アーカイブ - 2021年 2月 12日

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【イベント】とっとりデジタルコレクション公開記念シンポジウム「地域の情報をデジタルで! ~「とっとりデジタルコレクション」の可能性と活用法~」(3/14・鳥取)

2021年3月14日、鳥取県立博物館講堂(鳥取市)において、鳥取県立図書館・鳥取県立公文書館・鳥取県立博物館・鳥取県埋蔵文化財センターの四者の主催により、とっとりデジタルコレクション公開記念シンポジウム「地域の情報をデジタルで! ~「とっとりデジタルコレクション」の可能性と活用法~」が開催されます。

同シンポジウムは、2021年3月のデジタルアーカイブシステム「とっとりデジタルコレクション」の公開開始を記念して開催されます。デジタルアーカイブシステムの可能性・デジタル化資料の活用に関する議論を目的として、「札幌市電子図書館」開設等に携わった札幌市中央図書館の淺野隆夫氏による記念講演「デジタルアーカイブでつなげる、あなたのまち」や、「とっとりデジタルコレクション」に関する事業報告、「とっとりデジタルコレクション」の可能性と今後の展望をテーマとしたディスカッションなどが行われます。

参加費は無料ですが、参加には事前の申込が必要で、定員は先着順に80人です。

飛騨市図書館(岐阜県)、林業振興課とのコラボ企画「飛騨市で出会う広葉樹の魅力」を開催中

2021年2月10日から、岐阜県の飛騨市図書館が、同市の林業振興課が推進する取組「広葉樹のまちづくり」とのコラボレーション企画として、「飛騨市で出会う広葉樹の魅力」を開催しています。

同企画は市内産広葉樹の魅力発信を目的として行われています。同館は、2月10日から3月10日までの期間に、広葉樹アイテムや剥皮材のほか、広葉樹にまつわる図書を集めた「広葉樹コーナー」を設置します。また、2月14日と3月7日には、同館2階のにじのひろばにおいて、飛騨市内の木工作家を講師として、飛騨市産広葉樹(畦畑、池ケ原)でしおり・コースター・本立てを作成するワークショップが開催されます。

飛騨市図書館×飛騨市・広葉樹のまちづくり特別企画 飛騨市図書館で出会う広葉樹の魅力の開催(飛騨市,2021/1/15)
https://www.city.hida.gifu.jp/soshiki/20/27619.html

米・ミシガン大学出版局、大学出版局として初めてBenetech社による電子書籍のアクセシビリティ検証プログラム“Global Certified Accessible™”の認証を取得

2021年1月26日、米国のミシガン大学出版局(University of Michigan Press)は、障害者の学習環境の向上等の社会貢献のためのソフトウェア開発を支援する非営利企業Benetech社から、“Global Certified Accessible™”(GCA)による認証を取得したことを発表しました。大学出版局のGCAの認証取得は、ミシガン大学出版局が初めての事例となります。

Benetech社のGCA認証は、電子書籍のアクセシビリティを検証する、世界で初めての独立した第三者機関によるEPUB認証プログラムです。同社は、EPUB出版物のアクセシビリティの仕様を定めた“EPUB Accessibility 1.0”のうち規格適合性(Conformance)と発見性(Discovery)を満たし、ウェブコンテンツアクセシビリティのガイドライン“Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)2.1”でAA以上の基準を達成した出版社について、GCAの認証基準に従って完全にアクセシブルなEPUB出版物を作成する出版社として認証しています。

Altmetricスコアの“2020年トップ100”論文発表

2021年1月20日、Altmetric社が、2020年版の“Altmetric Top 100”を公開しました。

2020年の第1位は、新型コロナウイルスが人工的に合成されたという主張を否定する、2020年3月にNature Medicine誌に掲載された論文“The proximal origin of SARS-CoV-2”でした。同論文を含め、新型コロナウイルス感染症に関連する論文が上位100位までの論文のうち約30%を占めています。同テーマによる論文は、生物医学・建築環境・建築デザイン・経済学など多数の研究分野から発表されていますが、ウイルス感染とマスクによる保護が特に頻繁に議論されたトピックであったことを紹介しています。

また、新型コロナウイルス感染症以外に、気候変動・人種差別をテーマとした論文が、上位100位までの論文の多くを占めていることを紹介しています。

韓国図書館協会(KLA)、電子書籍貸出サービスの中断を求める文書への回答書を大韓出版文化協会に送付するとともに声明を発表

2021年2月10日、韓国図書館協会(KLA)は、KLAおよび全国の公共図書館に対して送付された、著作権法を侵害する電子書籍のオンライン貸出サービスの中断を求める文書への回答書を大韓出版文化協会に送付したと発表し、あわせて、協会名で声明を出しています。

声明では、大韓出版文化協会が主張する著作権法第31条の規定は、図書館が所蔵する著作物を著作権者の許可なくデジタル化してサービスできる範囲を図書館内部に限定するとした規定であって、既に電子的形態で製作・販売されている電子書籍は対象外であること、そして、図書館の電子書籍サービスは、電子書籍のベンダーと締結した購入または購読契約に基づくもので、契約対象の電子書籍は、著作権者等と同意がなされたものに限定されていること、そして、契約締結の際にサービスの範囲と条件を決定し、これに基づき、図書館は所定の費用を支払っており、この過程で、著作権法および関連する契約事項を遵守していることから、図書館が著作権法に違反したり著作権者・出版権者等の権利を侵害していないと述べています。

