2022年3月23日、フランスの国民教育・青少年・スポーツ省が、公共図書館におけるボランティア(bénévole)の位置づけと役割に関する調査報告書“La place et le rôle des bénévoles dans les bibliothèques territoriales”を掲載しました。
調査は、Web of Science(WoS)から抽出した、日本の機関に所属する著者が2012年から2020年に発表した論文のデータと、各出版社の価格表やDOAJ(Directory of Open Access Journals)のデータを参照して作成したAPC価格リスト等を用いて、日本の研究機関に所属する研究者の公表論文数・オープンアクセス(OA)率・論文処理費用(APC)支払推定額等を調査したものです。
2022年3月28日、Clarivate社が、ウクライナから避難している研究者のためのリソースセンター“#StandWithUkraine: Resource center for displaced researchers”を公開したと発表しました。
発表によると、リソースセンターには、ソフトウェアツール、情報等のClarivate社が提供するリソースや、ウクライナに関する知識や理解の向上に資するコンテンツが含まれています。3月30日時点では、ウクライナの機関の所属者に対する、同社の文献データベース“Web of Science”へのアクセスやILL調整サービスRapidILLの無料利用の提供のほか、ウクライナに関する文献へのアクセスに関する案内、研究者や学術機関向けのニュースサイトに関する情報等がまとめられています。
デンマーク・ロスキレ市で図書館・市民サービス部門のディレクターを務めるChristian Lauersen氏のブログ“The Library Lab”に、2022年3月19日付けで記事“How libraries can help and support Ukraine, refugees and communities”が掲載されています。