アーカイブ - 2021年 7月 13日

日付

中国・北京の首都図書館が北京大興国際空港内に分館を設置(記事紹介)

中国・京報網は、2021年7月9日付け記事において、北京の首都図書館が北京大興国際空港内に分館を設置したことを報じています。北京大興国際空港は2019年9月の開港であり、建築家の故ザハ・ハディッド氏が設計に携わったことでも知られています。

記事によれば、首都図書館大興空港分館は、大型ハブ空港内に設置された中国初の公共図書館となります。すでに試行運営を実施しており、2021年7月中に正式に運営を開始します。スペースは計2か所に分かれており、合計面積は約500平方メートルです。年中無休で、一日当たり12時間の貸出・閲覧サービスを無料で提供するとあり、貸出可の印刷版書籍1万冊余りの他、電子書籍20万冊余り、オーディオブック58万集、音楽作品150万曲余り、データベース18点が利用可能となっています。また、将来的には各種イベントの開催も予定しています。

書籍の貸出には利用者登録が必要です。満13歳以上で中国の「第二世代身分証」を有する利用者であれば、保証金100元を支払うことにより自動発行機での利用者カード発行が可能です。書籍の返却は、同館以外に北京市内の公共図書館388館でも行うことができます。

中国・武漢大学、図書館内に古典籍保護・文献修復研究センターを設置

中国・湖北省の武漢大学図書館は、2021年7月11日付けのお知らせで、7月9日に同館で開催された「2021年全国大学図書館古典籍保護学術セミナー」及び「武漢大学古典籍保護・文献修復研究センター設立式」の様子を紹介しています。

お知らせによれば、武漢大学古典籍保護・文献修復研究センターは武漢大学図書館本館D棟の2・3階に設置され、同館の古典籍保護、文献修復、整理研究を推進します。湖北省図書館館長・湖北省古典籍保護センター主任の劉偉成氏のコメントも紹介されており、湖北省古典籍保護センターと武漢大学古典籍保護・文献修復研究センターとの協力事業を進めるとしています。

武汉大学古籍保护暨文献修复研究中心揭牌(武漢大学図書館, 2021/7/11)
http://www.lib.whu.edu.cn/news/newDetail.html?id=253705

中国の文化・観光部、2020年の文化・観光発展統計公報を公表:公共図書館に関する統計も掲載

2021年7月5日、中国の文化・観光部は、2020年の文化・観光発展統計公報の公表について発表しています。

公報の中には全国の公共図書館に関する統計情報(2020年末時点)も掲載されており、次のような内容等が示されています。

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)、学術研究に果たす大学・研究図書館の役割をテーマに行った調査の結果報告書を公開

2021年7月8日、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)、学術研究に果たす大学・研究図書館の役割や可能性をテーマに行った調査の結果報告書を公開しました。英国芸術・人文科学研究会議(AHRC)と共同で行った同調査の「図書館」の定義には、アーカイブズ・特別コレクション・博物館・美術館も含まれています。

報告書では、研究パートナー・リーダーとしての大学・研究図書館の現在の役割や、それらの役割を強化する可能性、その際に直面する課題について詳細に概観しています。そして、得られた10の重要な知見をあげるとともに、図書館・学術コミュニティーのメンバー・設置母体・RLUK・AHRCに対して13の広範囲な提言を行っています。

また、英国内外から集められた研究のパートナー・リーダーとしての図書館の事例を示す詳細なケーススタディーもあわせて紹介されています。

米国議会図書館(LC)、長期保存のための推奨フォーマットのガイド“Recommended Formats Statement”の2021-2022年版を公開

米国議会図書館(LC)が、長期保存のための推奨フォーマットのガイド“Recommended Formats Statement”の2021-2022年版を公開しています。

同ガイドは年1回更新されており、2020-2021年版から、コンテンツ分類“GIS, Geospatial and Non-GIS Cartographic”等で改訂が行われました。

Library of Congress Recommended Formats Statement - 2021-2022(LC)
https://www.loc.gov/preservation/resources/rfs/index.html

