アーカイブ - 2021年 9月 7日

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文部科学省、令和3年度全国学力・学習状況調査の結果を公表:家庭の蔵書数も調査

2021年8月31日、文部科学省は、2021年5月27日に実施した令和3年度全国学力・学習状況調査の結果を公表しました。

調査は、小学校第6学年及び中学校第3学年の全児童生徒を対象とした悉皆方式により実施されました。国語、算数・数学の2教科を対象とした教科調査以外に、児童生徒向け、学校向けの質問紙調査も行われています。

児童生徒向けの質問紙調査には、普段の読書時間を尋ねる質問(質問番号21)や家庭の蔵書数を尋ねる質問(質問番号22)が含まれています。

学校向けの質問紙調査には、調査対象学年の生徒に対し、前年度に本やインターネット、図書館資料などを活用した授業を計画的に行ったかを尋ねる質問(質問番号40)も含まれています。「令和3年度 全国学力・学習状況調査の結果(概要)」によれば、この質問に対し「週に1回程度、または、それ以上行った」「月に数回程度行った」と回答した割合は、小中学校ともに2017年度の回答から25ポイント以上増加しています。

デジタル庁、GIGAスクール構想についてのアンケートの取りまとめ結果を公表:学校図書館にも言及

2021年9月3日、デジタル庁は、GIGAスクール構想についてのアンケート結果を取りまとめた資料「GIGAスクール構想に関する教育関係者へのアンケートの結果及び今後の方向性について」(デジタル庁、総務省、文部科学省、経済産業省の連名による作成)を公表しました。

同資料では、2021年7月1日から31日にかけて実施された「GIGAスクール構想に関する教育関係者の皆様へのアンケート」及び児童生徒への「タブレットについてのアンケート」に基づき、主な課題と国の施策の方向性、主な意見への回答、学校現場での工夫事例等を取りまとめています。

主な意見には、「GIGAスクール構想の範疇に学校図書館が入っていないケースが多い」「デジタル化の時代だからこそ、学校図書館の充実が必要」という内容も含まれています。回答によれば、文部科学省において次のような内容に取組むとしています。

・新学習指導要領を踏まえた学校図書館の機能強化や活性化に向けたモデル事業の実施
・学校図書館における電子書籍を活用した取組など優良事例についての情報発信

川崎市市民ミュージアム、企画展「救う過去、つなぐ未来 -川崎市市民ミュージアム被災後活動報告展-」を開催

2021年9月7日から10月31日まで、神奈川県の川崎市市民ミュージアムの主催により、企画展「救う過去、つなぐ未来 -川崎市市民ミュージアム被災後活動報告展-」が、東海道かわさき宿交流館(川崎市)で開催されます。

令和元年度東日本台風により設備・収蔵品に大きな被害を受けた同ミュージアムについて、被災からこれまでの活動を、写真パネルを中心に紹介する展示です。

米国議会図書館(LC)、一括ダウンロード可能なMARCデータ20万件以上を追加

2021年9月1日、米国議会図書館(LC)が、無料で一括ダウンロード可能なMARCデータ20万件以上を追加したと発表しました。

3回目の目録データの公開・追加であり、これまでに2,500万件のデータが提供されています。データには、書籍・逐次刊行物・電子ファイル・手稿・音楽等の多様な資料が含まれているとあります。

Library of Congress Releases Data for Free Download and Discovery(LC, 2021/09/01)
https://www.loc.gov/item/prn-21-047/library-of-congress-releases-data-for-free-download-and-discovery/2021-09-01/

韓国国立中央図書館(NLK)、『ロシア大統領図書館所蔵韓国関連資料目録・解題集』をオンラインで公開

2021年8月27日、韓国国立中央図書館(NLK)が、『ロシア大統領図書館所蔵韓国関連資料目録・解題集』をオンラインで公開しています。

NLKの国立デジタル図書館内で利用できるロシア・エリツィン大統領図書館所蔵のデジタル化資料閲覧サービスに役に立つよう作成されたものです。

同館ウェブサイトの蔵書検索画面から検索すると、検索結果画面から閲覧することができます。

「러시아 대통령도서관 소장 한국 관련 자료 목록 및 해제집」 발간 안내(「ロシア大統領図書館所蔵韓国関連資料目録・解題集」発刊案内)(NLK,2021/8/27)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50601000000.do?schM=view&id=39858&schBcid=normal0202

大阪市立城東図書館、ナゾときゲーム「ワルビリーからのちょうせんじょう SDGsで謎の俳句を解き明かせ!」を城東区役所の協力により実施

大阪市立城東図書館が、2021年10月1日から10月31日まで、ナゾときゲーム「ワルビリーからのちょうせんじょう SDGsで謎の俳句を解き明かせ!」を、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組んでいる城東区役所の協力により実施します。

主に小学4年生以上を対象としたもので、館内に展示しているSDGsの17の開発目標にちなんだ絵本のなかから、掲示されているパネルに書かれたヒントをもとに「ワルビリーの推し絵本」17冊を選び出す内容です。すべての絵本の題名をあわせると謎の俳句が見つかります。

ワルビリーからのちょうせんじょう SDGsで謎の俳句を解き明かせ! 10月1日から10月31日まで(大阪市立図書館,2021/9/4)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jofmzygq2-510#_510

researchmap、業績検索を含む新機能を追加

2021年9月2日、研究者向けの業績管理・発信サービスresearchmapが、業績検索、競争的資金業績とりまとめプラグイン、Googleアカウントによるログイン連携(SSO)の3つの新機能追加を発表しました。

業績検索では、業績タイトルでの検索の他、論文、書籍等出版物、講演・口頭発表等、受賞、共同研究・競争的資金等の研究課題、Works(作品等)、産業財産権、メディア報道、学術貢献活動、社会貢献活動、担当経験のある科目(授業)、所属学協会、委員歴といった業績ごとに検索を行うことができます。また、上記検索は研究者の氏名や所属などで絞り込みながら行うことも可能です。

競争的資金業績とりまとめプラグインは、研究代表者がコミュニティに同プラグインを設置すると、他の研究者が研究課題に関連づけて業績を登録することができる機能です。登録された研究課題の業績一覧は、CSVエクスポート等を利用して報告書の作成に利用することや、コミュニティページで競争的資金業績とりまとめプラグインを公開することで業績を公開することができます。

Googleアカウントによるログイン連携(SSO)は、機関IdPによるshibbolethログインに加え、Googleアカウントによるログインができるようになったものです。

川西町フレンドリープラザ(山形県)、トークイベント「「本のある場所」のいま あれから10年の記憶の記録。そして、コロナ禍のいま。」を開催

2021年9月25日、山形県の川西町フレンドリープラザが、同プラザ内の遅筆堂文庫において、一箱古本市in川西プレゼンツ「記憶の記録」として「「本のある場所」のいま あれから10年の記憶の記録。そして、コロナ禍のいま。」を開催します。

東日本大震災から10年、被災地の記憶を記録する作業に取り組んできた名取市図書館(宮城県)の加藤孔敬氏と、“一箱本送り隊”として被災地と関わってきたライター・編集者の南陀楼綾繁氏が「本のある場所」のいまについてトークを行うものです。

参加料金は1,000円(クッキー付き)で、定員は30人です。

また、同プラザのギャラリーにおいて、「「本のある場所」のいま展」が、9月22日から10月3日まで開催されます。雑誌『ダ・ヴィンチ』2021年6月号で特集された「10年後の被災地をめぐる「本のある場所」のいま」のパネル展で、被災地3県の書店・図書館・出版社・アーカイブ等における「本」に携わる人の今の様子や震災当時の様子が展示されます。