アーカイブ - 2021年 2月 1日

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試行導入中の公共貸与権制度に基づく補償金の申請プロセスが開始(台湾)

2021年2月1日、台湾・教育部は、2020年1月から試行導入中の公共貸与権制度に関し、同制度に基づく補償金の申請プロセスを同日から開始したことを発表しました。

公共貸与権制度に基づく補償金の支払いを希望する出版者及び著者は、台湾の国立公共資訊図書館が提供するオンライン登録システムを利用して登録を行います。2021年2月1日から3月31日までが出版者の登録期間、4月1日から4月30日までが著者の登録期間であり、5月に登録者に対し補償金の支払いが行われる予定となっています。

試行導入段階では、国立公共資訊図書館及び国立台湾図書館での貸出が対象となっています。教育部の発表によれば、2館で貸出利用に供している書籍のうち申請対象となる書籍は計11万タイトル余りであり、2020年の累計貸出冊数は79万冊超でした。

試辦「公共出借權」制度 2月1日起開放登記(教育部, 2021/2/1)
https://www.edu.tw/News_Content.aspx?n=9E7AC85F1954DDA8&s=27268AA8BB150915

関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、関西大学デジタルアーカイブの自己評価結果を公表:「デジタルアーカイブアセスメントツール(改定版)」をもとに実施

2021年2月1日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)が、関西大学デジタルアーカイブの自己評価結果を公表しました。

発表によると、内閣府知的財産戦略推進事務局を事務局とする、デジタルアーカイブジャパン推進委員会及び実務者検討委員会が公開した「デジタルアーカイブアセスメントツール(改定版)」を用いて実施されました。

今回は、同ツールのうち、小規模な機関で行うことが推奨される水準「標準モデル」を採用した評価を行い、「1. 組織的基盤の取組」に関しては課題を抱えているものの、それ以外の項目についてはおおむね達成していることが明らかになったと述べられています。

また、今後、別のモデルを用いた自己評価を行う予定としています。

デジタルアーカイブアセスメントツールに基づく関西大学デジタルアーカイブの自己評価結果の公表(KU-ORCAS, 2021/2/1)
https://www.iiif.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/news/20210201-0

岩手県立図書館、企画展「東日本大震災10年」を開催

2021年2月19日から5月5日まで、岩手県立図書館が、同館4階の企画展示コーナーにおいて、企画展「東日本大震災10年」を開催します。

同企画展では、東日本大震災当時を振り返り、岩手県の復興の歩みや「震災関連資料コーナー」など同館の取り組みの紹介が行われます。また、自然災害の発生が相次ぐことを受けて、災害に備えるための資料の展示も行われます。

2021年2月27日からは、同館3階の吹き抜け壁面で、関連展示のポスター展「震災記録を図書館に」も開催されます。

企画展「東日本大震災10年」(岩手県立図書館)
https://www.library.pref.iwate.jp/info/evecale/kikakuten/20210219_shinsai.html

津島市立図書館(愛知県)、コーナー展示「東日本大震災から10年」を開催中

2021年1月28日から、愛知県の津島市立図書館が、コーナー展示「東日本大震災から10年」を開催しています。

津島市立図書館は、2021年3月に東日本大震災から10年を迎えることを受けて、未曾有の災害の記憶を繋ぎ、これからの防災に生かすため同展示を実施しています。展示中のコーナーは、「現場で支える」、「あなたを思う」、「最前線に立つ」、「いのちを守る」、「3.11.を読む」、「こどもと震災」の6つのテーマに分かれ、各テーマに関連した東日本大震災や防災に関する本が紹介されています。

2021年の新着情報(津島市立図書館)
http://www.lib.tsushima.aichi.jp/2021/
※2021年01月28日欄に「コーナー8「東日本大震災から10年」」とあります。

コーナー8「東日本大震災から10年」(津島市立図書館)
http://www.lib.tsushima.aichi.jp/section/202101_section8/

西南学院大学図書館(福岡県)、同館の学生アルバイトスタッフ「ラーニングサポートスタッフ」によるレポートの書き方を説明した5種類の動画をYouTubeで公開

2021年1月22日、福岡県の西南学院大学図書館は、同館の学生アルバイトスタッフである「ラーニングサポートスタッフ」(ラーサポスタッフ)がレポートの書き方を説明した動画を作成したことを発表しました。

