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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2021年3月26日、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館長の諮問機関である「納本制度審議会」から提出された答申「オンライン資料の制度収集を行うに当たって補償すべき費用の内容について」を、ウェブサイト上で公開しました。
同答申は、有償またはデジタル著作権管理(DRM)ありのオンライン資料の収集や補償のあり方について、調査審議の結果を総括したものです。
納本制度審議会から答申が提出されました(付・プレスリリース)(NDL, 2021/3/26)https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2020/210326_01.html
納本制度審議会から答申が提出されました[PDF:693KB]https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2020/__icsFiles/afieldfile/2021/03/25/pr210326.pdf
2021年3月26日、フランスのルーブル美術館が、同館コレクションのオンラインデータベース“collections.louvre.fr”の公開を発表しました。
館内に展示中のものやフランスの他の機関へ長期貸出中のもの等も含め、同館の所蔵品の約75%に当たる、48万2,000件以上のデータが提供されています。各所蔵品はタイトル、制作日・場所、来歴を始めとしたデータが付与され、多くは画像も公開されています。
検索窓の他、絵画や彫刻といったカテゴリーごとの一覧、テーマでまとめられたアルバム、同館内の地図を用いて、検索・アクセスが可能です。
プレスリリースでは、オープンデータを推進するフランスの省庁横断組織“Etalab”によるオープンデータライセンス“Licence Ouverte”を採用していること、データベースは随時更新を行い、研究成果も反映すること等が述べられています。
2021年3月26日、総務省が「統計データ分析コンペティション2021」を開催することを発表しました。
高校生・大学生等による統計の有用性の理解、統計データ利活用拡大を目的としています。データサイエンス教育の汎用素材として作成・公開されている、地域別の統計をまとめた「教育用標準データセット」を用いた統計データ分析の論文を募集し、アイデアと解析力を競うコンペティションです。
「高校生の部」と「大学生・一般の部」があり、エントリー期間は5月10日から8月10日までです。
「統計データ分析コンペティション2021」を開催します!(総務省, 2021/3/26)https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei09_01000061.html
2021年4月24日と4月25日に、日本アーカイブズ学会2021年度大会がオンラインで開催されます。
4月24日は、会員のみの総会の後、三木由希子氏(特定非営利活動法人 情報公開クリアリングハウス理事長)による大会講演会「公文書管理法の10年――何が変わって何が変わらなかったのか」が行われます。
4月25日には、自由論題研究発表会の後、大会企画研究会「公文書管理法の10年―これまでとこれから―」が開催されます。
参加費は会員・非会員ともに無料であり、事前の申し込みが必要です。
日本アーカイブズ学会2021年度大会開催概要および参加登録について(日本アーカイブズ学会, 2021/3/15)http://www.jsas.info/?cat=5
参考: 【イベント】日本アーカイブズ学会2020年度大会(11/8、22・オンライン) Posted 2020年9月7日https://current.ndl.go.jp/node/41940
2021年3月26日、京都府立京都学・歴彩館は、同館が寄託を受けている「山本読書室資料」の一部の公開を開始し、閲覧できるようになったと発表しました。
「山本読書室資料」は京都の本草漢学塾「山本読書塾」旧跡に伝来した資料であり、今回は、松田清氏(京都大学名誉教授)が編集した『山本読書室資料仮目録 統合電子版』の「I 書籍・古文書類」のうち、目録番号1から4,000にあたる資料が閲覧可能となりました。
今後順次利用できる範囲を拡大し、2021年度中に全資料の閲覧を可能にする予定と述べられています。
