アーカイブ - 2021年

2月 24日

英国出版協会、UKRIの新オープンアクセス(OA)方針案が英国経済に与える影響を評価した報告書を公開

2021年2月17日、英国出版協会(Publishers Association)は、英国研究イノベーション機構(UKRI)が策定を進めている新しいオープンアクセス(OA)方針案について、英国経済に与える影響を評価した報告書を公開したことを発表しました。

同報告書は英国出版協会の求めに応じて、コンサルタント会社のFTI Consultingが作成しました。UKRIによる新OA方針案は、英国の研究競争力や学術研究に関するグローバル拠点としての英国の魅力にも悪影響が及ぶ可能性があるとして、主な知見を次のように示しています。

・新OA方針案に対応して相当数の学術雑誌が完全OAに移行した場合、英国の研究集約型大学の年間支出を約1億3,000万から4,000万ポンド増加させる可能性がある。

・新OA方針案の内容がそのまま実施された場合、2022年から2027年までの期間に、英国に基盤を置く学術雑誌が被る損失は約20億ポンドと推定される。それに伴い、単行書の出版が維持できなくなる出版社や小規模出版社の廃業も発生し、関連する英国の経済生産高の損失は約32億ポンドに達することが見込まれる。

・英国に基盤を置く学術雑誌が被る損失の大部分は英国の輸出収入の損失を意味しており、これによって最も利益を得るのは外国出版社である。

トリニティ・カレッジ・ダブリン図書館、サミュエル・ベケットの戯曲『ロッカバイ』のデジタルアーカイブ構築計画を発表:資料入手を記念してオンライン展示を開催中(アイルランド)

2021年2月3日、アイルランドのトリニティ・カレッジ・ダブリン図書館は、20世紀の代表的な劇作家であるサミュエル・ベケットが制作し、1981年に初めて上演された戯曲『ロッカバイ(Rockaby)』について、アーカイブ資料を同館蔵書として入手し、デジタル化公開を予定していることを発表しました。

同館が構築を計画している『ロッカバイ』に関するデジタルアーカイブには、ベケットの書簡、オリジナルの脚本とフランス語訳された脚本、制作ノート、写真、初演時の写真を掲載した記念ブックレット等が収録される予定で、2021年後半の公開を見込んでいます。また、同館は資料の入手を記念して、ウェブサイト上で『ロッカバイ』のアーカイブ資料に関するオンライン展示を実施しています。

サミュエル・ベケットはトリニティ・カレッジ・ダブリンの最も著名な卒業生の1人であり、1959年には同校から名誉学位を授与されました。トリニティ・カレッジ・ダブリン図書館は1969年にベケット本人から4冊の制作ノートの寄贈を受けたことをきっかけに、“Beckett Literary Archive”を設立し、その後も数十年間に渡って資料の充実に努め、ベケットの研究資料に関する世界最大規模のコレクションを構築しています。

早稲田大学演劇博物館、舞台公演映像の情報検索ウェブサイト“Japan Digital Theatre Archives”を開設:現代演劇・舞踊・伝統芸能の三分野

2021年2月24日、早稲田大学演劇博物館が、現代演劇・舞踊・伝統芸能の三分野にわたる舞台公演映像の情報検索ウェブサイト“Japan Digital Theatre Archives”の開設を発表しました。

寺田倉庫株式会社と緊急事態舞台芸術ネットワークが実施する、「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業」(EPAD)の一環として開設されました。EPADは、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響を受けた舞台芸術等を支援し、収益力を強化することを目的としており、⽂化庁による令和2年度戦略的芸術文化創造推進事業「⽂化芸術収益⼒強化事業」の採択事業の一つです。

同ウェブサイトでは、2021年2月24日時点で、1,000件以上の公演の情報・画像、100件以上の映像が公開されています。

@waseda_ENPAKU(Twitter, 2021/2/24)
https://twitter.com/waseda_ENPAKU/status/1364418923962114055

