図書館の権利宣言」(School Library Bill of Rights)を踏まえ、個々の学習者の興味・能力・成熟レベルの多様性を考慮してカリキュラムを支援する資料を提供すること等を、学校図書館職員の責任として挙げています。

スコットランド国立図書館(NLS)、中世および近世の写本をデジタル化しオンライン公開

2022年5月3日、スコットランド国立図書館(NLS)が、中世および近世の写本をデジタル化しオンライン公開したことを発表しました。

発表によると、9世紀から16世紀にかけてのものを中心とした写本240冊以上が公開されました。折りたたんでベルトに携帯する“Borthwick Girdle Book”をはじめとした珍しい資料や、宗教写本の90%以上が失われたと考えられている1560年のスコットランド宗教改革を乗り越えた資料を含んでいるとあります。

Rare early manuscripts make their online debut(NLS, 2022/5/3)
https://www.nls.uk/news/archive/early-manuscripts/

Early manuscripts(NLS)
https://digital.nls.uk/early-manuscripts/

ASAPbio、研究の早期段階でのプレプリント投稿のモチベーションや潜在的懸念についての調査結果を発表

2022年5月9日、生命科学分野の出版の加速に取り組む非営利団体ASAPbioが、研究の早期段階でのプレプリント投稿のモチベーションや潜在的懸念についての調査結果をウェブサイトで公開しました。

54人の研究者から回答が寄せられ、その内43人はプレプリントを投稿したことがあるものの、研究の初期段階で投稿したことがあると回答したのは7人であったとあります。

早期に投稿するモチベーションとしては、コミュニティからのフィードバックを得ることが最も多く挙げられ、特に類似分野の研究を行う他のグループとの協力の機会というフィードバックが期待されていることが指摘されています。また、回答者の4分の3は、結果や結論が変わり得ることを懸念点として挙げたこと等が述べられています。

Survey finds collaboration motivates early preprint sharing(ASAPbio, 2022/5/9)
https://asapbio.org/collaboration-motivates-early-preprint-sharing

【イベント】講演会「地域文化資源のデジタルアーカイブ:懐かしい吉祥寺の写真のアーカイブ化に向けて」(5/21・東京、オンライン)

2022年5月21日、成蹊大学Society 5.0研究所の主催により、講演会「地域文化資源のデジタルアーカイブ:懐かしい吉祥寺の写真のアーカイブ化に向けて」が開催されます。

地域デジタルアーカイブの具体的事例等に関する講演や、吉祥寺(東京都)のデジタルアーカイブの今後の展開に関する対談等が予定されています。

東京都武蔵野市吉祥寺の成蹊大学の会場参加(定員150人・先着順)とオンラインによる参加(定員500人・先着順)の2通りの参加方法があり、どちらも事前の申し込みが必要です。

主なプログラムは以下の通りです。

・「地域文化資源のデジタルアーカイブ」
長坂俊成氏(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授)

・「吉祥寺今昔写真館オンライン展覧会」
吉祥寺今昔写真館委員会

・「吉祥寺の文化資源デジタルアーカイブに向けて」
見城武秀氏(成蹊大学文学部助教)、小川隆申氏(成蹊大学理工学部教授)、矢口功氏(武蔵野商工会議所デジタルアーカイブ分科会座長)