アーカイブ - 2021年 12月 27日

【イベント】全国映画資料アーカイブサミット2022(1/20・オンライン)

2022年1月20日、「全国映画資料アーカイブサミット2022」がオンラインで開催されます。

文化庁の「令和3年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業(撮影所等における映画関連の非フィルム資料)」に基づき、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が、映画資料の保存・活用のための基礎知識をテーマに、映画資料の理解を深めることを目的に開催するものです。

参加費は無料であり、定員は500人(事前予約制、先着順)です。

主な内容は以下の通りです。

●第1部:報告「データベース/デジタルアーカイブの構築と活用―映画資料所在地情報検索システム(JFROL)の事例を元に―」
・JFROL構築と活用事例:コンセプトと仕組み
川上貴氏(事務局/国書刊行会)

・資料整理のためのデータベース管理とJFROLへの連結
和地由紀子氏(公益財団法人川喜多記念映画文化財団映画資料担当)

・東映太秦映画村でのデジタルアーカイブ形成方法と利点
山口記弘氏(東映株式会社経営戦略部フェロー)

京都市図書館、オンラインによる対面朗読サービス開始を発表

2021年12月24日、京都市図書館が、オンラインによる対面朗読サービスを、2022年1月から開始すると発表しました。

新型コロナウイルス感染症感染拡大防止や来館が困難な利用者にもサービスを提供することを目的としており、Zoomを用いて行われます。

京都市図書館「オンラインによる対面朗読サービス」の開始について(京都市教育委員会, 2021/12/24)
https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000293185.html

参考:
名古屋市鶴舞中央図書館、県内在住の視覚障害者を対象にオンラインでの「対面読書サービス」を開始
Posted 2021年7月2日
https://current.ndl.go.jp/node/44335

米・インディアナ大学図書館らによる、視聴覚資料のメタデータプラットフォーム構築プロジェクトの最終報告書が公開

2021年12月10日付で、米国のインディアナ大学図書館が、テキサス大学、データ管理ソリューションプロバイダーAVP、ニューヨーク公共図書館(NYPL)らと協力して実施した、 “Audiovisual Metadata Platform Pilot Development”(AMPPD)の最終報告書を公開しました。

同プロジェクトは、視聴覚コレクションにおける保存・アクセスの複雑さや十分な粒度のメタデータの欠如といった課題を解決する、効率的なメタデータ生成を可能にするプラットフォームの構築を目的に、2018年10月から2021年6月まで実施されました。メタデータの自動生成と人による調整を組み合わせた、メタデータプラットフォームの構築を行ったと述べています。

文化審議会に文化経済部会が設置される

文化庁のウェブサイトに、2021年12月22日にオンラインで開催された「文化審議会第1期文化経済部会(第1回)」の配布資料が掲載されています。配布資料のうち「文化経済部会の設置について」(2021年12月20日付け)によれば、同日付で文化審議会内に文化経済部会が設置されました。

配付資料の「文化審議会文化経済部会設置趣旨」では、審議事項として「文化経済戦略において示された「文化と経済の好循環」を実現するべく、我が国の文化芸術が持続的に発展するための方策、及び文化芸術組織が自律的に運営できるようになるための方策等について議論・検討する」ことを挙げています。また、より詳細な議論が必要な課題については、「アート振興ワーキンググループ」「基盤・制度ワーキンググループ」「グローバル展開ワーキンググループ」を別途設けて審議・検討を行うとしています。

国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)、検索に新しい機能を追加

2021年12月27日、国立国会図書館は、インターネット資料収集保存事業(WARP)の2022年1月の特集として、「検索機能が便利になりました!」を公開しました。

12月27日から検索に新しい機能を追加したことを紹介する内容であり、次の追加機能について、図版を交えた説明を掲載しています。

・ヘッダーに検索窓を追加
・メタデータ検索結果:保存日リストの表示
・全文検索結果:同一URLのまとめ上げ表示
・検索結果画面:「館内限定公開」を表示
・コレクション名の変更
・サブコレクションの追加

今月の特集(2022年1月) - 検索機能が便利になりました! -(WARP, 2021/12/27)
https://warp.da.ndl.go.jp/contents/special/special202201.html

漫画イラストを用いた情報発信:英・ケンブリッジ大学図書館の事例(文献紹介)

