アーカイブ - 2021年 2月 2日

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【イベント】大阪大学職員研修「コロナ禍を踏まえた大学図書館、研究者とオープンサイエンスの必要性」(2/15・オンライン)

2021年2月15日、大阪大学附属図書館が主催する大阪大学職員研修「コロナ禍を踏まえた大学図書館、研究者とオープンサイエンスの必要性」がオンラインで開催されます。

研究者・大学図書館員それぞれの立場からの講演を通じ、コロナ禍の影響と対応、学術情報へのアクセス、オープンサイエンスの重要性について状況の把握及び知見の共有を図るものとあります。

大阪大学の図書館職員および教職員等だけでなく、テーマに関心をもつ他大学等の関係者も参加可能となっています。参加費無料、事前申し込み要であり、申し込み期限は2021年2月9日です。

当日の主なプログラムは次のとおりです。

〇講演「コロナ禍における研究者のふるまいについて:新型コロナウイルス感染症の博士人材への影響に関するJGRADアンケート調査から」
 齋藤 経史氏(文部科学省・科学技術・学術政策研究所(NISTEP) 第1調査研究グループ上席研究官)
 齊藤 貴浩氏(大阪大学経営企画オフィス教授、NISTEP客員研究官)

〇講演「COVID-19とこれからの大学図書館(仮)」
 山形 知実氏(北海道大学附属図書館)

米・国家デジタル管理連盟(NDSA)、“Digital Preservation 2020”の記録動画を公開:2020年11月に開催されたデジタル保存に関する会議

2021年1月26日、米・国家デジタル管理連盟(NDSA)は、デジタル保存に関する会議“Digital Preservation 2020: Get Active With Digital Preservation”の記録動画を公開したことを発表しました。

“Digital Preservation 2020”は、NDSAにより2020年11月にオンラインで開催されました。記録動画はNDSAのYouTubeチャンネルで公開されているほか、発表スライドも非営利団体Center for Open Science(COS)の研究プロジェクト管理システム“Open Science Framework”(OSF)上に掲載されています。

宮城県図書館、公開講座「宮城と戦争の歴史をふり返る」をYouTube動画として公開

宮城県図書館は、2021年1月30日付けのTwitterにおいて、公開講座「宮城と戦争の歴史をふり返る」をYouTube動画として公開することを発表しています。

令和2年度「みやぎ県民大学」の一環であり、次の講義動画が掲載されています。

・古代蝦夷と律令国家の戦い(東北歴史博物館 相澤秀太郎氏)
・戊辰戦争と仙台藩(仙台市博物館 学芸企画室 中武敏彦氏)
・メディアから読み取る宮城と戦争(宮城県図書館 資料奉仕部長 根岸一成氏)

また、各講義の発表スライドをPDF化した資料もGoogle Drive上で公開されています。

@Miyagi_pref_Lib(Twitter, 2021/1/30)
https://twitter.com/Miyagi_pref_Lib/status/1355462136336506880

大阪市立中央図書館、図書展示「「全集」中、恋文の所収」展を開催:文豪の恋文を収めた全集の展示

2021年2月1日から2月17日まで、大阪市立中央図書館が、同館ティーンズコーナーで図書展示「「全集」中、恋文の所収」展を開催しています。

バレンタインデーにちなんだ企画であり、文豪の恋文を収めた全集の展示が行われています。

図書展示「「全集」中、恋文の所収」展 2月17日まで(大阪市立図書館, 2021/2/1)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=josekqqlz-3824#_3824

「全集」中、恋文の所収展 恋文リスト[PDF:853KB]
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?action=common_download_main&upload_id=33348

saveMLAK、「COVID-19の影響による専門図書館の動向調査(2021/02/01)」の結果を発表

2021年2月1日、saveMLAKは、「COVID-19の影響による専門図書館の動向調査(2021/02/01)」の結果を発表しました。

4回目にあたる同調査は、1月31日から2月1日にかけて、日本の専門図書館839館を対象に実施されました。

143館の図書館が休館、572館が開館、5館が廃止、119館が状況を確認できなかったと述べられています。なお、休館している143館のうち、9館は新型コロナウイルス感染症以外の理由で休館しています。発表の中では、休館する図書館の数やオンラインコンテンツを公開する機関の数が増加したと指摘されています。

その他、前回調査からの動きや、新型コロナウイルス感染症対応として各館が行っている取組がまとめられています。

調査のデータは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0で公開され、saveMLAKのウェブページからダウンロードできます。

関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、関西大学デジタルアーカイブで「長谷川貞信(初代、二代、三代)コレクション」を公開:塗り絵、ウェブ会議用背景画像集もあわせて公開

2021年2月1日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)が、関西大学デジタルアーカイブで「長谷川貞信(初代、二代、三代)コレクション」を公開したことを発表しました。

公開に合わせ、同コレクションを利用した、関西大学デジタルアーカイブ塗り絵「長谷川貞信コレクション」やウェブ会議用背景画像集も提供されています。また、2月1日から2月5日まで開催されている、ニューヨーク医学アカデミー(The New York Academy of Medicine)の図書館による塗り絵のイベントである“#ColorOurCollections”にも、参加・提供を行っていると述べられています。

