アーカイブ - 2021年 7月 19日

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図書館利用の変化に対応するための建物やテクノロジーの更新のために利用可能な基金“Libraries Improvement Fund”の申請受付が開始へ(英国)

英国において“Libraries Improvement Fund”の申請受付が2021年7月26日から開始されます。

コロナ禍により2020年3月開始予定が保留となっていた、イングランド全域の既存の文化基盤の改善と新規の文化基盤の提供を支援することを目的とする文化投資基金(Cultural Investment Fund)が設立されたことによるもので、文化開発基金(The Cultural Development Fund)・博物館不動産開発基金(The Museums Estate and Development Fund) ・図書館改善基金(Libraries Improvement Fund)の3種類の基金があります。

基準は、デジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)とイングランド芸術評議会(ACE)が定めており、助成金はDCMSから拠出され、ACEが管理・授与・検査を行います。

図書館改善基金(Libraries Improvement Fund)の2021年・2022年度の助成総額は500万ポンドで、人々の図書館利用の変化に対応するための建物やテクノロジーの更新のためのさまざまな取組に利用可能であり、

英国図書館(BL)、2020/21年度の年報を公開

英国政府のポータルサイト“GOV.UK”において、2021年7月15日付けで英国図書館(BL)の2020/21年度の年報が公開されました。

同館の6つの目標(コレクション管理、研究支援、ビジネス支援、文化への関与、学習の振興、国際連携)に関する取組や主要な指標の数値等の他、公共貸与権や財政状況について等がまとめられています。

また、これからの1年(The year ahead)の章で、新型コロナウイルス感染症感染拡大により、2020/21年度は通常の計画のリズムを根本的に変える必要性に迫られたこと、今後は、英国の復興およびコロナ禍における同館の運営モデル構築を行うことについて言及しています。

西宮市(兵庫県)、日本電信電話株式会社・NTT印刷株式会社と「生涯学習推進のための読書振興等に関する共同研究協定」を締結

2021年7月16日、兵庫県の西宮市が、日本電信電話株式会社(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)およびNTT印刷株式会社と「生涯学習推進のための読書振興等に関する共同研究協定」を締結したと発表しました。

読書が生涯にわたり学び続ける力の源になるという観点から、乳幼児への絵本贈呈やおはなし会が家庭における読書・読み聞かせの習慣につながるか、子どもの言語・感情発達を促すかについての研究成果を得ることが目的とされています。

その他、研究項目として、市民の絵本への興味・読書傾向の把握、乳幼児の絵本に対する色彩・デザイン・内容等の興味の傾向把握、家庭での読み聞かせが乳幼児・保護者の心理・精神面に与える影響等が挙げられています。

【お知らせ】「生涯学習推進のための読書振興等に関する共同研究協定」の締結について(西宮市, 2021/7/16)
https://www.nishi.or.jp/bunka/shisetsuannai/toshokan/oshirase/kyodokenkyu.html

一般社団法人日本出版者協議会(出版協)、「著作権法改正に関するアンケート調査」の結果を公開

2021年7月15日、一般社団法人日本出版者協議会(出版協)が、「著作権法改正に関するアンケート調査」の結果を公開しました。

同調査は、2021年5月25日から5月31日まで、出版協の会員に対し実施したものであり、会員社13社、賛助会員1人から回答を得たとあります。発表の中では、アンケート調査実施の目的とその項目、アンケート結果から見えてきたもの、アンケート結果の概要、特筆すべき回答がまとめられています。

「著作権法改正に関するアンケート調査」の結果報告(出版協, 2021/7/15)
https://www.shuppankyo.or.jp/post/oshirase20210715

参考:
改正著作権法が成立:図書館関係の権利制限規定の見直し等
Posted 2021年5月26日
https://current.ndl.go.jp/node/44070

文化審議会、登録有形文化財(建造物)の登録について答申:齋藤子爵水沢文庫図書庫・齋藤子爵水沢文庫図書閲覧所等

2021年7月16日、文化庁は、文化審議会が、同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、新たに220件の建造物を登録するよう文部科学大臣に答申したと発表しています。

対象には、郷土の子弟教育に資するために第30代内閣総理大臣斎藤實が生家跡に建てた私設図書館「齋藤子爵水沢文庫図書庫」「齋藤子爵水沢文庫図書閲覧所」(岩手県奥州市)が含まれているほか、東北大学の本多記念館(仙台市)、竹駒神社馬事博物館(宮城県岩沼市)、山縣有朋記念館別館(栃木県矢板市)等も選ばれています。

まんのう町立図書館(香川県)、10代の悩みを聞く「センパイ!聞いて」を同館の中高生向けコーナー「ティーンズのもり」で開始

香川県のまんのう町立図書館が、10代の悩みを聞く「センパイ!聞いて」を同館の中高生向けコーナー「ティーンズのもり」で、毎月第2水曜日に実施すると、同館の『図書館だより』2021年7月号で発表しています。

同町の寺院の僧侶が10代の悩みの相談に乗るもので、町内の中学校の図書館で開催された初回の様子や実施の経緯が、新聞で報じられています。

『図書館だより』には、「ティーンズのもり」には、10代が大人になるまで「命を守るため」「生き抜くため」「自分を見つめるため」に読んで欲しい本が集められいると紹介されています。

「ティーンズのもりで待っています センパイ!聞いて」『まんのう町立図書館 図書館だより』Vol.28(2021年7月)
https://www.manno-library.jp/opackensaku/index?id=0&menu=event&file=opackensaku/event

日本学術振興会(JSPS)・国立情報学研究所(NII)、人文学・社会科学総合データカタログ「JDCat」の運用を開始

2021年7月16日、日本学術振興会(JSPS)と国立情報学研究所(NII)が、人文学・社会科学総合データカタログ「JDCat」の運用開始を発表しました。

JSPSが推進している人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築推進事業によるものです。同事業に参画している研究機関(大阪商業大学JGSS研究センター、慶應義塾大学経済学部附属経済研究所パネルデータ設計・解析センター、東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター、一橋大学経済研究所、東京大学史料編纂所)が提供する多様な人文学・社会科学分野のデータを分野横断的に検索したうえで、各機関のデータにアクセスすることができます。今回は、社会科学分野のデータが公開されており、今年10月頃に人文学分野のデータが追加される予定です。

NIIのオープンサイエンス基盤研究センター(RCOS)が開発したリポジトリソフトウェアWEKO3をもとに構築されています。メタデータは社会科学分野の国際標準規格Data Documentation Initiative(DDI)に準拠し、日本語と英語で検索できるように設計されています。