アーカイブ - 2021年 6月 1日

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韓国・ソウル特別市西大門区、一人暮らしの高齢者や福祉施設利用者にオーディオブック端末や電子書籍端末の貸出を行う「訪問型電子図書館事業」を開始

2021年5月31日、韓国・ソウル特別市西大門区が、6月から、一人暮らしの高齢者や、福祉施設の利用者を対象に、オーディオブック端末や電子書籍端末の貸出を行う「訪問型電子図書館事業」を実施すると発表しています。

一人暮らしの高齢者には、健康・文学・歴史分野のコンテンツが収録されたオーディオブック端末100台が貸出されます。高齢者でも使いやすい機器となっており、また、読み上げ機能もあるため、視覚障害者の利用も想定されています。

区内9つの福祉施設(高齢者・障害者・多文化支援)には電子書籍端末100台の貸出が行われます。端末搭載のコンテンツに加え、西大門区立図書館が提供する電子書籍も利用できます。文字を拡大しての利用も想定されています。

端末の貸出期間等の詳細な運営規定は参加機関が決定します。また、一人暮らしの高齢者や福祉施設利用者を対象とした端末の利用方法に関する講座を開催するほか、端末の利用状況を監視して効果を分析しサービスの改善も推進するとしています。

saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/05/31)」の結果を発表

2021年5月31日、saveMLAKが、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/05/31)」の結果を発表しました。

同調査は、2021年5月10日にsaveMLAKが結果を公開した第18回調査に続く、第19回目の調査として、5月28日10時から5月31日19時にかけて実施されました。調査対象は、全国の公共図書館等1,728館です。

発表によると、新型コロナウイルス感染症の影響で休館している図書館は342館と、前回調査時点の150館から倍増しており、入館記録を取っているのは278館でした。また、緊急事態宣言の対象となっている10都道府県の図書館では、51.99%の287館が休館していると述べられています。ウェブページでは「緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の影響」、「各図書館の状況・取り組み」等についてもまとめられています。

同調査のデータは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0で公開され、saveMLAKのウェブページからダウンロードできます。また、調査の根拠となったウェブページの中で、可能なものはInternet ArchiveとArchive todayに保存され、調査時点のページを閲覧できます。

神戸市、広報用で撮影した写真等を提供するウェブサイト「PHOTO PORT」を公開

2021年5月21日、神戸市が、広報用で撮影した写真等を提供するウェブサイト「PHOTO PORT」の公開を発表しました。

同市は、記録用写真やフィルムのデジタル化を神戸アーカイブ写真館で行っており、今回、約2,500点がクリエイティブ・コモンズ表示- 非営利- 継承 4.0 国際(CC BY-NC-SA 4.0)で公開されました。発表の中では、写真を順次追加していく予定と述べられています。

神戸の魅力を伝えるデジタル写真アーカイブ ウェブサイト「PHOTO PORT」をオープンします(神戸市, 2021/5/21)
https://www.city.kobe.lg.jp/a57337/shise/press/621495427698.html

PHOTO PORT
https://www.photoport-kobe.jp/

フィンランド国立図書館、同館の日本関連コレクションをオンラインで検索可能に

2021年5月31日、フィンランド国立図書館が、同館の日本関連のコレクションを、統合検索サービス“finna”上でのオンライン検索を可能にしたと発表しました。

検索可能となったのは、 “Japonica collection”と“Buddhist collection”です。これらのコレクションは、これまで紙でのみ目録が作成されており、オンラインでの検索ができなかったと述べられています。

“Japonica collection”は、20世紀初期にヘルシンキ大学が、フィンランドの初代駐日公使であるG. J. Ramstedt等から寄贈を受けた和書等、約620タイトル1,400冊以上で構成されています。“Buddhist collection”は、1968年に駒澤大学と愛知学院大学から寄贈を受け、1973年に補完されたものであり、主に仏教関連の文献で構成されています。

なお、資料はフィンランド在住者が利用でき、特別コレクションに該当する資料は特別コレクションの閲覧室で利用可能とされています。

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)の管理・経営上の拠点に

2021年5月18日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)は、同財団が国際インターネット保存コンソーシアム(IIPC)の管理・経営上の拠点となったと発表しています。

IIPCの上級プログラムオフィサーである英国図書館(BL)のOlga Holownia氏がCLIRのスタッフになったことによるものです。

CLIRは2017年からIIPCの財務上の拠点ともなっています。

CLIR Becomes Administrative Home for International Internet Preservation Consortium(CLIR,2021/5/18)
https://www.clir.org/2021/05/clir-becomes-administrative-home-for-iipc/

フランス国立図書館(BnF)、北米におけるフランスに焦点を当てた電子図書館“La France aux Amériques”を公開

2021年5月27日、フランス国立図書館(BnF)が、電子図書館“La France aux Amériques”を公開したと発表しました。

BnFが2017年から提供している、国内外の機関との協力により構築された電子図書館のコレクション“Patrimoines Partagés”に含まれるものです。

“La France aux Amériques”は、BnFと18のフランス・カナダ・米国・英国の文化機関や大学の協力により作成されました。16世紀から1900年にかけての、北米におけるフランスに焦点を当てており、歴史・知識・社会・経済等に関連する資料2,000件以上が提供されています。

Patrimoines Partagés : découvrez La France aux Amériques(BnF, 2021/5/27)
https://www.bnf.fr/fr/actualites/patrimoines-partages-decouvrez-la-france-aux-ameriques

宮城県図書館、東日本大震災文庫ミニ展示「2011+10 ―2021年発行の震災関連資料―」を実施

宮城県図書館が、2021年6月1日から7月30日まで、同館3階の東日本大震災文庫にて、東日本大震災文庫ミニ展示「2011+10 ―2021年発行の震災関連資料―」を実施しています。

東日本大震災から10年となる2021年の1月から3月にかけて発行された関連資料の一部を集めたものです。

東日本大震災文庫ミニ展示「2011+10 ―2021年発行の震災関連資料―」(宮城県図書館)
https://www.library.pref.miyagi.jp/latest/events/exhibition/1751-2021.html

参考:
宮城県図書館、東日本大震災文庫ミニ展示「手をそえてくれた人たち」を実施
Posted 2021年3月1日
https://current.ndl.go.jp/node/43398