アーカイブ - 2021年 8月 30日

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、AIくずし字認識アプリ「みを(miwo)」を公開

2021年8月30日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)が、AIくずし字認識アプリ「みを(miwo)」を公開しました。

カメラで資料を撮影し、ボタンを押すことで、人工知能(AI)がくずし字を現代の文字に変換するアプリです。CODHが開発した画像に含まれるくずし字を現代の文字に変換する(翻刻する)機能を備えたAIくずし字認識技術を誰でも気軽に使えることを目指して作成されました。『源氏物語』第14帖「みをつくし」にちなんだ名前で、Android版とiOS版があります。

AIくずし字認識については、CODHが開発したくずし字認識モデルKuroNet、および、Kaggleくずし字認識コンペで1位となったtascj氏が開発したくずし字認識モデルが用いられており、AIモデルの学習には国文学研究資料館が作成しCODHが公開する日本古典籍くずし字データセットを活用しています。

ニュース(CODH)
http://codh.rois.ac.jp/news/
※「2021-08-30 みを(miwo) - AIくずし字認識アプリを公開しました。ア」とあります。

ORCID, Inc.、一般公開ページのユーザーインタフェイスの更新を発表

2021年8月24日、ORCID, Inc.が、一般公開ページのユーザーインタフェイスの更新を発表しています。

ウェブコンテンツアクセシビリティガイドライン(WCAG)2.1のAAレベルを満たすようにしたこと、名前のセクションにおいて主に通用している名前を見やすく表示させたこと、ORCID iDを目立つようにしたこと、全ての個人情報をサイドバーにまとめたこと、公開されてるメールアドレスを目立たせたこと等が説明されています。

また、モバイルフレンドリーに改善するための初期的な改善を行っており今後もさらなる改善が計画されていることや、個人用ページの更新が予定されていることも紹介されています。

Check out the new user interface for the ORCID record!(ORCID,2021/8/24)
https://info.orcid.org/the-new-interface-for-the-orcid-record/

ISSN国際センター、ISSNペルーセンターの開設を発表:ペルー国立図書館が運営

2021年8月24、ISSN国際センターがISSNペルーセンターの開設を発表しています。

93番目のナショナルセンターで、ペルー国立図書館が運営します。

Peru joins the ISSN Network (August 2021)(ISSN国際センター,2021/8/24)
https://www.issn.org/peru-joins-the-issn-network-august-2021/
https://www.issn.org/wp-content/uploads/2021/08/Press-Release-PERU_FINAL.pdf
※二つ目のリンクがプレスリリース本文です[PDF:2ページ]

立正大学図書館、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため開始した古書資料館の蔵書を用いた変体仮名の読解に関する通信講座を今年度も開講

2021年8月20日、立正大学図書館が、古書資料館の蔵書を用いた変体仮名の読解に関する通信講座の受講生の募集をしています。

同講座は、従来は体面・集合型で行われていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点より、2020年度に初めて通信講座として行われました。

2021年度は、初級者コース「はじめての変体仮名」(定員40人)、中・上級者コース「物語『大織冠』で学ぶ変体仮名」(定員20人)の2コースが用意されています。

受講には事前の申し込みが必要で、抽選で受講者が決定されます。当選した受講者には資料が送付され、受講者が課題を郵送で提出すると、古書資料館の専門員が添削して返送します。2回分の課題を提出した人には修了証が発行されます。受講料は無料ですが、課題提出時の送料のみ受講者負担です。

立正大学古書資料館通信講座 受講生募集のお知らせ(立正大学図書館, 2021/8/20)
https://www.ris.ac.jp/library/news/kosho_20210820.html

立正大学図書館、「古書資料館バーチャルツアー」をリニューアル公開

2021年7月28日、立正大学図書館が、4月に公開した「古書資料館バーチャルツアー」をリニューアルしました。

主に画面内に表示されるアイコンをクリックすることで、書架の拡大画像およびタイトルを一覧(同学OPACへのリンクを含む)できる機能や、古書資料館の紹介動画やギャラリーなどを閲覧することができる機能が追加されています。

古書資料館バーチャルツアーリニューアルのお知らせ(立正大学図書館, 2021/7/28)
https://www.ris.ac.jp/library/news/cb6q79000000dner.html

古書資料館紹介(立正大学図書館)
https://www.ris.ac.jp/library/kosho/introduction.html
※バーチャルツアー

総務省情報通信政策研究所、「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」を公表

2021年8月25日、総務省情報通信政策研究所が、「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」を公表しました。

