アーカイブ - 2021年 8月 3日

【イベント】国立国会図書館(NDL)、令和3年度アジア情報研修を開催(12/2-3・オンライン)

国立国会図書館(NDL)は、2021年12月2日と12月3日に、独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所との共催で、「令和3年度アジア情報研修」をオンラインで開催します。

アジア情報の収集・提供に関するスキル向上を図るとともに、アジア情報関係機関間の連携を深めることを目的とした研修であり、今回のテーマは「国際化するアジアの諸課題を調べよう!~国際機関の文書と統計を使って~」です。

各種図書館、調査・研究・教育機関、中央省庁・地方公共団体の所属者、大学院生等を対象としており、定員は20人(原則、1機関につき1人)です。参加費は無料で、事前の申込・事前課題への回答が必要です。

主な内容は以下の通りです。

・12月2日
科目1 文書から調べる
講師:田中福太郎、伊勢田梨名(国立国会図書館関西館アジア情報課)

講演 アジア諸国の経済発展を比較する
講師:深尾京司氏(アジア経済研究所所長)

・12月3日
科目2 統計から調べる
講師:高橋理枝氏(アジア経済研究所学術情報センター図書館情報課)

Internet Archiveの25周年を迎えての振り返り(記事紹介)

米国の非営利団体Internet Archiveが25周年を迎えたことを受けて、2021年7月21日付で創設者のケール(Brewster Kahle)氏によるブログ記事が公開されています。ブログ記事では、Internet Archiveができるまで、非営利であること、振り返りと今後の展望について述べられています。

Internet Archiveができるまでとして、ケール氏が若い頃グーテンベルクの発明から前進した新しいメディアをつくることを支援したいと思っていたことなどが述べられています。リッチメディアの大規模コレクションのために機能するコンピュータの構築、ネットワークの発展などがあり、「すべての図書館(library of everything)」が構築されました。

Internet Archiveが非営利であることの理由として、Internet Archiveがすべての人のものを含んでいることが挙げられています。また、Internet Archiveの目標として、「新しいグローバルマインドをつくるために活用できるウェブの永続的なメモリを構築すること」、「経時的なデータから新しい洞察を与えるパターンを発見すること」、「歴史的資料であるだけではなく、インターネットの生きている一部分であること」が挙げられています。

学術出版関係機関と米国の国立研究機関、論文の著者名変更に関する連携を開始

2021年7月28日、米・ローレンス・バークレー国立研究所およびプレプリントサーバーarXivは、学術出版者や米国の国立研究機関が、論文の著者名変更に関する連携を開始すると発表しました。

参加機関は、arXivや米国化学会(ACS)をはじめとした17の学術出版関係機関・サービスと、ローレンス・バークレー国立研究所やアイダホ国立研究所といった米国の国立研究所17機関です。

発表では、今回の連携は、自身に代わって直接出版者やジャーナルに著者名変更のやり取りを行うよう、研究者が所属機関に依頼できる仕組みを提供するとしています。研究者は、あらゆるキャリア段階で、より容易に著者名の変更を行えるようになると述べられています。

韓国・教育部、夏休みの非対面での読書活動を支援するため、全国の児童・生徒・教員等を対象とした電子書籍サービスを実施:昨年より対象や冊数を拡充

2021年7月26日、韓国・教育部は、全国の児童・生徒・教員等を対象とした電子書籍サービス「북드림(BookDream)」の実施を発表しています。同部とロッテ奨学財団・教保文庫が締結した学校における読書教育振興のための業務協約に基づくものです。

夏休みの非対面での読書活動を支援することを目的としたもので、昨年4月から2か月間運営したものに続いて2回目の実施となります。昨年は児童・生徒が対象でしたが、今年からは教員および小中学校に就学していなかったり学業を中断した学生への支援事業でも活用できるようになったほか、1にあたり最大4冊まで利用可能だったものを10冊まで拡充しています。また、タイトル数も昨年の4万2,000点から約6万2,000点へと増加しています。

大阪北部地震により被害を受けた寝屋川市立中央図書館(大阪府)、2021年8月5日に寝屋川市駅前に移転し開館:既存の駅前図書館はこども図書館に

大阪北部地震により被害を受けた総合センターに入居していた大阪府の寝屋川市立中央図書館が、2021年8月5日に寝屋川市駅前のショッピングモール内に移転して開館します。

既存の駅前図書館は児童書を中心としたこども図書館として8月2日に開館しています。

また、新中央図書館の開館準備のための臨時休館明けの8月11日から、中央図書館の休館中に設置された臨時図書室が「西分室」として開室します。

寝屋川市立図書館
https://www.city.neyagawa.osaka.jp/organization_list/kyoiku_shakaikyoiku/tyuutosyo/tosyotop/index.html
※「寝屋川市立中央図書館 8月5日午後1時オープン」「駅前図書館は、こども図書館として8月2日開館します」「8月11日の休室あけから、臨時図書室は西分室として開室します」とあります。

米国デジタル公共図書館(DPLA)、ニュージャージー州・デラウェア州のサービスハブ“NJ/DE Digital Collective”からのコンテンツの提供を開始

2021年8月2日、米国デジタル公共図書館(DPLA)が、サービスハブ“NJ/DE Digital Collective”からのコンテンツの提供を開始したと発表しています。

“NJ/DE Digital Collective”は、ニュージャージー州立図書館(NJSL)とデラウェア州図書館局(DDL)が両州の文化遺産機関のために共同で創設したものです。NJSL・DDLをはじめ、ラトガース大学・デラウェア大学・プリンストン神学校・プリンストン大学といった20超える機関が、今回、“NJ/DE Digital Collective”を通じてDPLAに12万4,000点以上のデータを提供しています。

公開されたものには、ジャージーシティ公共図書館(Jersey City Free Public Library)のオランダ移民に関するコレクション、デラウェア美術館のイラストレータのハワードパイル(Howard Pyle)の手稿コレクション、 NJSLの1944年に同州に被害を与えたハリケーンに関するコレクション、ラトガース大学の1960年代・1970年代のオーラスヒストリーコレクション等が含まれます。

信州大学、オープンアクセス方針を制定

2021年8月2日、信州大学附属図書館は、信州大学が8月1日から信州大学オープンアクセス方針を施行し、同大学の研究者による研究成果(学術雑誌論文等および関係する研究データ)を、原則オープンアクセス(OA)とすることとなったと発表しています。

同大学の研究者が作成した研究成果を、同大学が運用する機関リポジトリ、または、その他研究者本人が選択する方法によって公開するとしています。

オープンアクセス方針を制定しました(信州大学附属図書館,2021/8/2)
https://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/news/2021/08/openaccesspolicy.html