アーカイブ - 2021年 7月 5日

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愛媛資料ネット、西日本豪雨(平成30年7月豪雨)における被災資料の目録作成作業が終了し返却の準備が整ったと発表

2021年7月2日、愛媛資料ネットが、同ネットの公式Twitterにおいて、西日本豪雨(平成30年7月豪雨)における被災資料の目録作成作業が終了し、宇和島市に返却する準備が整ったと発表しています。

コロナ禍で作業が中断した期間があり、作業期間は3年かかったと紹介されています。

@ehime_s_n(Twitter,2021/6/24・2021/7/2)
https://twitter.com/ehime_s_n/status/1408020138314539015
https://twitter.com/ehime_s_n/status/1410796498082615303

科学技術振興機構(JST)、研究課題を統合的に検索できるサービス「GRANTS」を開始

2021年6月30日、科学技術振興機構(JST)は、国の政策などに基づき研究開発を推進する事業により行われている研究課題を統合的に検索できるサービス「GRANTS」の開始を発表しました。国立情報学研究所(NII)で開発されたシステムをJSTが運用するものであり、同日正午から開始されています。

統合検索の範囲は「JSTプロジェクトデータベース、および科学研究費助成事業データベース(KAKEN)に収録されているデータ」となっていますが、今後段階的に参画するファンディングエージェンシーを拡充する旨が示されています。

トピックス一覧(JST)
https://www.jst.go.jp/report/index.html
※2021年6月30日付けで「研究課題を統合的に検索できるサービス「GRANTS」の開始について」が掲載されています。

国際図書館連盟(IFLA)、歴史的な建物の図書館への再利用に関する書籍をオープンアクセスで出版

2021年7月1日、国際図書館連盟(IFLA)の環境・持続可能性と図書館に関する専門部会(ENSULIB)は、歴史的な建物を図書館として再利用することに関する書籍“New Libraries in Old Buildings — Creative Reuse”を、オープンアクセスで出版したことを発表しました。

同書は、ENSULIBとIFLAの図書館建物および設備分科会(Library Buildings and Equipments:LBES)の協力により作成されたものです。古い建物や放棄された建物を図書館として再生する際の困難さと機会に焦点を当て、元々は別の目的を持っていた建物の変革について調査した内容となっており、公共図書館・学術図書館を対象としたケーススタディーを収録しています。

New publication from IFLA ENSULIB and LBE: "New Libraries in Old Buildings — Creative Reuse"(IFLA, 2021/7/1)
https://www.ifla.org/node/93984

Library Publishing Coalition(LPC)に“strategic affiliate”として北米研究図書館協会(ARL)が参加

2021年6月30日、北米研究図書館協会(ARL)は、新たに“strategic affiliate”の一員として、図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)に参加したことを発表しました。

“strategic affiliate”プログラムのウェブページによれば、参加申請に当たり、メンバーシップ制である、学術コミュニケーションに重点を置いている、図書館や出版社又はその両方と実質的な関わりを持っている等の条件を満たす必要があります。参加により、LPCの共同プロジェクトへの参画や、LPCが企画したイベントへの参加等の機会が与えられるとあります。

ARLの発表では、参加の動機として、大学出版の強化に向けた取組を進めるためと述べています。その上で、図書館の出版プログラムについて、大学出版の重要な構成要素であるとともに機関レベルでのオープンアクセスを推進する鍵となる、と評価しています。

研究データ同盟(RDA)に“organizational member”としてTaylor & Francisグループが参加

2021年6月28日、Taylor & Francisグループは、新たに“organizational member”の一員として、研究データ同盟(RDA)に参加したことを発表しました。

今回のRDAとのパートナーシップ強化について、研究成果の発見可能性・再現性・品質向上のため研究者によるデータのオープンな共有を支援するという、共通目標を強調するものであると述べています。

RDA事務局長のHillary Hanahoe氏によるコメントも掲載されています。同氏は、Taylor & FrancisグループとRDAとが長年協力してきたことに触れつつ、今回のRDA及びグローバル・コミュニティへの組織的・財政的な関わりの強化を歓迎しています。

Clarivate Analytics社、Journal Citation Reports(JCR)の2021年版をリリース

2021年6月30日、Clarivate Analytics社は、学術誌評価分析データベース“Journal Citation Reports”(JCR)2021年版のリリースを発表しました。

2021年版では、113か国の学術雑誌20,000誌以上の情報を収録し、収録誌のうち完全オープンアクセス(OA)誌は4,600誌以上です。また、収録範囲の拡大も図られ、新たに引用索引のArts&Humanities Citation Index(AHCI)及びEmerging Sources Citation Index(ESCI)が含まれるようになりました。このことにより、JCRの収録範囲は自然科学、社会科学だけでなく人文科学にも及び、Web of Science Core Collectionがカバーする研究分野の全範囲となったと述べています。

また、学術誌の新たな引用評価指標である“Journal Citation Indicator”の算出や、ユーザーインターフェースの改善等も行われています。

MOA美術館(静岡県)、同館駐車場を土石流の救助活動の対策拠点として提供するため臨時休館

静岡県のMOA美術館が、警察・消防・自衛隊の要請を受け、熱海市発生した土石流の救助活動の対策拠点として同館駐車時用を提供するため、2021年7月4日から7月8日まで臨時休館すると発表しています。

@moa_museum(Twitter,2021/7/4)
https://twitter.com/moa_museum/status/1411613097677053953

臨時休館のお知らせ(MOA美術館)
http://www.moaart.or.jp/rinnji/

西日本自然史系博物館ネットワーク、自然史系ミュージアム・コレクションの被災関連情報登録フォームを開設:2021年7月3日からの豪雨に伴う被害情報の登録を呼びかけ

2021年7月4日、西日本自然史系博物館ネットワークが、自然史系ミュージアム・コレクションの被災関連情報登録フォームを開設しました。

同ネットワークでは、文化遺産防災ネットワークの一員として、ミュージアムや関連コレクションの被災情報の把握に努めており、継続的な情報収集の窓口とするため開設しました。

同ネットワークでは、2021年7月3日からの豪雨に伴って、自然史系ミュージアムや関連コレクションに被害がある場合、同フォームから情報を寄せるよう呼びかけています。

自然史系ミュージアム・コレクションの被災関連情報登録フォーム(西日本自然史系博物館ネットワーク,2021/7/4)
http://www.naturemuseum.net/blog/2021/07/post_79.html

神奈川地域資料保全ネットワーク、「2021年7月1日より警報が発表されている大雨の被害に伴う資料保全のお願い」を発表

2021年7月3日、神奈川地域資料保全ネットワーク(神奈川資料ネット)が、「2021年7月1日より警報が発表されている大雨の被害に伴う資料保全のお願い」を同ネットワークのブログで発表しました。

同ネットワークでは、現在、被害情報の集約を始めており、生活再建に必要な書類や思い出の品などが被災してしまった場合、同ネットワークまで相談して欲しいと呼びかけています。新型コロナウイルス感染症の影響が続いているため、直接お伺いすることが適切であるとは限らないため、可能なかたちで対応するとしています。

2021年7月1日より警報が発表されている大雨の被害に伴う資料保全のお願い(神奈川資料ネット,2021/7/3)
https://kanagawa-shiryounet.hatenablog.com/entry/2021/07/03/203826