アーカイブ - 2021年 2月 3日

【イベント】2020年度KU-ORCAS国際シンポジウム「デジタルヒューマニティーズ推進のための環境構築とその課題」(2/27・オンライン)

2021年2月27日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)により、2020年度KU-ORCAS国際シンポジウム「デジタルヒューマニティーズ推進のための環境構築とその課題」がオンラインで開催されます。

参加費は無料であり、事前の申し込みが必要です。

当日の主な内容は以下の通りです。

・史的文字DBとその利活用について(仮)
馬場基氏(奈良文化財研究所 都城発掘調査部史料研究室 室長)
劉欣寧氏(台湾 中央研究院歴史語言研究所 助研究員 )

・漢学デジタル人文共通プラットフォームの需要と設計 The Functional Requirement and Designing of a Universal Digital Humanities Platform for Sinology
劉煒氏(上海図書館副館長)

・歴史ビッグデータ研究基盤のためのデジタルツールと相互運用性
北本朝展氏(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター センター長/国立情報学研究所 教授)

・「データ駆動による課題解決型人文学の創成」事業に向けて
山本和明氏(国文学研究資料館古典籍共同研究事業センター長)

松川村図書館(長野県)、「GoTo読書」キャンペーンに参加

2021年1月20日、長野県の「すずの音ホール 松川多目的交流センター」のFacebookアカウントに、同センター内の松川村図書館が「GoTo読書」キャンペーンに参加すると掲載されました。

未来屋書店石巻店(宮城県)のTwitter担当者によって考案された、全国の都道府県を舞台とする作品のフェアを行うキャンペーンであり、同館内には、日本各地を舞台とした多様なジャンルの書籍を集め、地区ごとにまとめた特設コーナーが設けられています。

また、書籍に関する情報提供も呼びかけています。

@Suzunonehall(Facebook, 2021/1/20)
https://www.facebook.com/Suzunonehall/posts/3688880524552139

米国議会図書館(LC)の写真コレクション“Anthony Angel Collection”(記事紹介)

2021年1月28日付で、米国議会図書館(LC)が、同館が所蔵する、米国の写真家Angelo Rizzutoが撮影した写真のコレクション“Anthony Angel Collection”に関する記事を、ブログで公開しました。

同コレクションは、1949年から1967年に撮影された、ニューヨークの写真等約60,000枚の写真により構成されており、約1,400枚の自由利用可能な画像がオンラインで公開されています。

記事の中では、同コレクションの組織化・記述を行ったプロジェクトについて紹介されています。コレクションには、コンタクトシート(写真の縮小版一覧)、印刷された写真、ネガフィルム、小冊子等が含まれており、撮影者であるAngelo Rizzutoによる記述が不足しているため、研究者向けの記述や検索システムの整備のためには課題があったと述べられています。

図書の「営業税」免除が2021年3月から開始(台湾)

2021年1月29日、台湾・文化部は、図書を対象とした「営業税」(日本の消費税に相当)の徴収免除を2021年3月から開始することを発表しました。

「文化芸術事業減免営業税及娯楽税弁法」の改正により実施されるものであり、申請手続きにより免税の認可を受けた図書が対象となります。なお、2021年1月末までにISBN又はeISBNが付与された台湾の図書は免税に当たり申請不要とあります。

圖書銷售免徵營業稅正式上路 促進圖書產業發展(台湾・文化部 2021/1/29)
https://www.moc.gov.tw/information_250_122912.html

関連:
文化藝術事業減免營業稅及娛樂稅辦法(文化部)
https://www.moc.gov.tw/information_310_20241.html
※「文化芸術事業減免営業税及娯楽税弁法」の条文です。

中国・北京市、歴史的建造物への図書館・博物館機能の導入を奨励する条例を制定

中国・新華網による2021年1月27日付け記事で、同日、中国・北京市の第十五回人民代表大会第四次会議において「北京歴史文化名城保護条例」が通過したことを紹介しています。北京市は2005年にも同名の条例を制定していましたが、今回内容を改めて新たに制定されました。