【イベント】コロナ禍でオンラインでの図書館サービスを考える120分(3/8・オンライン)

2021年3月8日、宮崎県立図書館の主催により、イベント「コロナ禍でオンラインでの図書館サービスを考える120分」がオンラインで開催されます。

ウィズコロナ・ポストコロナ時代の図書館のオンラインサービスについて、情報交換を行い、図書館サービスの可能性や課題を考える機会とすることが目的とされています。

定員は50人(要事前申込)で、参加費は無料です。

当日の主な内容は以下の通りです。

●基調報告 山崎博樹氏(知的資源イニシアティブ代表理事)

●ライトニングトーク
・「電子書籍サービス導入を考えてみましたレポート KindleやBookLive!個人買いとどう違う?」
安藤道子氏(宮崎県立図書館主幹)

・「地域資料のデジタル化に全集中! 昔の情報の宝庫、延岡新聞」
湯川拓未氏(延岡市立図書館主事)

・「図書館放送局始めます宣言 まるまる・つながる・ひろがる」
前田小藻氏(都城市立図書館副館長)

●グループディスカッション
「自分の地域(図書館)でまず何をやったらいいと思う? クリアすべき課題は?」

八潮市立資料館(埼玉県)、3月1日に「八潮市立資料館デジタルアーカイブ」を公開

2021年2月10日、埼玉県の八潮市が、3月1日に「八潮市立資料館デジタルアーカイブ」をインターネット上で公開することを発表しました。

八潮市立資料館が所蔵する公文書・古文書・写真の目録データベースの検索や、一部資料のデジタル画像の閲覧が可能です。

3月1日より「八潮市立資料館デジタルアーカイブ」の配信を開始(八潮市, 2021/2/10)
http://www.city.yashio.lg.jp/kurashi/shisetsuguide/shiryokan/digitalarchive.html

視覚障害者等が手で触れて歴史を理解する展示:香港城市大学図書館によるデジタルメディアを活用した取組(文献紹介)

2021年2月に刊行された、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の“College and Research Libraries News”のVol.82, no.2に、香港城市大学邵逸夫(Run Run Shaw)図書館のSteve Ching氏と“Lighthouse Heritage Research Connections”プロジェクトのBrad New氏による記事“Touching history: Activating historical materials and enhancing inclusivity in the library”が掲載されています。

同館では、学生や市民に香港のアーカイブ資料に触れてもらう機会を増やすためのプロジェクトとして、香港の歴史の大部分を占める「海洋史」をミクロな観点からもグローバルな観点からも明らかにする事ができる「灯台」に焦点をあてた“Lighthouse Heritage Research Connections(灯台遺産研究コネクションズ)”プロジェクトに取り組んでいます。

公共図書館等と連携した、臨床試験等に関するリサーチリテラシーを向上させるツール“Health for All”の開発(文献紹介)

オープンアクセス(OA)の査読誌PLOS ONEに、2021年2月3日付で、公共図書館等と連携した、十分にサービスを受けられていない人々の臨床試験等に関するリサーチリテラシーを向上させるウェブサイト型ツール“Health for All”の開発について報告する論文が掲載されています。

同ツールは、著者らが以前開発したフラッシュカードベースのリサーチリテラシー支援ツールをもとにしています。マイノリティのリサーチリテラシーを向上し、臨床試験における人種・民族的な多様性の欠如を解決することを目的としています。開発は、米国のシカゴ公共図書館(CPL)、シカゴ大学ジョン・クレラー図書館、イリノイ大学シカゴ校ヘルスサイエンス図書館、シカゴ公衆衛生局との連携により行われました。

開発の過程では、CPLの利用者と職員を対象とした紙のプロトタイプを使ったデザインセッション7回、CPLの利用者計24人を対象としたウェブサイト形式のプロトタイプのユーザビリティテストが実施されました。参加者には、アフリカ系、ヒスパニック・ラテン系、アジア系の住民等が含まれています。

【イベント】協働型アジア研究オンラインセミナー「3次元データでひらく“人文学”の世界」(3/13・オンライン)

2021年3月13日、東京大学附属図書館U-PARLの協働型アジア研究「オリエント世界を対象とした研究資源のデジタル化とその利活用に関する研究」(代表:永井正勝氏)の主催により、協働型アジア研究オンラインセミナー「3次元データでひらく“人文学”の世界」が行われます。

3次元データの技術普及の結果、人文学においても扱うべきデータの質に加え、研究のあり方そのものにも変革が求められるようになってきたことから、人文系資料の3次元データ化に関する最新の研究事例の紹介を踏まえたうえで、あらたなデータによって開かれるこれからの“人文学”の可能性について議論することを目的に開催されます。

Zoomを用いてオンラインで実施され、参加には事前の申込が必要です(先着290人)。

内容は以下の通りです。

・開催趣旨
永井正勝氏(東京大学附属図書館U-PARL)

・3次元とともに描く考古学・博物館学の未来
江添誠氏(国士舘大学イラク古代文化研究所)

・Qalawun VR Projectの試み-VRツアーをつくる・活用する-
熊倉和歌子氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)