西南学院大学図書館のラーサポスタッフは、レポートの書き方に関する基本的な内容を説明した動画として、「ラーサポスタッフによるレポートの書き方講座」を作成しました。「レポートとは(構成・内容・全体像)」、「レポート執筆の下準備(テーマ設定)」、「情報収集を始める前に」、「情報収集の実践編」、「引用の仕方・参考文献一覧の書き方」の5種類のテーマの動画が作成され、それぞれYouTubeで視聴することができます。

【動画公開!】ラーサポスタッフによるレポートの書き方講座(西南学院大学図書館,2021/1/22)
https://opac.seinan-gu.ac.jp/library/news/archives/118

オープン教育資源(OER)のメタデータの品質に関する分析(文献紹介)

プレプリントサーバarXivに2021年1月19日付で、ドイツ国立科学技術図書館(TIB)のMohammadreza Tavakoli氏らが共著で執筆した文献“Metadata Analysis of Open Educational Resources”が公開されています。

様々なオンライン学習用リポジトリが多数のオープン教育資源(OER)を提供していますが、OERに関する良質な検索・推薦サービスの欠如により、学習者の利用は妨げられている状況にあります。そして、良質な検索・推薦サービスの実現には、メタデータが重要な役割を果たし、同時に品質管理の自動化にも有効であることが指摘されています。

米・カーネギーメロン大学のCyLab、ウェブサイトのプライバシーポリシーからオプトアウト条項を自動抽出するブラウザ拡張機能“Opt-Out Easy”を開発し公開

2021年1月12日、米・カーネギーメロン大学の情報セキュリティ・プライバシー研究拠点“CyLab”は、同拠点の研究開発の成果により、ウェブサイトのプライバシーポリシーからオプトアウト条項を自動抽出するブラウザ拡張機能“Opt-Out Easy”が利用可能となったことを発表しました。

多くのウェブサイトは訪問したユーザーに対して、データの収集や利用をオプトアウトする選択肢を設けていますが、こうした条項はしばしば長く専門用語に満ちており、ユーザーが容易に確認できない状態にあります。Cylabの研究チームは機械学習技術の活用により、ウェブサイトのプライバシーポリシーからオプトアウト条項の自動抽出と分類が可能であることを、2020年4月に台湾の台北で開催されたワールド・ワイド・ウェブに関する国際会議“The Web Conference 2020”で報告しました。

【イベント】ジャパンサーチを使ってみた!~教育・研究・地域情報発信の現場から~(3/3・オンライン)

2021年3月3日、国立国会図書館の主催により、イベント「ジャパンサーチを使ってみた!~教育・研究・地域情報発信の現場から~」がオンラインで開催されます。

ジャパンサーチの「プロジェクト機能」や「ワークスペース機能」の使い方の紹介、実際の活用事例の報告が行われます。

参加費は無料で、事前の申し込みが必要です。

当日のプログラムは以下の通りです。

●開会挨拶及び趣旨説明
木目沢司(電子情報部電子情報企画課長)

●ジャパンサーチ利活用機能の紹介・デモ
電子情報部電子情報企画課連携協力係

●ジャパンサーチ利活用機能の利用事例報告
(1)小・中学校での調べ学習へのジャパンサーチ活用事例
大井将生氏(東京大学大学院情報学環・学際情報学府渡邉英徳研究室)

(2)博物館学芸員実習のキュレーション演習授業へのジャパンサーチ活用事例
齊藤有里加氏(東京農工大学科学博物館 特任助教)
堀井洋氏(合同会社AMANE 代表社員)

(3)大学研究室・ゼミ等における研究プロジェクトへのジャパンサーチ活用の可能性
加納靖之氏(東京大学地震研究所地震予知研究センター 准教授)

関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、『廣瀬本万葉集』の翻刻およびTEIマークアッププロジェクトの成果を公開

2021年1月29日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)が、『廣瀬本万葉集』の翻刻およびTEIマークアッププロジェクトの成果の公表を発表しました。