情報リテラシーに関するオープンアクセス(OA)の査読誌“Journal of Information Literacy”の第15巻第3号(2021年12月7日付けで刊行)に、論文“Cartooning the Cambridge University Libraries”が掲載されています。図書館による教育・研究支援において、漫画イラスト(Comics)を用いた情報発信が果たす役割を検討した論文であり、筆者は英・ケンブリッジ大学図書館のClare Louise Trowell氏です。

同論文では、ケンブリッジ大学図書館における漫画イラストを活用した取組事例4例を主に紹介しています。一例目は研究コミュニティのメンバーに研究データの適切な取り扱いについて助言するボランティア“Data Champion”の活動促進のためのポストカード作成、二例目はデジタル化されていない学位論文のデジタル化公開を呼び掛けるポスター作成、三例目は新入生向けの図書館紹介リーフレット作成、四例目は本の購入リクエスト受付の広報のためのポストカード作成です。

米・バージニア大学図書館、電子ジャーナルの購読費用をクイズ形式で紹介する企画“What costs more?”を公開

米・バージニア大学図書館は、2021年12月1日付けのTwitterにおいて、クイズ“What costs more?”を紹介しています。同館による、電子ジャーナルの購読費用をクイズ形式で紹介する企画です。

例えば、「牛乳1ガロンの平均価格は、2001年には2.85ドルであったが2020年には3.32ドルに上昇した。牛乳の価格がSpringerのジャーナルと同じ割合で上昇した場合、現在の価格は1ガロン当たりいくらか」といった内容のクイズが含まれており、回答の選択肢は「5ドル」「9ドル」「14ドル」となっています。

クイズを最後まで終えると、同館が学術の持続可能性の支援に取り組んでいることを紹介するページが表示されます。また、同ページには、米・コロラド大学ボルダー校が作成したクイズ“Which Costs More?”に触発されて今回のクイズを公開した旨も記されています。

@UVALibrary(Twitter, 2021/12/1)
https://twitter.com/UVALibrary/status/1465779926330707970

Open Preservation Foundation(OPF)、2021年の事業を振り返るレポート“End of Year Highlights 2021”を発表

2021年12月20日、デジタル資料の長期保存を目指す非営利団体Open Preservation Foundation(OPF)が、2021年にOPFが行った事業を振り返るレポート“End of Year Highlights 2021”を発表しました。

実施した事業として、長期保存の観点からスプレッドシートの重要特性を調査した報告書“The Significant Properties of Spreadsheets”の公開、PDF/A用のファイル検証ツールveraPDFのバージョン1.18リリース、OPFのコマンドラインツール向けGUI“Carrus”のプロトタイプ開発(2022年公開予定)、ウェビナー開催等が挙げられています。

また、外部との協力プロジェクトの成果として、デジタル保存におけるベストプラクティスの共有を目指すプロジェクト“Preservation Action Registry(PAR)”におけるAPI及びデータモデルのバージョン1.0リリース等に言及しています。

滋賀県、「(仮)滋賀県読書バリアフリー計画」(原案)に対する意見募集を実施中

2021年12月24日、滋賀県は、「(仮)滋賀県読書バリアフリー計画」(原案)に対する意見・情報の募集開始を発表しました。

滋賀県では、2019年6月に施行された「視覚障害者等の読書環境の整備推進に関する法律(読書バリアフリー法)」に基づき、「(仮)滋賀県読書バリアフリー計画」の策定に向けた検討が進められています。意見募集の期間は、2021年12月24日から2022年1月24日までとなっています。

「(仮)滋賀県読書バリアフリー計画」(原案)に対する御意見・情報の募集について(滋賀県, 2021/12/24)
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/bosyuu/322611.html

長浜市立浅井図書館(滋賀県)、城郭関連図書の文庫「城郭の館(中井均文庫)」を設置

滋賀県長浜市は、2021年12月13日付けでウェブページ「城郭の館(中井均文庫)の利用案内」を公開しています。長浜市立浅井図書館に「城郭の館(中井均文庫)」を設置し、一般公開する旨が記されています。

「城郭の館」は、日本の城郭の研究者である滋賀県立大学名誉教授・中井均氏から寄贈を受けた城郭・史跡・考古学関連資料からなる文庫です。利用案内によれば、「城郭の館」の開館日は月1回であり、利用に際し事前予約が必要となっています。また、図書は浅井図書館2階の視聴覚室内での閲覧提供とあり、視聴覚室外への持ち出しやコピー・撮影は不可となっています。

城郭の館(中井均文庫)の利用案内(長浜市, 2021/12/13)
https://www.city.nagahama.lg.jp/0000010910.html