「北京歴史文化名城保護条例」は、北京の都市景観や歴史文化遺産の保護に法的保障を提供します。歴史的建造物の保存・利活用に関する条文も含まれており、歴史的建造物内に、図書館・博物館・美術館・書店といった文化・サービス機能を導入することを奨励しています。なお、条例の施行は2021年3月1日から行われます。

北京修订历史文化名城保护条例保护老城风貌(新華網, 2021/1/27)
http://www.xinhuanet.com/politics/2021-01/27/c_1127032017.htm

新型コロナワクチンの接種会場となる米国の公共図書館(記事紹介)

American Libraries(オンライン)のブログ“The Scoop”の2021年2月2日付の記事“A Shot in the Arm”が、新型コロナワクチンの接種会場となっている米国の公共図書館を紹介しています。

記事では、2020年、新型コロナウイルスの検査センター、3Dプリンターを用いた保護具の作成、フードパントリーへの食料を寄付する場所として、図書館は、コロナ禍対応に不可欠な施設として認識されたが、通常毎日開館していること、車椅子での利用も可能なこと、防犯カメラ等の防犯機能を備えていることなどから、2021年は、新型コロナワクチンの接種会場となることが要請されているとします。

そして、公共図書館が新型コロナワクチンの接種会場となった事例として、ニューヨーク州・スケネクタディ郡公共図書館(SCPL)を取り上げ、2020年12月には医薬品が到着し、2021年1月4日からは、通常プログラミングのために用いられる部屋で、1日100人から150人の接種が行われていると紹介しています。同館職員は問診表のコピー、在庫の管理、クリップボートやペンの調達、医療従事者が使うノートパソコンの提供、警備員付き添いのもとでのワクチンの搬入や、ガウン・手袋・マスク・注射器・注射器廃棄箱等の搬入・搬出といった作業を行っているとのことです。

中国国家図書館による地方図書館との文献共有・貸出計画(記事紹介)

中国の北京日報による2021年1月22日付け記事で、中国国家図書館による地方図書館との文献共有・貸出計画(原文「文献共享借阅计划」)の開始が紹介されています。

同計画は二つの段階に分かれています。第一段階では、地方図書館との協力を通じ、中国国家図書館が所蔵する複本を地方図書館での閲覧貸出に供します。第二段階では、全国における図書貸出のためのクラウドプラットフォームを構築し、協力館のサービスプラットフォームと接続することにより、資料の動態管理を実現するとしています。

中国国家図書館では、国内の公共文化サービスの発展状況における不均衡を考慮し、中西部や辺境地区の図書館との協力を優先して進めており、すでに黒竜江省・江西省・チベット自治区・甘粛省・湖北省・吉林省の6省における共有・貸出のシステム内に資料72.5万冊余りを提供しているとあります。

台湾国家図書館、台湾の修士・博士論文のうちインターネット未公開分を電子閲覧できるシステムを構築:同館内から利用可能

2021年1月22日、台湾国家図書館は、台湾の修士・博士論文のうちインターネット未公開分を電子閲覧できるシステム「台湾博碩士論文独立調閲系統」を構築し、館内から利用可能としていることを発表しています。

同館では学位論文約80万点の電子ファイルを所蔵していますが、そのうち30万点超は著者からの許諾が得られていないためインターネット上での閲覧・ダウンロードが不可となっています。これまで同館では、これらインターネット未公開分の論文は印刷版を用いて閲覧・複写する必要がありました。今回利用提供された「台湾博碩士論文独立調閲系統」は、これらインターネット未公開分30万点超の電子ファイルについても、同館内から閲覧・複写可能とするものです。

台湾の学位授与法では、学問分野によっては博士・修士論文の代替として作品等を提出することを可としています。これらマルチメディア形式の作品等を閲覧するためのシステム「博碩士電子論文数位影音串流系統」も新たに構築したこと、著者から許諾を得られたものは同システムを通じインターネット上で公開していることも発表しています。