秋田大学附属図書館、『天文対話』『新科学対話』『デ・レ・メタリカ』のデジタル画像を公開

2021年2月22日、秋田大学附属図書館が、同館所蔵の貴重書、『天文対話』『新科学対話』『デ・レ・メタリカ』のデジタル画像を、「秋田大学貴重資料デジタルギャラリー」で公開したことを発表しました。

『天文対話』と『新科学対話』はガリレオ・ガリレイ、『デ・レ・メタリカ』はドイツの鉱山学者ゲオルク・アグリコラにより書かれたものです。

お知らせ(秋田大学附属図書館)
https://www.lib.akita-u.ac.jp/top/?q=ja/news
※2021年2月22日付で、「貴重図書『天文対話』『新科学対話』『デ・レ・メタリカ』のデジタル画像を公開しました」と掲載されています。

貴重図書『天文対話』『新科学対話』『デ・レ・メタリカ』のデジタル画像を公開しました(秋田大学附属図書館)
https://www.lib.akita-u.ac.jp/top/?q=ja/node/303

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、デジタル化した先住民族関連資料を地図上で検索できる機能を公開

2021年2月22日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)、デジタル化した先住民関連資料を地図上で検索できる機能を公開したことを発表しました。

LACは、写真や多様な言語の出版物をはじめとした、先住民族関係資料のデジタル化プロジェクト“We Are Here: Sharing Stories”により、3年間で59万件以上の画像のデジタル化や記述を行っています。

発表によると、今回は、最近デジタル化された先住民族関係資料を探しやすくするため、コレクションのリストと、地域ごとに資料を閲覧できる、Google Mapを用いた機能が公開されました。

韓国・文化体育観光部、海外の公共図書館整備事業の一環として、ベトナム・ハノイ市立図書館に児童図書館を開設

2021年2月24日、韓国・文化体育観光部は、1月27日、ベトナム・ハノイ市立図書館の4階に、児童図書館“Dream Plus Library”を開館したと発表しています。

2017年から2019年にかけて、同部が、海外の開発途上国の小・中・高等学校に「小さな図書館」123館を整備した事業を、2020年から公共図書館の整備へと対象・規模を拡大したもので、国民の豊かな生活を支援するために図書館を整備し、読書と文化享有空間の造成と、生涯学習・情報活用・文化交流を活性化させることを目的としています。

同館の面積は400平方メートルで、子どもの想像力を刺激する年齢別の読書・文化空間、韓国文化を体験できる韓国文化資料室等が設けられ、韓国文学の翻訳書・ベトナムの新刊図書やK-POP・映画・ドラマ・アニメといった韓国のコンテンツが所蔵されています。また、テレビ・PC・プロジェクタといった設備も備えられています。

同部の支援のもと、1月27日から2月9日にかけて「特別利用期間」を設け、近隣の幼稚園や小学校の児童約100人が参加し、韓国の映画やアニメの鑑賞会を行ったほか、オンライン行事も運営したと紹介されています。

韓国国立中央図書館(NLK)、国際標準名称識別子(ISNI)と研究者情報システムの連携等を目的とした業務協約を韓国科学技術企画評価院(KISTEP)と締結

2021年2月23日、韓国国立中央図書館(NLK)は、国際標準名称識別子(ISNI)と研究者情報システムの連携等を目的とした業務協約を、韓国科学技術企画評価院(KISTEP)と締結したと発表しました。

今後両機関では、研究者情報の統合システム「国家研究者情報システム(NRI)」と連携してのISNIの新規発行や、研究者・研究成果に関するデータの共同活用のために協力するとしています。また、ISNIを介して、学術成果をより簡単・正確に統合して情報提供することで、国際的に韓国の研究者や研究成果の検索や活用が向上することも期待されています。

ISNI(국제표준이름식별자), 국가연구자정보 연계·공유 강화(ISNI(国際標準名称識別子)、国家研究者情報との連携・共有を強化)(NLK,2021/2/23)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&id=38139&schBcid=normal0302

