アーカイブ - 2021年 5月 26日

荒川区立ゆいの森あらかわ、「図書館員からあなたへ オーダーメイドBOOKフェア」の展示を実施中

2021年5月21日から6月16日まで、東京都荒川区立ゆいの森あらかわ えほん館において、「図書館員からあなたへ オーダーメイドBOOKフェア」の展示が行われています。

4月11日から4月29日にかけて、ゆいの森あらかわで、図書館員が子どもに合わせたオーダーメイドの絵本セットを貸し出す「図書館員からあなたへ オーダーメイドBOOKフェア」が実施されていました。

同フェアで貸し出された絵本のほか、絵本セットを貸し出す際に使用した白い紙袋に絵本を読んだ児童が描いた絵や、保護者からのコメントとそれに対する司書からのメッセージが展示されています。

「図書館員からあなたへ オーダーメイドBOOKフェア」の展示をしています!(荒川区)
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a004/kouhou/houdou/20210521.html

中国国外に所在する中国古典籍のデジタルアーカイブ「漢典重光古籍数字化平台」が公開される

中国・四川大学による2021年5月19日付けの記事で、5月18日に行われたデジタルアーカイブ「漢典重光古籍数字化平台」(「漢典重光」古典籍デジタル化プラットフォーム)の正式公開が紹介されています。

四川大学は、阿里巴巴(アリババ)公益基金会、中国国家図書館、浙江図書館、米・カリフォルニア大学バークレー校らと共同で、中国国外に所在する中国古典籍のデジタル収集・公開に取り組む「漢典重光」プロジェクトを進めていました。今回、その成果として「漢典重光古籍数字化平台」が公開されました。

「漢典重光古籍数字化平台」では、第一次公開分としてカリフォルニア大学バークレー校が所蔵する古典籍20万ページが公開されており、宋・元代の刊本をはじめとする貴重書40種余りも含まれています。また、これらの古典籍画像には、阿里巴巴と四川大学が共同で開発した人工知能(AI)技術を用いた文字認識も行われており、全文検索が可能となっています。

記事では、阿里巴巴の研究開発機関である「達摩院」院長の張建峰氏による発言も紹介されており、文字認識の精度は97.5%に達したことや、今後も米国・欧州・日本・韓国等の図書館と協力し国外所在古典籍の「デジタル帰国」を進めること、文字認識の精度・速度向上に取り組むこと等が述べられています。

“Journal Citation Indicator”の問題点(記事紹介)

学術情報流通に関連した多様な話題を提供する学術出版協会(Society for Scholarly Publishing:SSP)運営のブログ“The Scholarly Kitchen”に、2021年5月24日付けで記事“Journal Citation Indicator. Just Another Tool in Clarivate’s Metrics Toolbox?”が掲載されています。筆者は出版コンサルタントのPhil Davis氏です。

Clarivate Analytics社が新たに発表した学術誌単位の引用評価指標“Journal Citation Indicator”(JCI)は、同社の説明によれば、研究分野ごとに異なる出版率・引用率を正規化することにより、研究分野を超えて解釈・比較できる指標です。なお、JCIの値は、過去3年間に当該学術誌に掲載された全ての論文・レビューの相対被引用度(Category Normalized Citation Impact:CNCI)の平均値であると説明されています。

米国図書館協会(ALA)、米国の公共図書館の建設・改修に必要な費用の分析結果を発表

2021年5月20日、米国図書館協会(ALA)が、米国の公共図書館の建設・改修に必要な費用の分析結果をまとめた“data brief”を公開しました。

公共図書館の築年数は平均して40年以上であり、築100年を超える館も数百あると述べられています。発表の中で、カリフォルニア州をはじめとした9つの州とワシントンD.C.における公共図書館施設のニーズに関する調査では、施設の建設・改修のために80億ドル以上が必要なことが示されているとしています。

また、同調査の対象地域の人口が米国の総人口に占める割合から、米国全体で320億ドルが必要であると考えられ、現在の公共図書館の財政状況を踏まえると、費用を賄うのに25年以上かかると指摘しています。

国立図書館のコレクション構築に関する会議“National Libraries Now 2021”が2021年9月にオンラインで開催予定

2021年9月16日から17日にかけて、国立図書館のコレクション構築に関する会議“National Libraries Now 2021”がオンラインで開催されます。

同会議は、英国図書館(BL)、ベルギー王立図書館(KBR)、ジャマイカ国立図書館のコレクション担当職員が主催者となっており、開催にあたり欧州国立図書館員会議(CENL)からの助成を受けています。

開催のねらいとして、国立図書館のコレクションに直接携わる図書館関係者が集まり、キュレーターとしての現在の実践と新しいアプローチを共有すること、そして、国際連携につながる長期的なネットワークの確立を挙げています。特に、国立図書館における職務とコレクション上で「包摂性」(インクルージョン)がどのように表現されているのかを検討したいと述べています。

同会議の主要言語は英語となっており、発表やワークショップ等が予定されています。2021年6月19日まで、発表に関する提案資料の提出を受け付けています。

改正著作権法が成立:図書館関係の権利制限規定の見直し等

2021年5月26日、図書館関係の権利制限規定の見直し等を含む改正著作権法案(著作権法の一部を改正する法律案)が、参議院本会議において可決・成立しました。

本会議投票結果(参議院)
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/204/204-0526-v001.htm

第204回国会での内閣提出法律案(内閣法制局)
https://www.clb.go.jp/recent-laws/diet_bill/id=3796
※「第204回国会での提出案件」の閣法番号57に「著作権法の一部を改正する法律案」が掲載されています。

米国学校図書館員協会(AASL)、コロナ禍での休校時の学校図書館の状況調査の最終調査の結果を公表:遠隔授業に移行するための教員の努力を支援し導くために学校図書館員は不可欠

2021年5月18日、米国学校図書館員協会(AASL)が、コロナ禍での休校時の学校図書館の状況に係る一連の調査の最終調査の結果を公表したことが発表されています。

調査結果は、AASLの機関誌“Knowledge Quest”のウェブサイトに5月3日付で公開されており、学校図書館員は、遠隔授業に移行するための教員の努力を支援し導くために不可欠であることが分かったとし、専門能力の開発、より多くの授業の担当、授業における技術面での教員の支援、デジタルツール等のオンライン資源の選定といった面で責任が増大したとの回答が寄せられたと紹介されています。

また、実務面に関しては、技術的なトラブルシューティング、電子書籍の利用促進、バーチャルに係る専門能力の開発、オンライン上のツールやデータベースの利用方法を段階的に説明する資料の作成に係る業務が増えたとの回答が寄せられたとしています。

AASLでは、2021学年度の学校計画策定にあたって、この調査結果は、教育・学習の変革における学校図書館員の重要な貢献を示すために管理職者と話し合うにあたって、有力なアドヴォカシーツールとなるとしています。

石川県、「新石川県立図書館」の愛称を募集

2021年5月24日、石川県が、「新石川県立図書館」の愛称を募集すると発表しています。

2022年度前半に移転開館予定の石川県立図書館の愛称を募集するもので、応募期間は5月27日から7月9日までです。最優秀賞(1人)には図書カード3万円分、優秀賞(2人)には図書カード5千円分が送られます。

愛称は、応募された作品を参考に決定するとされています。

県民文化スポーツ部 文化振興課 新図書館整備推進室 新着情報
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/library_seibi/index.html
※「「新石川県立図書館」の愛称を募集します!(2021年5月24日)」とあります。

「新石川県立図書館」の愛称を募集します!(石川県)
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/library_seibi/aisyo_bosyu.html