フィリピン国立図書館(NLP)、ISBN等の国際標準番号申請のためのオンラインシステムを提供開始

2021年6月25日、フィリピン国立図書館(NLP)が、国際標準番号申請のためのオンラインシステム“ International Standard Numbering Systems--Philippines Online Application Systems (INS-POAS)”の提供開始を、同館ウェブサイトとFacebookアカウントで発表しました。

同システムは、出版者をはじめとした利害関係者に効率的・効果的なサービスを提供することを目的としており、フィリピン国内で刊行された出版物について、ISSN、ISBN、ISMN等の識別子の申請が可能です。書誌サービス等を行う部門“Bibliographic Services Division”と情報技術に関する取組を行う“Information Technology Division”が協力し開発しました。

同館ウェブサイトとFacebookの投稿では、提供開始に際して国際ISSNセンター等から寄せられたメッセージや、“INS-POAS”の使い方の説明をまとめた映像が公開されています。

国文学研究資料館、東海大学付属図書館と覚書を締結:東海大学が所蔵する国文学者・池田亀鑑の旧蔵書「桃園文庫」をデジタル化公開へ

2021年7月8日、国文学研究資料館が、東海大学付属図書館と日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画におけるデータベース構築に関する覚書を締結したと発表しています(6月17日付)。

国文学研究資料館が、東海大学が所蔵する国文学者・池田亀鑑旧蔵の「桃園文庫」(『源氏物語大成』を編纂する過程で購入した『源氏物語』の写本をはじめ、『伊勢物語』『土佐日記』などの王朝文学に関するさまざまな資料約2,000点を含むコレクション)のデジタル化を3年計画で進め、「新日本古典籍総合データベース」で順次公開するものです。

福井県立図書館、郷土資料コーナーパネル展「戦前の福井の絵葉書~『デジタルアーカイブ福井』を使ってみよう~」を開催:利用方法やブリック・ドメイン・マークの説明等

福井県立図書館が、2021年7月16日から9月29日まで、郷土資料コーナーパネル展「戦前の福井の絵葉書~『デジタルアーカイブ福井』を使ってみよう~」を開催します。

4月に、戦前期の福井県の絵葉書を「デジタルアーカイブ福井」上で公開したことをうけて、「デジタルアーカイブ福井」の利用を促進するため、その利用方法や絵葉書の一部をパネル展示・動画紹介するものです。

「デジタルアーカイブ福井」に公開されている主な絵葉書の紹介や、県立図書館ウェブサイトからの利用方法、画像の利用方法、パブリック・ドメイン・マーク(PDM)の説明といった内容になっています。

県立図書館でパネル展「戦前の福井の絵葉書~『デジタルアーカイブ福井』を使ってみよう~」を開催します(福井県,2021/7/9)
http://www2.pref.fukui.jp/press/view.php?cod=42a9Sf1623810618S6

公益財団法人大宅壮一文庫、小学生から高校生までを対象にイベント「夏休みは、雑誌図書館に行こう!」を開催

明治時代以降の雑誌を所蔵する公益財団法人大宅壮一文庫が、2021年7月・8月に小学生から高校生までを対象にイベント「夏休みは、雑誌図書館に行こう!」を開催します。

内容は、「雑誌についての話」「書庫見学」「調べたいテーマの雑誌記事を見つける」の3点です。

以下の4つの日程から選んで参加できます。(各回1時間半を2回受講)

・7月26日、 8月2日
・7月30日、 8月6日
・8月5日、8月12日
・8月17日、8月24日

参加にはメールでの申し込みが必要で、参加費用は、参加費500円(2回分)と、持ち帰りコピー料金の実費(白黒1枚20円、カラー1枚40円)です。定員は1 回の開催につき 小学生2人・中高生2人までです。

トピックス(大宅壮一文庫)
https://www.oya-bunko.or.jp/tabid/165/Default.aspx
※2021年6月26日付けで「夏休みは、雑誌図書館に行こう!」とあります。