KU-ORCASの研究ユニット「古典籍の情報資源化」による、同大学総合図書館が所蔵する『廣瀬本万葉集』のデジタル化資料を用いたプロジェクトです。

2020年度の成果として、『廣瀬本万葉集』巻2に収録されている歌のうち、旧国歌大観番号85から140までのTEI/XMLデータが、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスCC BYのもとKU-ORCASのGitHub上で公開されています。

『廣瀬本万葉集』の翻刻およびTEIマークアッププロジェクトの成果を公表しました(KU-ORCAS, 2021/1/29)
https://www.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/news/20210129_758/

南砺市立中央図書館(富山県)、元衆議院議長・綿貫民輔氏の事務所からの寄贈本の特別展示を実施中:政策立案の際に参考にした図書等を紹介

富山県の南砺市立中央図書館が、2021年1月5日から2月24日まで、特別展示「綿貫先生からの寄贈本」展を実施しています。

元衆議院議長で、同市の名誉市民である綿貫民輔氏の東京の事務所から蔵書119冊の寄贈を受けた同館が、同館所蔵の綿貫氏の著書とあわせて展示を行っているものです。政策立案の一助になったものもあると紹介されています。

報道によると、3月以降は綿貫氏の地元にある南砺市立井波図書館でも紹介されるとのことです。

令和3年新春記者会見(南砺市,2021/1/4)
https://www.city.nanto.toyama.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=23193
※「市立図書館 特別展示について 1 綿貫先生からの寄贈本(中央図書館) 」とあります。

国立研究開発法人科学技術振興機構法の一部を改正する法律案が可決・成立

2021年1月28日、参議院において、国立研究開発法人科学技術振興機構法の一部を改正する法律案が可決、成立しました。

JSTに大学ファンドを創設するための規定を整備したもので、大学ファンドでは、その運用益を活用することで、(1)世界トップレベルの研究大学を目指して、高いポテンシャルと明確なビジョンを有し、大学改革の加速に取り組む大学や、(2)博士後期課程学生などの若手人材育成等に意欲的に取り組む大学への助成などを行うことが想定されています。

JST法の一部を改正する法律案の成立/大学ファンド創設で若手研究者の安定した研究環境の確保を(文部科学省,2021/1/29)
https://www.mext.go.jp/b_menu/activity/detail/2021/20210129.html

東京学芸大学附属図書館のデジタルアーカイブ「学びと遊びの歴史」、みんなで翻刻との連携を開始

2021年1月29日、東京学芸大学附属図書館は、同館のデジタルアーカイブ「学びと遊びの歴史」が「みんなで翻刻」に参加したと発表しました

「みんなで翻刻」のウェブサイト内に、「学びと遊びの歴史」搭載のデジタル画像データの翻刻プロジェクトを立ち上げたものです。

デジタル公開資料の解読を進めることに加え、同館の教育史を中心とした資料に広く親しんでもらう機会とすることを目的としたもので、今後も継続的に新規資料を掲載していく予定としています。

本学デジタルアーカイブ「学びと遊びの歴史」が「みんなで翻刻」に参加しました(東京学芸大学附属図書館,2021/1/29)
https://library.u-gakugei.ac.jp/notice/20210129.html

東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!(みんなで翻刻)
https://honkoku.org/app/#/projects/gakugei/info

大船渡市立図書館(岩手県)、東日本大震災での支援活動に関する図書約25点を展示する図書展「ありがとう」を開催:感謝の手紙「あの日のありがとう」を募集中

岩手県の大船渡市立図書館が、2021年3月11日から4月12日まで、図書展「ありがとう」を開催します。

東日本大震災の発生から10年となる節目にあたって、「感謝の気持ちを形に表すことが、今、大切なことではないか」と考え、震災時にどのような人が、どんなことをしていたかを知るために、支援活動に関する図書約25点を展示するものです。

また、図書展開催に合わせ、2月1日から2月28日まで、感謝の手紙「あの日のありがとう」を募集すると発表しています。震災時に支援いただいた方、近所の方、家族などに感謝の言葉を伝える手紙(100字以内)を募集するものです。募集した手紙は、図書館内への掲示、インターネットを利用した発信、新聞等のマスコミを活用した公開等で利用するとしています。

図書展「ありがとう」を開催します。(大船渡市立図書館,2021/1/30)
https://www.city.ofunato.iwate.jp/site/riash-lib/17429.html