関西大学デジタルアーカイブ塗り絵「長谷川貞信コレクション」とウェブ会議用背景画像集を公開いたしました(KU-ORCAS, 2021/2/1)
https://www.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/news/20210201_745/

英国国立公文書館(TNA)、オンライン展示“With Love”を公開:同館所蔵の「ラブレター」を8つのテーマに分類して紹介

英国国立公文書館(TNA)が、2021年1月11日に、オンライン展示“With Love Letters of love, loss & longing”を公開していました。

同展は、TNAの展示室Keeper's Galleryにおいて、2020年2月14日に開始し、同年7月5日までの開催予定であったものの、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のためのロックダウンにより終了した展示です。

いわゆるラブレターだけでなく、遺言、記録、官僚にあてた手紙など、様々な種類の愛情表現を読み取れるものも「ラブレター」とし、同館が所蔵する過去500年の間のこのような「ラブレター」を、「名声(reputation)」「犠牲(Sacrifice)」「裏切り(Betrayal)」「助言(Advice)」「悲嘆(Heartache)」「別離(Separation)」「家族(Family)」「遺産(Legacy)」の8つのテーマに分けて紹介しています。

同志社大学図書館(京都府)、「新今出川図書館計画に向けたアンケート調査」の集計結果を公開

2021年1月29日、京都府の同志社大学図書館は、「新今出川図書館計画に向けたアンケート調査」の集計結果を公開したことを発表しました。

1973年12月に竣工した、同志社大学の今出川図書館(京都市上京区)は、施設・設備の老朽化、耐震補強や耐震改修の必要性、書架の狭隘化等の課題を抱えているため、同大学は2025年の創立150周年に向けた優先的課題着手のための募金事業「2025 ALL DOSHISHA 募金」の施設設備事業に「今出川校地新図書館建設」を掲げ、新図書館計画へ向けた検討のための要件や学内の要望のとりまとめを行っています。その一環として、同館は同大学に在籍する全ての学生及び専任教員の意見・要望を幅広く聞き取ることを目的として、新今出川図書館計画に関するアンケート調査を実施しました。

調査は2020年11月2日から14日まで行われました。調査には1,974件の回答が寄せられ、回答の集計結果がPDF形式で公開されています。同館はアンケート調査の分析結果の要旨を示した同集計結果の5章で、新図書館に求められる機能として、「静寂な環境の拡充」、「開架・書庫スペースの拡充」、「PC利用環境の整備」、「防犯設備の設置」、「国際化への対応」などを挙げています。

2020年におけるマラケシュ条約加盟国拡大の展開とEIFLによる条約加盟国に対する支援(記事紹介)

2021年1月29日、途上国において図書館を通じたデジタル情報へのアクセスを推進しているEIFLは、2020年におけるマラケシュ条約加盟国拡大の展開とEIFLによる条約加盟国に対する支援等を紹介した記事として、“Marrakesh reaches 100 in 2020”を公開しました。

同記事は2020年に、セルビア、タンザニア、ベラルーシ、コートジボワール、エチオピアのEIFLのパートナー国5か国を含め、新たに15か国がマラケシュ条約に加盟し2020年末までに合計の加盟国が102か国に達したことを紹介しています。EIFLは、2016年に20か国でスタートした同条約が着実に加盟国を拡大した背景には、アクセシブルなフォーマットの出版物の割合が世界全体でわずか7%であるという「本の飢餓(Book Famine)」の解消に向けて、政府・図書館・視覚障害者団体が世界中で継続的な取組を進めていることの表れであるとして高く評価しています。

SPARC Europe、2021年から2024年までの次期4年間に関する新戦略を発表

2021年1月28日、SPARC Europeは、2021年から2024年までの次期4年間に関する新戦略を発表しました。

SPARC Europeは次期4年間について、公平、多様で持続可能なオープンサイエンス・オープンエデュケーションのエコシステム開発に中心的に取り組むことを表明し、次のような項目を新戦略の目標に掲げています。

・欧州におけるオープンアクセス・オープンスカラシップ・オープンサイエンス・オープンエデュケーションに関するポリシーの確立に努め、可能な限り全体の調和を図る
・研究・教育の場面で「オープン」に向けた流れを推進する
・研究・教育リソースが広く公開・共有されることを願う全ての人がより良い方法で実現できるように、「オープン」の利益が公平に甘受されるように努める
・オープンリサーチ、オープンエデュケーションの成果公開において多様性を促進する
・オープンリサーチの報酬とインセンティブのあり方を再考し、公的資金の助成を受けた研究の影響力を向上させる
・「オープン」を支えるインフラストラクチャーやサービスのエコシステムの持続を支援する

ポルトガル科学技術財団(FCT)がcOAlition Sに参加:参加機関は26に

2021年1月26日、cOAlition Sは、ポルトガル科学技術財団(Fundação para a Ciência e a Tecnologia:FCT)が新たに参加機関に加わったことを発表しました。

