アーカイブ - 2021年 9月 14日

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早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)、2021年10月1日に開館予定

早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)は、2021年9月8日付けのTwitterにおいて、同館のウェブサイト公開を発表しています。

同館ウェブサイト上では、2021年10月1日に開館予定であり当面は事前予約制とすること、9月14日9時から予約の受付を開始することが記載されています。

@waseda_WIHL(Twitter, 2021/9/8)
https://twitter.com/waseda_WIHL/status/1435514364694433794

早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)
https://www.waseda.jp/culture/wihl/

英国王立化学協会、“Open Access Switchboard”への支援を発表

2021年9月7日、英国王立化学協会(Royal Society of Chemistry)は、オープンアクセス学術出版協会(OASPA)が主導する“Open Access Switchboard”(OA Switchboard)を支援することを発表しました。

OA Switchboardは、OA出版物に関する助成機関、研究機関、出版社間のコミュニケーションを合理化する情報交換ハブとして開発されました。2020年12月には、英・Jisc、英国研究・イノベーション機構(UKRI)、英・ウェルカム財団も支援を発表しています。

英国王立化学協会のClaudia Heidrich氏のコメントも掲載されており、OA Switchboardの導入によりレポートサービスの改善が見込まれ、関係者間でOA出版契約をよりよく管理できるようになると述べています。

Library of the Year 2021の優秀賞・ライブラリアンシップ賞・特別賞の受賞機関が発表

2021年9月11日、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)は、9月4日に実施したLibrary of the Year 2021(LoY2021)の二次選考会の結果を発表しています。

・LoY2021優秀賞
あかし市民図書館
指宿市立図書館および特定非営利活動法人本と人とをつなぐ「そらまめの会」
福井県立図書館・文書館・ふるさと文学館
三重県立津高等学校図書館

・LoY2021ライブラリアンシップ賞
滝川市立図書館
マンガ『夜明けの図書館』および関係者

・LoY2021特別賞
八戸ブックセンター

Library of the Year 2021 第二次選考会結果発表!(IRI, 2021/9/11)
https://www.iri-net.org/loy/loy2020_second_result/

帝京大学メディアライブラリーセンター、「MONDOストリートコンテスト」を実施中

2021年9月13日から9月30日まで、帝京大学メディアライブラリーセンターが、「MONDOストリートコンテスト」を実施しています。

側面が黒板になった本棚が52台並ぶ同センターの「MONDOストリート」で、学生ボランティア「共読サポーターズ」が、「〇〇にクラクラ」「意外な〇〇」をテーマに手書きのコメントでお薦め本の紹介を行っています。会場に掲示されたQRコードまたはTwitterから読みたくなった1枚に投票を行い、「リコメンドNo.1」が決定されます。

@Teikyo_MELIC(Twitter, 2021/9/13)
https://twitter.com/Teikyo_MELIC/status/1437338450181570562

南アフリカ高等教育委員会(CHELSA)、南アフリカの学術図書館の現状に関するレポートを公開

2021年9月10日、南アフリカ高等教育委員会(CHELSA)が、南アフリカの学術図書館の現状に関するレポート“The State of South African Academic Libraries Report”を公開したと発表しました。テーマは“Embracing New Frontiers”です。

2020年11月に、南アフリカの高等教育の変化・新型コロナウイルス感染症への対応の文脈で学術図書館を概観することを目的として、公立の高等教育機関の図書館26館を対象としてオンライン調査が行われました。レポートでは、同調査の回答20件を基に、「価値提供」「管理・運営」「資金」「施設とインフラ」「蔵書構築・管理」「人的資源」「連携」「新型コロナウイルス感染症への対応」「オープンアクセス」等の観点でまとめられています。

結論の箇所では、南アフリカにおいて、学術図書館は、多様な形式で活発な教育・学習・研究の新しい方法に対応する大学の戦略で重要な役割を果たす場所であること等が述べられています。

カナダの学術図書館員の求人広告における多様性に関する言及(文献紹介)

2021年9月5日付で、公平性・社会正義・情報に関するオープンアクセスのオンラインジャーナル“The International Journal of Information, Diversity, & Inclusion”のVOL.5 NO.3において、カナダ・ヨーク大学の図書館員Norda Bell氏による論文“An Exploratory Study of Diversity Statements in Canadian Academic Librarian Job Advertisements”が公開されました。

同氏は、2018年の1年間にカナダ・トロント大学が公開する求人広告ウェブサイトに掲載された、カナダの大学における図書館員・アーキビストの求人広告50件を対象に、多様性に関する言及について調査を行いました。論文では、調査の結果、全体で48件、対象の内の北米研究図書館協会(ARL)参加館の求人広告全て(29件)で多様性に言及していたことが述べられています。また、記載の内容について以下の4タイプに分けられると示しています。

・タイプ1「決まり文句(boilerplate)」:多様性・公平性に関する一般的な記述のみ(合計4件)

シルクロード国際図書館連盟の第1回大会が開催される(中国)

2021年9月7日、中国国家図書館(NLC)は、9月2日にシルクロード国際図書館連盟の第1回大会をオンライン方式で開催したことを発表しました。NLC及び浙江省文化・観光庁の主催による会議であり、中国側会場は浙江省杭州市に設けられました。

シルクロード国際図書館連盟は、中国が推進する「一帯一路」政策の文化面における取組として、2018年5月に設立されました。今回の大会には、アジア・欧州・アフリカ・オセアニア等の27か国から国立図書館長や文化機関の長計30人余りが、中国国内からも図書館長や研究者30人余りが参加しました。

大会上では、同連盟の目的・組織構成・メンバー・費用負担等の詳細を定めた「シルクロード国際図書館連盟運営規則」(丝绸之路国际图书馆联盟管理办法)が採択されました。この点について、同連盟の今後の運営及び持続的発展に果たす意義の大きさが強調されています。

NLCは大会上で「シルクロードデジタル図書館」や図書館員向け研修といったプロジェクトに関する発表も行っており、同連盟の枠組み内において、資料保存・デジタル化面での協力、図書館運営・人材育成面での交流を強化していく旨が述べられています。

欧州分子生物学機構ら、分散型ピアレビューエコシステムの基盤となるフレームワーク“DocMaps”の導入に関するパイロットプロジェクトを実施

2021年8月26日、欧州分子生物学機構(EMBO)は、米国のコールド・スプリング・ハーバー研究所(CSHL)、オープンアクセス誌eLife、米国の非営利団体Knowledge Futures Groupと協同で、分散型ピアレビューエコシステムの基盤となるフレームワーク“DocMaps”の導入に関するパイロットプロジェクトの実施を発表しました。

DocMapsは、機械読み取り可能な形式で、文書作成のプロセスを構造化して記述するためのフレームワークです。あらゆる種類の文書を対象とできる汎用性の高いフレームワークを志向していますが、当初の焦点は学術誌やプレプリントを対象としたピアレビュープロセスに当てられています。

今回のパイロットプロジェクトでは、CSHLが運営に携わるプレプリントサーバーbioRxiv及びmedRxivに投稿されたプレプリントのレビュー・その他の評価に対し、DocMaps が適用されます。これらのレビューはEMBOのプラットフォーム“Early Evidence Base”やeLifeのプラットフォーム“Sciety”にも集約されます。