アーカイブ - 2021年 7月 16日

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韓国・文化体育観光部、博物館を対象としたオンライン教育コンテンツ作成ガイドブックを作成

2021年7月15日、韓国・文化体育観光部は、韓国博物館協会と共同で、『博物館オンライン教育コンテンツ作成ガイドブック』を作成したと発表しています。

博物館のコレクションと人文学の組み合わせた教育プログラム「博物館道の上の人文学」事業を効果的に支援するために作成されたものです。コロナ禍において非対面での教育プログラムへのニーズが高まっていることから、博物館の現場においても良質のオンライン教育プログラムを用意できるよう作成されました。

ガイドブックでは、オンライン環境での効果的な教育計画、コンテンツ開発と検収、運用の項目で構成されており、コンテンツ作成のための準備事項、サービス環境別作成推奨規格、活用可能なプログラム、著作権の留意事項、品質管理点検表なども提供して、教育コンテンツに加え、オンライン展示の制作などでも活用できるようにしたとしています。

ガイドブックは「博物館道の上の人文学」への参加120館をはじめ全国の博物館に配布されるほか、韓国博物館協会や「博物館道の上の人文学」のウェブサイトでも公開されています。

鳥取県立公文書館・鳥取県立博物館、「高校生のための古文書ワークショップ」を開催

鳥取県立公文書館と鳥取県立博物館の共催により、2021年7月18日、「高校生のための古文書ワークショップ」が開催されます。

郷土の歴史に興味のある生徒、歴史学に興味があり大学等で日本史を研究してみたいと考えている生徒、学芸員など歴史に関わる職業に関心のある生徒を対象としたワークショップです。歴史学の一端に触れ、郷土の歴史や文化財に対する理解を深めるとともに、今後の進路選択に役立てててもらうことを目的としています。

江戸時代以前の古文書の取り扱い方等を学び、中世・近世のくずし字を解読して古文書の内容を要約、200字程度の展示用のキャプション(解説文)を作る内容です。

参加には事前の申込が必要で、定員は10人です。

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、「科学技術基本政策文書検索」を公開

2021年7月15日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、「科学技術基本政策文書検索」の公開を発表しました。

科学技術に関する基本政策について、政策文書の相互の関連や時系列的な動向を把握できるようにすることを目的としています。キーワードや期間を指定しての検索、あいまい検索、よく使われる語を大きく表示する「キーワードマップ」、キーワードの政策文書での出現回数の表示等の機能があると述べています。

発表によると、収録されている文書は以下の通りです。

・科学技術・イノベーション基本法 (2020年公布)/科学技術基本法(1995年公布)
・イノベーション活性化法/ 研究開発力強化法(2018年)
・科学技術基本計画(1996年度から5年ごと)
・科学技術会議の答申(1960年~1992年)
・統合イノベーション戦略 / 科学技術イノベーション総合戦略(2013年度から毎年)

科学技術基本政策文書検索の公開について(NISTEP, 2021/7/15)
https://www.nistep.go.jp/archives/47789

野球殿堂博物館図書室(東京都)、「野球で自由研究!お悩み相談コーナー」を開設

2021年7月15日、東京都の野球殿堂博物館図書室が、「野球で自由研究!お悩み相談コーナー」を開設することを発表しました。

7月22日から8月29日まで開設され、野球をテーマにした自由研究を行う小学生を対象に、テーマ決めや資料探し、まとめ方のサポートを行うと述べられています。

事前予約制であり、利用時間は1回45分で、各回4組までです。

トピックス(野球殿堂博物館)
https://baseball-museum.or.jp/library/books_cate/topics/
※2021年7月15日付で「野球で自由研究!お悩み相談コーナー開設」が掲載されています。

野球で自由研究!お悩み相談コーナー開設(野球殿堂博物館)
https://baseball-museum.or.jp/library/sodanshiyou_soushiyo/

英国のデジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)、オンライン環境でのメディアリテラシーに関する戦略を公開

2021年7月14日、英国のデジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)が、オンライン環境でのメディアリテラシーに関する戦略“Online Media Literacy Strategy”を公開しました。

同戦略は、3年間にわたり、メディアリテラシーに関する、より協調的で広範囲に届き、質の高い取組を行えるよう、関係機関を支援することを目的としています。目的を達成するために、英国におけるメディアリテラシーに関する戦略的方向性の提示、協調的アプローチの確保、主要なギャップへの対応、取組を行う機関にとっての障壁を減らして機会をつくることに取り組むとしています。

その他、メディアリテラシーの枠組みや特性、ユーザーグループ毎の特徴、誤情報(misinformation)と虚偽の情報(disinformation)、メディアリテラシー推進における政府と英国情報通信庁(Ofcom)の役割、メディアリテラシー分野における課題等がまとめられています。

帯広市図書館(北海道)、市内の小中学校の先生や児童保育センターの指導員等を対象に「夏休みGIGAスクール応援!帯広市電子図書館使いこなし教室」を開催:授業展開のアイデアを司書が紹介

北海道の帯広市図書館が、2021年7月28日、市内の小中学校の先生や保護者、児童保育センターの指導員を対象に「夏休みGIGAスクール応援!帯広市電子図書館使いこなし教室」を開催します。

4月に開設した帯広市電子図書館(小中学校で使用しているchromebookからも利用可能)を使いこなすためのテクニックを紹介するもので、クラス全員で同じ書籍を読む方法、外国語授業、SDGsやキャリア教育に活用できる授業展開のアイデアを司書が説明するとしています。