なお、同資料の閲覧を希望する場合は、事前の調整が必要なため、同館古文書担当へ連絡することとされています。
山本読書室資料の(一部)公開をはじめました(京の記憶アーカイブ, 2021/3/26)http://www.archives.kyoto.jp/?p=7740
沖縄県図書館協会が、2021年3月28日付の同協会のブログで、『沖縄県図書館協会協会誌』第24号を刊行したと発表しています。
同号では「新型コロナと沖縄の図書館」を特集しており、以下のような記事が掲載されています。各記事はインターネット公開されています。
・沖縄の図書館スナップpart1
・コロナ禍による県内公共図書館の休館及びコロナ対策交付金の活用/原裕昭
・コロナ禍における生活困窮層の公共図書館の利用と支援情報の発信のあり方を考える/山口真也
・沖縄県立美里高等学校図書館における感染対策と利用状況の変化/仲松安花奈
・コロナ禍における学校図書館運営/﨑山理沙
・新型コロナ禍における対応の回想録/高山海梨
・新型コロナウイルス感染拡大は沖縄県内大学生の図書館利用にどのような影響を与えたか/望月道浩
・コロナ下の図書館司書課程の授業(雑感)/富永一也
・米国で沖縄研究情報を発信/佐藤光代
・Twitter にみる県立図書館のコロナ対応
・『琉球新報』『沖縄タイムス』に見る新型コロナと図書館(2020/01/01~2020/12/31)/沖縄県立図書館
・沖縄の図書館スナップ part2
2021年3月28日、東京都の板橋区立中央図書館の新館がオープンしました。同区の平和公園内に移転・開館したものです。
同館は「未来をはぐくみ、心の豊かさと新しい価値を創造し、“緑と文化”を象徴する図書館」を基本理念とし、「生涯を通じ、こころの豊かさを支える図書館」「課題解決型図書館」「学校・家庭と連携する図書館」「地域のコミュニティ形成を支援する図書館」「板橋の魅力“緑と文化”を象徴する図書館」を掲げています。
また、同館には、いたばしボローニャ絵本館が併設されています。同区では、「ボローニャ児童図書展」事務局より1993年から寄贈された海外絵本をもとに2004年に絵本館を設置しましたが、今回、新しい中央図書館に移転・併設したものです。絵本館には、世界約100か国、3万冊、70言語の絵本が所蔵されています。
3月28日に新中央図書館・ボローニャ絵本館がオープンします!(板橋区立図書館,2021/3/25)https://www.city.itabashi.tokyo.jp/library/oshirase/2000487.html
2021年3月26日、大阪市立東洋陶磁美術館が、ウェブサイト「大阪市立東洋陶磁美術館収蔵品画像オープンデータ」を公開したと発表しています。
同ウェブサイトには、同館所蔵の、国宝2件・重要文化財13件を含む23件の作品画像が搭載されており、「利用規約」にのっとることで、同当館への申請なく、自由にダウンロード、複製、再配布することが可能です。
利用規約によると、所蔵者名・撮影者名の表記や、編集・加工の表記等が必要で、また、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの表示4.0国際、と互換性があり、同利用規約が適用されるコンテンツはCC BYに従うことでも利用できるとしています。
「大阪市立東洋陶磁美術館収蔵品画像オープンデータ」サイト公開のお知らせ(大阪市立東洋陶磁美術館,2021/3/26)https://www.moco.or.jp/whatsnew/newarrival/2406/
2021年3月26日、愛知県図書館が、東三河地域(豊橋市・豊川市・蒲郡市・新城市・田原市・設楽町・東栄町・豊根村)の市町村・観光団体と、地域振興に係る情報発信の連携・協力に関する協定を締結したと発表しています。
同館では、1階エントランスのYotteko(ヨッテコ)において、県内各地域の観光パンフレット等を配置していますが、今回、協定を締結し、Yottekoに「東三河コーナー」を常設するものです。
同コーナーには、東三河地域の観光案内・移住定住関係・企業情報・グルメ等に関する資料が配置されます。
愛知県図書館が東三河地域の市町村及び観光団体と地域振興に係る協定を締結します(愛知県図書館,2021/3/26)https://www.aichi-pref-library.jp/index.php?key=bbn2gqbrr-218#_218
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
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