2月 22日

会津若松市生涯学習総合センター(會津稽古堂)(福島県)、「令和2年度みらいづ探究ラボ研究成果発表会」を開催:高校生が大学教員等の指導を受けて図書館等を活用して行った課題探究学習の成果

中央公民館と会津図書館を含む生涯学習施設である会津若松市生涯学習総合センター(會津稽古堂)(福島県)が、2021年3月15日、オンライン(YouTubeチャンネル)で「令和2年度みらいづ探究ラボ研究成果発表会」を開催します。

同センターでは、高校・大学との連携事業「みらいづ探究ラボ」において、2020年6月から2021年1月にかけて、協力高校3校(福島県立会津高等学校・福島県立葵高等学校・会津若松ザベリオ学園高等学校)と連携し、探究課題(問い)を見つけ、情報を集め、整理・分析し、まとめ・表現するスキルを学ぶ全10回の講座を実施しました。

今回の発表会は、同講座の受講生による相互評価で特に評価の高かった研究5点を高校生19人が発表するものです。当日は、指導した大学教員による、最優秀作品・優秀作品の審査結果の発表および講評も行われます。

参加には事前の申し込みが必要で、定員は100人程度です。

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、ラテンアメリカやカリブ海地域の文書館・図書館等との連携に関するシンポジウムの内容と推奨事項をまとめた報告書を公開

2021年2月16日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)が、ラテンアメリカやカリブ海地域の文書館・図書館等との連携に関するシンポジウム“Capacity Assessment of Latin American and Caribbean Partners: A Symposium about Open-Access, Technological Needs, and Institutional Sustainability”の内容と、推奨事項をまとめた報告書を公開したことを発表しました。

同シンポジウムは、2020年4月16日と4月17日に開催され、ラテンアメリカやカリブ海地域の機関の事例を中心に情報共有を行い、共通のニーズを特定するためのフォーラムが行われました。

報告書には、シンポジウムの内容、開催までの経緯、参加者の反応等がまとめられており、英語、フランス語、ハイチ語、ポルトガル語、スペイン語で公開されています。また、ラテンアメリカとカリブ海地域の機関、米国を拠点とする図書館・文書館・文化遺産関係機関、助成機関について、以下をはじめとした推奨事項が記載されています。

●ラテンアメリカとカリブ海地域の機関
・異なる機関間で、学者や連携相手になる可能性がある人と連絡を取る。

米国議会図書館(LC)、「制定順法律集」の第93議会から第103議会(1973年から1994年)分がCongress.govで閲覧可能になったと発表

2021年2月19日、米国議会図書館(LC)は、「制定順法律集(United States Statutes at Large)」の第93議会から第103議会(1973年から1994年)分に収録された法律が、立法情報提供システムCongress.govから閲覧できるようになったと発表しています。

今後も、より多くの過去の法律をCongress.govに搭載していく予定としています。

Now Available on Congress.gov ー The United States Statutes at Large from 1973-1994(In Custodia Legis / LC, 2021/2/19)
https://blogs.loc.gov/law/2021/02/now-available-on-congress-gov-the-united-states-statutes-at-large-from-1973-1994/

フランス、図書館の資料購入に対する支援を実施:新型コロナウイルス感染症感染拡大による影響からの回復計画“Plan de relance”の一環

2021年2月16日、フランス国立書籍センター(CNL)が、地方自治体図書館の資料購入に関する支援について、同センターのウェブサイトで発表しました。

新型コロナウイルス感染症感染拡大による影響からの回復計画“Plan de relance”の一環として実施されます。地域の文化産業の要である書店の支援を目的としており、2021年と2022年に、各年合計500万ユーロずつの支援が行われます。

