アーカイブ - 2021年 4月 22日

米国国立公文書館(NARA)、同館の目録および1940年国勢調査のデータセットを公開

2021年4月19日、米国国立公文書館(NARA)が、同館の目録および1940年国勢調査のデータセットを公開したことを発表しました。

発表によると、同館の目録のデータセットには、メタデータや1億2,700万件以上のデジタルコピーへのURL等の、225ギガバイトのデータが含まれています。1940年国勢調査のデータセットは、調査結果の記録である“population schedule”の画像約370万件やメタデータ等を含む、15テラバイトのデータが提供されています。

データセットは、「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」が提供する“Registry of Open Data”を介して利用できると述べられています。

National Archives Releases Catalog, 1940 Census Datasets(NARA, 2021/4/19)
https://www.archives.gov/news/articles/catalog-census-datasets

岐阜県図書館、18歳までに岐阜に恋しよう!企画『破天荒作家・栗山圭介と若者たちとのチャンバラトーク!』を開催:ラジオ番組の公開収録

岐阜県図書館が、2021年5月5日に、18歳以下の子どもを応援する活動をしている一般社団法人「GLIP」との共催で、18歳までに岐阜に恋しよう!企画『破天荒作家・栗山圭介と若者たちとのチャンバラトーク!』を開催すると発表しています。

「FMわっち『栗山圭介』のradio GLIP」の公開収録で、岐阜県関市出身の作家・栗山圭介氏と、岐阜のこと、将来のこと、図書館のことなどを楽しくお喋りする内容です。参加費は無料ですが、定員は先着148人(事前申込制)です。

収録内容は図書館特集として後日放送されます。

電子出版制作・流通協議会(電流協)、「電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2021年04月01日)」を公表

2021年4月22日、電子出版制作・流通協議会(電流協)が、「電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2021年04月01日)」を公表しました。

前回2021年1月1日時点と比べ、実施自治体は62増加し205自治体、電子図書館(電子書籍貸出サービス)は62増加し201館となっています。

お知らせ(電流協)
https://aebs.or.jp/
※2021年4月22日欄に「電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2021年04月01日)公表の件」とあります。

電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2021年04月01日)(電流協)
https://aebs.or.jp/Electronic_library_introduction_record.html

デジタルライブラリーの利用状況へのコロナ禍の影響:セルビアの公共図書館の事例(文献紹介)

オンラインジャーナル“Journal of Web Librarianship”において、2021年4月14日付で、論文“The Impact of the COVID-19 Pandemic on Digital Library Usage: A Public Library Case Study”が公開されました。

セルビア共和国・クニャジェヴァツの公共図書館“Njegos”のJelena Ćirića氏とベオグラード大学Vinča Institute of Nuclear SciencesのAleksandar Ćirić氏によるものです。

Abstractによると、コロナ禍でのロックダウン政策下で公共図書館が利用者に提供できた唯一のものがデジタルコンテンツであり、同館においても、デジタルコンテンツへのアクセスの改善や利用の促進に努めたとしています。本文献は、今後のサービス改善につなげるために行った同館のデジタルライブラリーへのアクセスの分析結果をまとめたものです。

岡山県立図書館、「平成30年7月豪雨災害デジタルアーカイブ」を公開

2021年4月22日、岡山県立図書館が、「平成30年7月豪雨災害デジタルアーカイブ」を公開したと発表しています。公開日は4月1日で、県庁の危機管理課から資料提供を受け、同館が運営する「デジタル岡山大百科」内に構築したものです。

搭載データ件数は、写真ファイル1,007件、動画ファイル66件で、「平成30年7月豪雨」の災害データを地域別、分類別(災害記録、復旧・復興、ボランティア活動)に探すことができます。

「平成30年7月豪雨災害デジタルアーカイブ」公開!(岡山県,2021/4/22)
https://www.pref.okayama.jp/site/presssystem/713343.html

@okayama_preflib(Twitter,2021/4/22)
https://twitter.com/okayama_preflib/status/1385126222129033219

『カレントアウェアネス-E』411号を発行

『カレントアウェアネス-E』411号を発行しました。

■E2371■ 図書館に関する意識:新型コロナウイルス感染症の影響
総務部企画課・渡邉由利子
電子情報部電子情報企画課資料デジタル化推進室・川島隆徳

■E2372■ 2020年度NDLデジタルライブラリーカフェ<報告>
電子情報部電子情報流通課・鈴木遼香,高橋美知子

■E2373■ 第31回保存フォーラム:戦略的「保存容器」の使い方<報告>
収集書誌部資料保存課・加山菜穂子

■E2374■ 米国で電子書籍の法定納本が開始される
関西館電子図書館課・渡部淳

■E2375■ フランス国立図書館(BnF)における研究活動
関西館図書館協力課・野村明日香

■E2376■ 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2021/4/20)
関西館図書館協力課調査情報係

E2372 - 2020年度NDLデジタルライブラリーカフェ<報告>

ディスカッションでは,データの利用拡大には,流行や時事によらず多様に使える汎用的なオープンデータセットの提供や,巨大で多様なデータの統合的な分析に使えるように,メタデータへの日本十進分類法(NDC)による分類付与やData Catalog Vocabulary(DCAT)等の標準的な語彙とWARPからの出力項目との対応表の作成・公開が有効等の意見があった。

E2375 - フランス国立図書館(BnF)における研究活動

2020年9月,フランス国立図書館(BnF)が,同館における研究活動についてまとめた報告書“La recherche à la Bibliothèque national de France”を公開した。BnFの設立に関する1994年1月3日付のデクレ(行政命令)にある通り,資料の収集・保存・管理・提供だけでなく,所蔵資料に関する研究プロジェクトの実施も同館の使命の一つである。その成果は,シンポジウム,展示会,刊行物,ウェブサイトや,人文・社会科学分野のブログのプラットフォーム“hypotheses.org”上のページ等で発表されている。毎年刊行される活動報告書で,各年の研究内容等について言及されているが,研究活動に焦点を当てた報告書は今回初めて作成された。本稿では,報告書の内容を中心に,BnFの研究活動に関する取組の一端を紹介する。

E2371 - 図書館に関する意識:新型コロナウイルス感染症の影響

国立国会図書館(NDL)では,2014年および2019年に「図書館利用者の情報行動の傾向及び図書館に関する意識調査」を実施した(E1667,E2225参照)。公共図書館に関する意識や情報行動の変化を把握するために,数年に一度程度の頻度でこのような調査を行うことを想定していたが,2020年,新型コロナウイルス感染症の流行により人々の意識や行動に大きな変化が生じたことが推測されたため,2019年に続けて2020年12月11日から15日にかけて調査を実施した。

E2374 - 米国で電子書籍の法定納本が開始される

2020年12月14日,米国において,著作権登録に関する規則(PART 202, Title 37, Code of Federal Regulations)の改正により,オンラインのみで出版された電子書籍(electronic-only books)が法定納本の対象となる最終規則(final rule)が発効した。この最終規則の要点を紹介したい。

E2373 - 第31回保存フォーラム:戦略的「保存容器」の使い方<報告>

2020年12月16日から2021年1月15日まで,国立国会図書館(NDL)は,第31回保存フォーラム「戦略的「保存容器」の使い方―さまざまなカタチで資料を護る―」を開催した。保存フォーラムは,図書館等における資料保存に関する知識の共有,実務的な情報交換を意図した場である(E2236ほか参照)。今年は新型コロナウイルス感染症感染防止のため,オンライン会議ツールWebex Eventsを利用した参加登録者限定のオンライン動画配信という形で開催し,302人の参加があった。