インターネット、ソーシャルメディア等のインターネット上のメディア、テレビ、ラジオ等の情報通信メディアについて、利用時間の長さ・時間帯、利用率、信頼度等を継続的に把握し、新聞、雑誌等の情報通信メディア以外のメディアを含め、メディア間の関係や利用実態の変化等を明らかにすることを目的として、総務省情報通信政策研究所が、東京女子大学現代教養学部 橋元良明教授ほかとの共同研究により、2012年から毎年実施している調査で、今回で9回目です。

「情報源としての重要度」は10代から30代では「インターネット」、40代から60代では「テレビ」が最も高いことや、「メディアとしての信頼度」は30代から60代では「新聞」が最も高く、10代では「テレビ」の信頼度が「新聞」よりも高いことなどが指摘されています。

枚方市(大阪府)、9月15日からオンラインで完結する図書館利用者登録「スマート登録」を開始:スマートフォン版ウェブページに表示されるバーコードによる「スマート貸出」等が可能に

2021年8月26日、大阪府の枚方市が、オンライン図書館利用者登録「スマート登録」を、9月15日から開始すると発表しました。

発表によると、「スマート登録」により、登録から電子図書館の利用まで、来館することなくオンラインで行えます。申請は専用のフォームから行い、手続きには、本人確認書類や市内在学・在勤証明書類(市外在住者のみ)を撮影した写真データが必要です。

登録完了後は、紙の貸出カードは発行されず、「ひらかた電子図書館」や、スマートフォン版「枚方市立図書館OPAC」の「利用照会」ページで表示されるバーコードでの貸出手続き「スマート貸出」、資料のインターネット予約が可能になると述べられています。

スマート登録(オンライン図書館利用者登録)のご案内(枚方市, 2021/8/26)
https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000036091.html

オーストラリア図書館協会(ALIA)、アフガニスタンの状況に関し声明を発表

2021年8月25日、オーストラリア図書館協会(ALIA)、アフガニスタンの状況に関し声明を発表しました。

アフガニスタンの全ての人々、特に女性や子どもにとって可能な限り最良の結果となること、国際連合の持続可能な開発目標(SDGs)に掲げられているジェンダー平等、教育の質、健康、幸福度(wellbeing)を権力者が尊重することを望んでいると述べています。

また、図書館は、それぞれのコミュニティに属するアフガニスタンの人々を可能な限りサポートし、新たな移民としてオーストラリアに来る人々を歓迎するとあります。

Latest News(ALIA)
https://www.alia.org.au/Web/About/News/Web/News/Latest-News.aspx
※2021年8月25日付で、“ALIA statement on Afghanistan”が掲載されています。

米・フロリダ大学図書館、フロリダ州の歴史的新聞20万ページをデジタル化しオンラインアクセス可能に

2021年8月24日、米国のフロリダ大学の図書館George A. Smathers Librariesが、フロリダ州の歴史的新聞20万ページをデジタル化し、同大学の新聞のデジタルアーカイブであるFlorida Digital Newspaper Library(FDNL)で公開したと発表しました。

プロジェクトは、フロリダ州立図書館・文書館から、図書館サービスおよび技術法の助成金の内5万3,040米ドルの資金提供を受けて実施されました。デジタル化には、同大学によりマイクロフィルム化された新聞が利用されました。

また、取組の一環として行われた、図書館員向けにプロジェクトやFDNLを説明するオンライン研修の録画が、あわせて公開されています。

本の特徴を把握するためのオープンな基準・データ・サービスを作る“Open Book Genome Project”(記事紹介)

2021年8月24日、Internet Archive(IA)の運営する電子書籍提供サイト“Open Library”に、“Open Book Genome Project”(OBGP)についての記事が掲載されました。

2003年から、本の内容の構成要素を分析するプロジェクト“Book Genome Project”が実施されていました。OBGPの使命として、本の特徴の全体的な把握を可能とするオープンな基準・データ・サービスを生み出す、オープンかつコミュニティに支援された“Book Genome Project”を作ることが掲げられています。

記事の中では、本の推薦、類似点・相違点に基づく本の比較、より正確な要約の作成等のため、一般の人々にとって、本に関するデータをより利用・アクセスしやすいものとすることを目指すと述べています。また、数百万のIAの書籍を読み取り重要な点を抽出するボット“OBGP Sequencer”や、クラウドソーシング型の本レビューのタグ付けシステム“Community Reviews”のアプローチを活用するとあります。