実施についてはCNLが受託しており、4月中に申請受付を開始する予定と述べられています。

【イベント】AHEAD JAPAN一般公開シンポジウム2021「読書バリアフリー法によって大学図書館と障害学生支援室のコラボレーションはどう変わるか ~機関リポジトリを活用したアクセシブルなデジタルデータ共有~」(3/5・オンライン)

2021年3月5日、一般社団法人全国高等教育障害学生支援協議会(AHEAD JAPAN)が、ウェブ会議サービスZoom Webinarにより、一般公開シンポジウム「読書バリアフリー法によって大学図書館と障害学生支援室のコラボレーションはどう変わるか ~機関リポジトリを活用したアクセシブルなデジタルデータ共有~」をオンライン開催で実施します。

同シンポジウムでは、読書バリアフリー法の概要とねらい、大学等で製作された視覚障害者等用データの所在等を共有する仕組みの構築に向けた取組、高等教育機関における障害学生支援部局と大学図書館等の連携への期待等の紹介や、障害学生支援室と大学図書館が連携してアクセシブルな書籍を提供している先進事例の紹介、大学図書館と障害学生支援室のコラボレーションの在り方に関する議論などが行われます。

参加には事前の申込が必要です。主なプログラムは次のとおりです。

●開会挨拶
 白澤麻弓氏(筑波技術大学)

●趣旨説明
 中野泰志氏(慶應義塾大学)

●話題提供1「読書バリアフリー法の概要・ねらい(仮題)」
 小林美保氏(文部科学省男女共同参画共生社会学習・安全課)

フィンランド国立図書館、コレクション構築に関する新方針と2021年から2024年までのデジタル化計画を発表

2021年2月11日、フィンランド国立図書館は、コレクション構築に関する新方針と2021年から2024年までのデジタル化計画の公開を発表しました。

公開されたコレクション構築に関する新方針は、同館のコレクションと学術研究、科学の透明性との間の密接な相互関係を強調する内容で作成されました。フィンランドの文化遺産の永久保存と公共利用、特に人文学・社会科学分野の研究のニーズに応じた多言語の研究用資料の構築などが示されています。また、オープンサイエンス・オープンリサーチの推進のため、ライセンス購読制の電子リソースを削減し、オープンアクセス(OA)出版に基づいて研究成果を公開する資金調達モデルに対する支援の方針を明らかにしています。その他、著作権法や関連する合意に基づいて、独自にデジタル化した資料の利用公開を促進すること、研究者が必要とするフォーマットによるコレクション提供の方法を検討することなどについて言及しています。

ドイツ国立科学技術図書館(TIB)、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の助成によりオープンアクセス(OA)への移行を推進するための3種類のプロジェクトを実施

2021年2月8日、ドイツ国立科学技術図書館(TIB)は、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の2年間の助成に基づいて、研究成果物のオープンアクセス(OA)への移行を推進するための3種類のプロジェクトを実施することを発表しました。

ザクセン州立・ドレスデン工科大学図書館 (SLUB)と共同で取り組む“B!SON (Bibliometric and Semantic Open Access Recommender Network)”は、OAジャーナルの推薦システムの開発に関するプロジェクトです。DOAJとオープン書誌データ・引用データを提供する学術インフラサービスOpenCitationsをプロジェクトパートナーとして、機械学習を利用したユーザーの入力情報の類似度判定などにより、著者に自身の研究成果の出版に最適な高品質のOAジャーナルを推薦することを目的に挙げています。

医学分野のシステマティックレビュー・メタアナリシスにおける文献検索手順記録方法の指針“PRISMA-S”(文献紹介)

2021年1月26日付で、生命医学分野のオープンアクセス(OA)出版社BioMed Central(BMC)が刊行する“Systematic Review”誌に、論文“PRISMA-S: an extension to the PRISMA Statement for Reporting Literature Searches in Systematic Reviews”が掲載されています。