参加には事前の申し込みが必要で、定員は30人です。

文部科学省、『令和2年度 子供の読書活動の推進等に関する調査研究-調査報告書-』をウェブサイトで公開

文部科学省が、『令和2年度 子供の読書活動の推進等に関する調査研究-調査報告書-』(2021年3月付)をウェブサイトで公開していました。

電子書籍や電子メディアを活用した読書活動の推進、および、言語活動の充実に関する施策について、詳細な実態把握とその分析を行うことで今後の子どもの読書活動の推進に向けた一助とすることを目的に実施された調査の報告書です。調査は、2020年11月10日から2020年11月27日にかけて、47都道府県、1,788市区町村の教育委員会を対象にアンケート調査の手法により行われました。

また、同省の「子供の読書活動推進に関する有識者会議」等の議論を踏まえ、電子書籍を活用した子どもを対象とする取組に力を入れている地方公共団体・学校(矢板市(栃木県)、熱海市(静岡県)、熊本市、工学院大学附属中学・高等学校(東京都)、追手門学院幼稚園(大阪府)、広島県、札幌市、高森町(長野県)、関市(岐阜県)、大阪市)へのヒアリング調査も行っています。

愛知県、愛知県図書館で発生した学校記念誌の切り取り被害に関する調査結果を公表

2021年7月12日、愛知県は、愛知県図書館で発生した学校記念誌の切り取り被害に関する調査結果を公表しています。同館では7月9日に県内の学校記念誌58冊の切り取り被害が判明しており、被害の状況の詳細は確認中としていました。

今回の発表では、調査の結果、7月9日の発表以降に新たな被害図書は発見されなかったとしています。あわせて、被害を受けた「県内小・中・高等学校及び大学の記念誌など58冊」のリストも公表しています。なお、被害を受けた図書は修理を行った上で、閲覧希望者には職員の目の届くカウンター内で閲覧に供するとしています。

愛知県図書館における図書の切取り被害について(愛知県, 2021/7/9)
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/bunka/kenntosyo030709.html

国立情報学研究所(NII)、CiNii ArticlesのCiNii Researchへの統合スケジュールを公表

2021年7月12日、国立情報学研究所(NII)は、CiNii ArticlesのCiNii Researchへの統合スケジュールを公表しました。あわせて、CiNii ArticleとCiNii Researchとの差異をまとめた表も公開されており、CiNii ResearchではAPIとしてResourceSyncを実装予定である旨等が記されています。

統合スケジュールによれば、APIの公開(OpenSearch、JSON-LD、ResourceSync)、書き出し機能のリリースは2021年10月、その他に示されている機能のリリースは全て2022年4月となっています。

米国情報標準化機構(NISO)、査読に関する標準用語集“A Standard Taxonomy for Peer Review”をANSI/NISO規格として制定するためのワーキンググループを設置

2021年7月15日、米国情報標準化機構(NISO)は、査読に関する標準用語集“A Standard Taxonomy for Peer Review”をANSI/NISO規格として制定するためのワーキンググループを設置することを発表しました。

“A Standard Taxonomy for Peer Review”は、国際STM出版社協会の“Peer Review Taxonomy”についてのワーキンググループが作成したものであり、査読に関する用語や定義の標準化を行っています。国際STM出版社協会側のワーキンググループは、NISOが設置するワーキンググループと統合される予定です。

現在、国際STM出版社協会は“A Standard Taxonomy for Peer Review”のバージョン2.0を提供しています。NISOはバージョン2.0を発展させたバージョン3.0を作成し、パブリックコメントを実施した後に、NISO内でのレビュー・承認を経て正式なANSI/NISO規格として発行する予定とあります。

欧州研究評議会(ERC)、「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)に署名

2021年7月14日、欧州研究評議会(European Research Council:ERC)は、同日に2022年の作業プログラムが採択されたことを発表しました。

この採択を機に「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)に正式に署名すること(formal endorsement)もあわせて発表しています。ERCは、DORAの原則を統合した研究評価手順の幅広い実施が、オープンサイエンスへの公正な移行の鍵になると確信している、と述べています。

ERC PLANS FOR 2022 ANNOUNCED(ERC, 2021/7/14)
https://erc.europa.eu/news/erc-2022-work-programme

@DORAssessment(Twitter, 2021/7/14)
https://twitter.com/DORAssessment/status/1415289782884839425

韓国・国立障害者図書館、本の概要を確認できるDAISYファイルを3日以内で提供するサービスの試験運用を開始

2021年6月30日、韓国の国立障害者図書館が、韓国国立中央図書館(NLK)が所蔵する本の概要を確認できるDAISYファイルを3日以内で提供するサービス「3日DREAM」の試験運用を7月1日から11月30日まで実施すると発表しています。

同サービスは原文をスキャンした後、最低限の編集のみ行って製作し提供されます。多くの誤りが含まれる可能性や、図表が省略されること、ナビゲーションは目次(1段階)とページ情報のみ提供されるとが留意点としてあげられており、正確な品質のものを利用したい場合には、国立障害者図書館のウェブサイトから申し込む必要があります。

同時に申し込みが可能な冊数は3冊で、スキャンが不可能な資料、教科書、辞書、年鑑、白書、統計といったサービスの対象外の資料もあります。