アーカイブ - 2021年 9月 9日

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米国の非営利団体Library Futures Foundation、“Controlled Digital Lending”の利点をまとめたポリシーペーパーを公開

2021年8月25日、米国の非営利団体Library Futures Foundation(LFF)が、ポリシーペーパー“Controlled Digital Lending: Unlocking the Library’s Full Potential”の公開を発表しました。なお、LFFは、知識への公平なアクセス権を擁護する非営利団体“Library Futures Institute”の「並列組織」(parallel organization)であり、法改正及び政策に焦点を当てています。

ポリシーペーパーのタイトルとなっているControlled Digital Lending (CDL)とは、図書館が蔵書をデジタル化し、電子的な複製物を「1部1ユーザー」の制限のもと貸し出す方式です。発表によれば米国・カナダの図書館100館以上がCDLを採用しています。

ポリシーペーパーでは、CDLがもたらす利点をまとめるとともに、議会に対し次の点を要求しています。

株式会社キャリアパワー、第3回「私の図書館(本)」川柳コンテストへの投稿作品を募集中

2021年9月6日から10月10日まで、株式会社キャリアパワーが、第3回「私の図書館(本)」川柳コンテストへの投稿作品を募集しています。

図書館や本にまつわる想いやエピソードについての川柳作品を募集しており、10月末に最終選考に残った13句が同社ウェブサイト上で公開される予定です。11月1日から11月30日にかけて開催される「第23回図書館総合展」参加者の投票で最優秀・優秀賞が決定されます。

日本国内在住の人が応募可能であり、投稿は専用エントリーフォームまたはハガキで受け付けています。

第3回「私の図書館(本)」川柳コンテスト(株式会社キャリアパワー)
https://www.careerpower.co.jp/service/senryu2021/

米国議会図書館(LC)、2021年の“Library of Congress Literacy Awards”受賞団体を発表

2021年9月8日、米国議会図書館(LC)が、2021年の“Library of Congress Literacy Awards”の各賞の受賞団体を発表しました。

同賞は、模範的で、革新的で、反復可能な、米国内外でのリテラシーや読書の振興・促進に関する取組を表彰するもので、2013年に開始されました。

2021年の受賞団体は以下の3つです。

・David M. Rubenstein賞(15万ドル):Dolly Parton's Imagination Library(テネシー州ピジョンフォージ)
英国・オーストラリア・米国・カナダ・アイルランド・先住民コミュニティ等の子どもに無料で本を配布する取組

・American賞(5万ドル):The Parents as Teachers National Center(ミズーリ州セントルイス)
乳幼児の保護者向けにリテラシー・健康・福祉等に関する教育を行い、家庭における教育を支援

・International賞(5万ドル):The Luminos Fund(マサチューセッツ州ボストン)
エチオピア・リベリア・レバノンで学校に通っていない子ども対象とした教育プログラムを提供

欧州委員会(EC)、Horizon 2020のオープンアクセス要件の遵守状況に関する調査レポートを公開

2021年9月6日付で、欧州委員会(EC)が、Horizon 2020のオープンアクセス(OA)要件の遵守状況等に関する調査 “Monitoring the open access policy of Horizon 2020”の最終レポートを公開しています。

出版物と研究データについて、Horizon 2020のOA方針の機能した部分と機能しなかった部分や、Horizon 2021の助成を受けたプロジェクトがOA方針をどの程度満たしているかを把握すること、モニタリング手法の試行を目的として、同調査が行われました。

主な結果として、Horizon 2020の学術出版に関するOA要件遵守率は83%と推定され、研究データは95%であることが挙げられています。また、報告書の中では、出版物は49%、データセットは65%がクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開されていたこと、95%が永続的識別子(PID)をメタデータに含む等、機関リポジトリはFAIR原則に沿ったアクセスの提供に取り組んでいたこと等が述べられています。

OCLC、世界の図書館員の持続可能な開発目標(SDGs)への理解や貢献について調査した結果を公表

2021年9月1日、OCLCが“United Nations Sustainable Development Goals Study 2021”を公開しました。

OCLCのグローバル評議会がOCLCの調査・市場調査チームと共同で、世界中の図書館員を対象に、持続可能な開発目標(SDGs)への理解や、図書館が目標にどうように貢献できるか/貢献しているかについて調査した結果をまとめたものです。

99か国の1,700人以上からの回答から、図書館はSDGsの17の全ての目標に対して、明示的にも、暗黙のうちにも、何らかの方法で貢献しているということがわかったとしており、また、図書館員は、自身や図書館が、SDGsの「4 質の高い教育をみんなに」「3 すべての人に健康と福祉を」「11 住み続けられるまちづくりを」「5 ジェンダー平等を実現しよう」に対して、大きな役割を果たし、最も大きな影響を与えていると考えているとしています。

江戸川区立小岩図書館(東京都)、同地域の施設や街並みに関する写真を募集中:同館75周年記念写真展にて展示

東京都の江戸川区立小岩図書館が、2021年9月1日から9月30日まで、「小岩いま、むかし」として、同地域の施設や街並みに関する写真を募集中です。写真の年代は古い写真でも今の写真でも良いとしています。

応募された写真はデータをスキャンした後、返却されます。写真は11月開催予定の同館75周年記念写真展で展示されます。

@edolib_koiwa(Twitter,2021/9/7)
https://twitter.com/edolib_koiwa/status/1435135999294599171

参考:
川崎市、「川崎市映像アーカイブ」を公開:過去の市内の様子を撮影したフィルム・ビデオテープも募集
Posted 2017年3月30日
http://current.ndl.go.jp/node/33738