FCTは1997年に設立されたポルトガル国営の研究助成機関です。cOAlition Sはプレスリリースの中で、ポルトガルではFCTの下で先進的なオープンアクセス(OA)推進の取り組みが進んでおり、FCTは「プランS」の支持によりさらにその取り組みを加速させること、cOAlition SはFCTの参加により欧州におけるOA推進のための研究助成体制が強化されたことなどを紹介しています。

また、cOAlition SのExecutive DirectorであるJohan Rooryck氏は、「プランSの発効直後で、ポルトガルが欧州連合理事会の議長国にいるという大変良いタイミングでFCTの参加が叶い喜ばしく思う。他の多くの欧州諸国がcOAlition Sに参加し、公的助成を受けた研究成果物の完全即時OA化を実現できるように、模範となってくれることを願っている」とコメントしています。

FCTの参加により、cOAlition Sの参加機関数は26となりました。

オルトメトリクス指標を用いた新型コロナウイルス感染症関連文献の書誌計量(文献紹介)

2021年1月14日付で、医療分野のイノベーションや情報技術を扱ったオープンアクセスの査読誌“Journal of Medical Internet Research”(JMIR)の第23巻第1号に、米国の医学研究者・臨床医師らによる共著論文“Assessing the Dissemination of COVID-19 Articles Across Social Media With Altmetric and PlumX Metrics: Correlational Study”が掲載されています。

英国国立公文書館(TNA)、2019年に策定した戦略“Archives for Everyone”の目標達成のための取組“Becoming the inclusive archive”を公表

2021年1月29日、英国国立公文書館(TNA)、“Becoming the inclusive archive”を公表しました。

TNAでは、2019年に策定した戦略“Archives for Everyone”において“The inclusive archive”を掲げ、利用等のための障壁の除去、多様な背景を持つ人材の活用、大胆・積極的・外に目を向けるとしており、今回発表された取組は、その目標を達成するための第一歩として位置づけられています。

同取組は、館内外の主要な関係者との協議と策定作業を経て、1月にTNAの理事会で承認されたもので、「職員」「利用者」「実践」「ポジション」の4つの重点分野が示されています。

Becoming the inclusive archive (TNA,2021/1/29)
https://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/becoming-the-inclusive-archive/

米・Schools, Health & Libraries Broadband Coalition(SHLB)、自宅からインターネットに接続できない学生の遠隔授業における格差を解消するよう、米国連邦通信委員会(FCC)に請願書を提出

2021年1月26日、米国のSchools, Health & Libraries Broadband Coalition(SHLB) が、自宅からインターネットに接続できない推定1,500万人から1,600万人の学生の遠隔授業における格差を解消するよう、米国連邦通信委員会(FCC)に請願書を提出したと発表しています。

SHLBは、地域の拠点機関での、オープンで手頃で高品質なブロードバンド接続を支援する団体で、米国図書館協会(ALA)、北米の都市図書館協議会(ULC)等が参加しています。

この請願が認めらると、学校および図書館において、E-rateプログラムによる資金を用いた、インターネットに接続できない学生へのアクセスの提供が可能となるとしています。

【イベント】第4回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー「使われるデジタルアーカイブになるために」(2/16・オンライン)

2021年2月16日、第4回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー「使われるデジタルアーカイブになるために」がオンラインで開催されます。

2017年度から開始された東京大学デジタルアーカイブズ構築事業の2019年度の実施内容の紹介、および、デジタル画像の利活用に関する講演を行うもので、デジタルアーカイブの構築やデジタルコンテンツの利活用等、デジタルアーカイブを育てていくヒントを学内外問わずに共有することを目的としています。

Zoomウェビナーによるオンライン配信によって実施され、参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要で、定員は先着450人です。

内容は以下の通りです。

【プレセッション】
・東京大学デジタルアーカイブズ構築事業概要
大澤類里佐氏(東京大学附属図書館/学術資産アーカイブ化推進室)

・旧制帝国大学採鉱及冶金学科関係史料写真(工3号館図書室)と高山文庫大型図面(工14号館図書室)
梅谷恵子氏(東京大学工学・情報理工学図書館)

・東京帝国大学五十年史料・大型資料(南贍部洲大日本国正統図・阿蘭陀加比丹並妻子等之図・測地原稿図)
谷口瑞枝氏(東京大学附属図書館)

千葉市若葉図書館泉分館、展示「災害のあとに あの日から10年」を開催中

千葉市若葉図書館泉分館が、2021年1月22日から4月14日まで、展示「災害のあとに あの日から10年」を開催中です。

東日本大震災をモチーフにした小説や記録等の作品を展示するものです。

展示 災害のあとに あの日から10年(千葉市若葉図書館泉分館,2021/2/1)
https://www.library.city.chiba.jp/news/news1680.html

参考:
千葉市花見川図書館、企画展示「3・11を忘れない」を実施(2/19-3/16)
Posted 2016年2月24日
https://current.ndl.go.jp/node/30808