網走市立図書館(北海道)、風景写真や同館所蔵の学校関係資料で市内の学校を振り返る「私たちの学び舎―なつかしの風景」展を開催

北海道の網走市立図書館が、2021年2月27日から3月14日まで、ふるさと学習展「私たちの学び舎―なつかしの風景」を開催すると発表しました。

市内各学校の風景写真や小中学校の設置および廃止の沿革の紹介のほか、絵葉書・卒業証書といった同館所蔵の学校関係資料や関連図書が展示されます。

ふるさと学習展は、「ふるさと学習支援事業」として、網走や北海道などで取り組まれている活動や事業を子どもにもわかりやすい内容で紹介する同館の企画展示です。

ふるさと学習展「私たちの学び舎―なつかしの風景」(網走市立図書館)
https://www.city.abashiri.hokkaido.jp/270kyoiku/030tosyokan/tenji-event.html

歴史資料ネットワーク、福島県沖を震源とする地震の被害が広範囲に及んでいることが確認されたため緊急事務局体制へ移行

2021年2月19日、歴史資料ネットワークは、緊急事務局体制へ移行すると発表しました。

2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震の被害が広範囲に及んでいることが確認されたことにより、2月18日に開催した運営委員会において決定されたものです。

緊急事務局体制へ移行します(2021年2月13日/福島県沖を震源とする地震)(歴史資料ネットワーク,2021/2/19)
http://siryo-net.jp/info/20210219_info/

参考:
福島県沖で発生した地震で被害を受けた地域の「資料ネット」、歴史資料の被災状況の調査や資料保全に関する相談の受付等を開始
Posted 2021年2月15日
https://current.ndl.go.jp/node/43272

2月 19日

女川町生涯学習センター図書室(宮城県)、東日本大震災の記録や防災・減災の本、絵本・児童書で伝える防災の本等を展示する「記憶と記録の本」展を開催中

2021年2月15日、宮城県の女川町生涯学習センター図書室が、同室公式Twitterで、「記憶と記録の本」展の開始を発表しました。

東日本大震災から10年経過し、「町の傷跡」は目立たなったものの、かつての女川の面影は薄れつつあることから、これからの危機管理、防災や減災、わたしたちの明日、を考えることを目的に、東日本大震災の記録の本、防災・減災の本、絵本・児童書で伝える防災の本等を展示するものです。

@o_tsunagaru_lib(Twitter,2021/2/15)
https://twitter.com/o_tsunagaru_lib/status/1361265506322276353

仙台市男女共同参画推進センターエル・ソーラ仙台図書資料スペース、展示「東日本大震災から10年」を開催中

仙台市男女共同参画推進センターエル・ソーラ仙台図書資料スペースが、2021年1月27日から2月21日まで、展示「東日本大震災から10年」を開催しています。

【図書資料スペース】2月のピックアップ図書(せんだい男女共同参画財団)
https://www.sendai-l.jp/information/6558.html
https://www.sendai-l.jp/wp/wp-content/uploads/2021/01/pdf-sola-2pickup2-210127.pdf
※2つ目のリンクが展示リストです[PDF:1ページ]

Springer Nature社、論文のバージョンに対する研究者の意識・選好に関する調査報告書を公開

2021年2月18日、Springer Nature社が、論文のバージョンに対する研究者の意識・選好に関する調査報告書“Exploring researcher preference for the Version of Record”を公開したことを発表しました。

研究者向けのSNSであるResearchGateにおけるSpringer Nature社の利用状況の調査と、ResearchGateの利用者約1,400人を対象としたオンラインアンケート調査が行われ、報告書では、以下をはじめとした結果がまとめられています。

・多数の研究者が、通読や引用等において、プレプリントや著者最終稿(accepted manuscripts)よりも出版社版(version of record)の方が好ましいと回答した。

・出版社版の方が読みやすく、信頼性があると考えられている。

・約90%の研究者は、出版社版にアクセスができない場合、プレプリントや著者最終稿ではなく、出版社版にアクセスするため、著者への問い合わせ等の直接的な行動を取ると回答した。

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