アーカイブ - 2021年 4月 2日

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アイルランドの高等教育機関のコンソーシアムIReL、Springer Nature社と4年間の転換契約を締結

2021年4月1日、アイルランドの、公的資金に基づく高等教育機関による電子リソース契約のためのコンソーシアムIReLが、Springer Nature社と4年間の転換契約(transformative agreement)を締結したと発表しています。契約期間は2024年12月31日までです。

これにより、IReLの加盟機関の研究者はSpringer Nature社の2,300誌以上からオープンアクセス(OA)で研究成果を公開できるようになります。この契約で国内の研究者による年間350件以上の論文がOA化されると見込まれています。

また、加盟機関の研究者はSpringer、Palgrave、nature.comのAcademicジャーナル、Adisといったジャーナルの全てのコンテンツを閲覧できます。

Springer Nature社によると、全国規模の転換契約は今回で13件目とのことです。

国立国会図書館、学術文献の視覚障害者等用テキストデータの図書館等からの製作依頼を受付開始

2021年4月1日、国立国会図書館(NDL)は、学術文献の視覚障害者等用テキストデータについて、図書館等からの製作依頼の受付を開始することを発表しました。

製作対象はNDLが所蔵する学術文献であり、視覚障害者等用データ送信サービスの送信承認館が製作を依頼できます。製作されるテキストデータは、光学文字認識(OCR)をかけたのみで未校正のものと、人の目によって修正を行った校正済みのものであり、視覚障害者等用データ送信サービスから利用可能です。

2021年4月1日 学術文献の視覚障害者等用テキストデータの図書館等からの製作依頼を受け付けます(NDL, 2021/4/1)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2021/210401_02.html

和歌山大学図書館、図書館を知るクイズ「和大図書館ビギナーズ」をウェブサイトで公開:クリアした学生(1年生・2年生)に抽選で焼き立てパンをプレゼント

2021年4月1日、和歌山大学図書館が、図書館を知るクイズ「和大図書館ビギナーズ」を同館ウェブサイトで公開しました。開催期間は4月1日から5月21日までです。

図書館職員が館内を案内する「新入生図書館ツアー」に代えて、新たにゲーム感覚で取り組めるガイダンスとして作成されたもので、パソコンやスマートフォンから利用することができます。

「和大図書館ビギナーズ(入館編)」「和大図書館ビギナーズ(レポート準備編)」の2種類があり、両方をクリアした1年生・2年生の学生のうち、抽選で30人に好きな焼き立てパン2つがプレゼントされます。

図書館を知るクイズ「和大図書館ビギナーズ」を公開 ※1-2年景品あり(和歌山大学図書館,2021/4/1)
https://www.wakayama-u.ac.jp/lib/news/2021032900036/

九州大学附属図書館、「九州大学デジタル資料整備事業」を開始:九州大学基金の使途特定プロジェクト

2021年4月1日、九州大学附属図書館が、九州大学基金の使途特定プロジェクトとして「九州大学デジタル資料整備事業」を開始したと発表しています。

同事業は、デジタル資料等の学習・教育・研究環境の一層の充実をはかるとともに、貴重書等の保存とデジタル公開を促進するため、図書館への寄附を募る取組です。

一定額以上の寄附に対しては、特典として、図書館の貴重書等をモチーフにしたオリジナルグッズの提供、図書館の書架等への銘板設置、特定の資料のデジタル化権等が用意されています。

九州大学デジタル資料整備事業を開始しました(九州大学附属図書館,2021/4/1)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/40061

九州大学デジタル資料整備事業(九州大学附属図書館)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/kikin

佐賀大学地域学歴史文化研究センター、「小城鍋島文庫「日記」資料時系列データベース」を公開

2021年4月1日、佐賀大学地域学歴史文化研究センターが、「小城鍋島文庫「日記」資料時系列データベース」を公開しました。

佐賀大学附属図書館が所蔵する小城鍋島文庫に含まれる複数種類の日記の画像を日付で紐付け、複数種の日記の当該日付の部分を容易に検索・閲覧できるようにしたものです。

クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際(CC BY-NC-SA 4.0)のもと公開されており、記事を時系列で並べたりタイムライン上に可視化したりする用途にLinked Data化された時間情報解析ソフトウェアHutimeのデータセットが活用されているほか、画像はIIIFに対応しています。

@chiikigakusaga(Twitter,2021/4/1)
https://twitter.com/chiikigakusaga/status/1377428607836987395

国立国会図書館、「国立国会図書館ビジョン2021-2025 -国立国会図書館のデジタルシフト-」を公表

2021年4月1日、国立国会図書館(NDL)は、「国立国会図書館ビジョン2021-2025 -国立国会図書館のデジタルシフト-」を公表しました。

NDLは、2021年度から2025年度までの5年間を「国立国会図書館のデジタルシフト」推進期間と位置づけています。基本的役割である「国会活動の補佐」、「資料・情報の収集・整理・保存」、「情報資源の利用提供」、「各種機関との連携協力」の遂行に加え、情報資源と知的活動をつなぐ、以下の重点事業に取り組むとしています。

・国会サービスの充実
・インターネット提供資料の拡充
・読書バリアフリーの推進
・「知りたい」を支援する情報発信
・資料デジタル化の加速
・デジタル資料の収集と長期保存
・デジタルアーカイブの推進と利活用

伊万里市(佐賀県)、「昭和の波多津」写真展を「波多津町デジタルアーカイブ」で公開:公開にあたり「肖像権処理ガイドライン(案)」を参照

2021年4月1日、佐賀県の伊万里市が、「昭和の波多津」写真展を「波多津町デジタルアーカイブ」で公開したと発表しています。

同展は、2月から3月に波多津コミュニティセンターで開催したものの、新型コロナウイルス感染症対策で市民に閲覧を限定したため、今回、オンラインでも公開したものです。

同展で公開している写真の肖像権については、デジタルアーカイブ学会が公開している「肖像権ガイドライン(案)」に従い判断しているとしています。

「波多津町デジタルアーカイブ」は同市波多津町が保有する資料を、町民の共有資産としてデジタル化して保存する取組で、町民からの資料の提供を呼び掛けています。

「昭和の波多津」写真展をホームページで公開します(伊万里市,2021/4/1)
https://www.city.imari.saga.jp/18208.htm