アーカイブ - 2021年 6月 16日

【イベント】2021年度第1回J-STAGEセミナー「研究成果発信の多様化とジャーナル:査読の改善に向けて」(7/28・オンライン)

2021年7月28日、2021年度第1回J-STAGEセミナー「研究成果発信の多様化とジャーナル:査読の改善に向けて」が、オンラインで開催されます。

2021年度のJ-STAGEセミナーは、研究成果公表の場が多様化し、ジャーナルでの論文公開の意義や付加価値等、運営を見直す事例や、新たな学術コミュニケーションの形成が見られることから、年間テーマを「研究成果発信の多様化とジャーナル」と定めて情報を提供するとあります。

第1回セミナーでは、査読に着目し、学術出版業界における査読体制の現状と課題、改善方策、新しい査読事例の紹介が行われます。

参加費は無料であり、事前の申し込みが必要です。

当日の主なプログラムは以下の通りです。

・Fundamental principles of peer review and peer review ethics
Trevor Lane氏(出版倫理委員会(COPE))

・Strategies and practices for improving peer review
Dugald McGlashan氏(INLEXIO)

・論文査読の問題点とeLifeなどによる新しい試み
水島昇氏(東京大学)

国際図書館連盟(IFLA)、図書館とWikimediaプロジェクトをつなぐことを目的とした “WikiLibrary Manifesto”に署名

2021年6月15日、国際図書館連盟(IFLA)が、“WikiLibrary Manifesto”への署名を発表しました。

“WikiLibrary Manifesto”は、Linked Open Data(LOD)等のオープンな形式での知識の流通を促進するために、図書館と、WikibaseをはじめとしたWikimediaのプロジェクトをつなぐことを目的とした声明です。目標として、芸術・文化・科学のためのLODネットワークの構築および実現が掲げられています。ウィキメディア・ドイツと図書館の間の議論と協力により作成された、FAIR原則の適用を支援するものであり、7つの原則と5つの方策で構成されています。

発表の中では、図書館とWikimediaは、情報と知識の共有という同一の目的を持っていることが述べられています。

IFLA signs the WikiLibrary Manifesto(IFLA, 2021/6/15)
https://www.ifla.org/node/93952

米・LYRASIS、電子書籍プラットフォームの提供等を行うBiblioLabs社を買収

2021年6月15日、米国の図書館等のネットワークLYRASISが、図書館向け電子書籍プラットフォームの提供等を行っているBiblioLabs社を買収したと発表しました。

発表の中では、今回の買収により、BiblioLabs社はミッション主導型(mission-driven)の非営利モデルに移行すること、既存の電子書籍サービスを強化する機会となること等が述べられています。また、BiblioLabs社はLYRASISの一部門として同じスタッフ、プログラム、名称で運営を継続し、LYRASISおよびBiblioLabs社が提供しているサービスの中断はないとあります。

米国図書館協会(ALA)、コロナ禍における図書館等によるインターネット接続機器購入等を支援する「緊急接続基金(ECF)」を活用したサービス実施を支援するツールキットを公開

2021年6月15日、米国図書館協会(ALA)は、71.7億ドル規模の「緊急接続基金」(Emergency Connectivity Fund:ECF) による助成を活用したサービス実施を支援するためのツールキット“Emergency Connectivity Fund - Information for Libraries”を公開しました。

「緊急接続基金」は、米国救済計画法(American Rescue Plan Act of 2021:ARPA)に基づいて資金が拠出されます。館外・校外からインターネットアクセスできない図書館利用者・児童生徒・教職員が使用するデバイスを購入したりブロードバンドアクセスを契約するための資金を、公共図書館、部族図書館、高等学校までの学校に提供するプログラムです。図書館や学校は、2021年7月1日から2022年6月30日の間に行われた同プログラムの対象となる機器やサービスの購入のための資金を申請することができます。申請期間は6月29日から8月13日までです。

韓国、農漁業者の生活の質の向上および農山漁村地域の開発促進に関する特別法の施行令を一部改正:農漁業者への公共サービスの最低目標水準に図書館に関する項目を設定

2021年6月15日、韓国・農林畜産食品部は、農漁業者の生活の質の向上および農漁村地域の開発促進に関する特別法の施行令の一部改正が国務会議で決定されたと発表しています。

2011年から適用している「農漁村サービス基準」(農漁業者の生活の質を一定水準に維持・向上させるための公共サービスの最低目標水準を定めたもの)を拡大するとし、基礎的な生活サービスへのニーズの高まりや、生活密着型社会的共通資本(SOC)を拡充する流れを受け、今回新たに「図書館」「体育施設」等の項目が設けられました。アクセスにあたっての利便性等の目標値について、農林畜産食品部の告示を施行令公布後に改正するとして、図書館については「10分以内」とする予定としています。

駒澤大学、『禅籍目録 電子版』を公開:同大学図書館刊行『新纂禅籍目録』を電子データ化

2021年6月4日、駒澤大学が『禅籍目録 電子版』を公開しました。2019年から試行運用されていました。

同大学図書館刊行の『新纂禅籍目録』が電子データ化したものですが、今回、さらに「敦煌禅宗文献目録」および「禅籍抄物」に関するデータベースの一部も追加されています。

また、「禅籍抄物」については準備が整い次第、順次追加公開される旨案内されています。

『禅籍目録 電子版』公開のお知らせ(駒澤大学, 2021/6/4)
https://zen-branding.komazawa-u.ac.jp/news/1519/

禅籍目録 電子版(駒澤大学)
https://zenseki.komazawa-u.ac.jp/

米国議会図書館(LC)、新型コロナウイルス感染拡大防止のため休止していた閲覧サービスを14か月以上ぶりに再開

新型コロナウイルス感染拡大防止のため閲覧サービスを休止していた米国議会図書館(LC)が、2021年6月1日から、閲覧サービスを14か月以上ぶりに再開しています。

6月1日からは、法律図書館(Law Library)、地理 ・地図(Geography and Map)閲覧室、手稿(Manuscript)閲覧室、逐次刊行物・政府刊行物(Serial and Government Publications)閲覧室が再開され、6月14日からは、舞台芸術(Performing Arts)閲覧室、録音資料(Recorded Sound)閲覧室、版画・写真 (Prints and Photographs)閲覧室、動画(Moving Image)閲覧室が再開しています。

利用にあたっては、事前にレファレンスインタビューを受けて、24時間前までに電話かオンラインレファレンスサービス“Ask a Librarian”を通じて予約する必要があります。