2022年4月28日、米・テネシー州のナッシュビル公共図書館(Nashville Public Library; NPL)が、「読む自由」キャンペーン(“Freedom to Read”Campaign)を立ち上げたと発表しました。
キャンペーンの一環として、“I read the banned book”と表記された無料の限定版図書館カードの配布を開始しています。NPLの管区であるデビッドソン郡において1か月で5,000人への配布を目標としているとあります。NPLの図書館カードは、全米で禁書となった本や禁書となる可能性があるとされた本を含む、200万冊以上の本や資料への入り口であるとし、同キャンペーンは民主主義を維持するために不可欠な「読書の自由」を共有することで、コミュニティを一つにするための手段だとしています。
2022年4月29日、フランスの出版協会(Syndicat national de l'édition:SNE)が、フランス文芸著作者利益協会(Société française des intérêts des auteurs de l'écrit:SOFIA)、文学者協会(Société des gens de lettres:SGDL)らと、印刷本・電子書籍・オーディオブックの利用に関する調査結果の2021年版を公開したと発表しました。