福岡県内の図書館6館で、一斉展示企画「ゲームで読書しませんか?~ボードゲーム、カードゲーム、TRPGからデジタルゲームまで~」を実施

2021年2月2日、福岡県立図書館のウェブサイトで、ヤングアダルト向け一斉展示企画「ゲームで読書しませんか?~ボードゲーム、カードゲーム、TRPGからデジタルゲームまで~」の実施が発表されました。

ゲームに関する資料の展示を行うものであり、福岡県立図書館、福岡市総合図書館、福岡市博多図書館、小郡市立図書館、筑後市立図書館、大牟田市立図書館の6館合同で開催されます。

一斉展示企画「ゲームで読書しませんか?」(福岡県立図書館, 2021/2/2)
https://www2.lib.pref.fukuoka.jp/index.php?key=bbfdcdp5q-4371#_4371

参考:
CA1888 - 動向レビュー:図書館で「ゲーム」を行なう / 井上奈智
カレントアウェアネス No.330 2016年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1888

松川村図書館(長野県)、ボードゲーム体験会「NOボードゲーム NOライフ」を開催

2021年2月12日、松川村図書館(長野県)で、ボードゲーム体験会「NOボードゲーム NOライフ」が開催されます。

ボードゲームの内容は、お題に対して持参した本の文章を引用して回答しベストアンサーを選ぶ「みんなで本をもちよって ~Bring Your Own Book~」と、カタカナを用いずにカタカナ語の説明をする「カタカナ―シ」です。

対象は中学生以上で、定員は20人(要事前申込・先着順)、参加費は無料です。

@Suzunonehall(Facebook, 2021/1/5)
https://www.facebook.com/Suzunonehall/posts/3647949478645244

仙台市若林図書館、震災関連事業「荒浜の思い出、そして今、未来へー海辺の図書館写真展」を開催中

仙台市若林図書館が、同館が入居する若林区文化センターのアートギャラリーわかぶんにおいて、2021年2月2日から2月14日まで、震災関連事業「荒浜の思い出、そして今、未来へー海辺の図書館写真展」を開催中です。

東日本大震災で津波被害を受けた仙台市若林区荒浜にある「海辺の図書館」の専属カメラマン佐藤豊氏が収集・撮影した荒浜の過去と現在、そして未来への希望の架け橋となる写真を展示するものです。2月7日には、佐藤氏によるギャラリートークが行われます。

【若林】震災関連事業 震災関連事業「荒浜の思い出、そして今、未来へー海辺の図書館写真展」(仙台市図書館,2020/12/24)
https://lib-www.smt.city.sendai.jp/index.php?key=jokxiqr6r-577#_577

海辺の図書館
http://umibe.org/

2021年1月末の暴風雪で被災し臨時休館した秋田市立新屋図書館が再開

暴風雪で倉庫棟の屋根が被災し2021年1月29日から臨時休館していた秋田市立新屋図書館が、応急的な修繕が完了したことをうけ、2月2日、再開館しました。

@akitacity(Twitter,2021/1/29・2021/1/30)
https://twitter.com/akitacity/status/1354961838337708047
https://twitter.com/akitacity/status/1355328753941897218

東京文化財研究所、「斎藤たま 民俗調査カード集成」を公開

2021年2月1日、東京文化財研究所が、「斎藤たま 民俗調査カード集成」を公開したと発表しています。

民俗学者の斎藤たま氏(1936年~2017年)が民俗探訪の旅で採集し作成した調査カードを、同研究所の無形文化遺産部デジタル化し、調査の対象や地域、キーワードなどによって検索できるようにしたものです。

約4万7,000枚のカードのうち、現在、約6,000枚のカードに関する情報が公開されており、今後も作業が完了したカードから順次公開を進めていく予定としています。

「斎藤たま 民俗調査カード集成」の公開について(東京文化財研究所,2021/2/1)
https://www.tobunken.go.jp/info/info210201/index.html

斎藤たま 民俗調査カード集成(東京文化財研究所)
https://www.tobunken.go.jp/materials/saito-tama