アーカイブ - 2021年 12月 2日

【イベント】デジタルトランスフォーメーション(DX)時代 のデータキュレーションと情報管理(12/9・オンライン)

2021年12月9日、九州大学・イリノイ大学アーバナシャンペーン校戦略的パートナーシップ・コロキアムシリーズの第4回として、「デジタルトランスフォーメーション(DX)時代 のデータキュレーションと情報管理」がオンラインで開催されます。

両大学のパートナーシップに焦点を当て、情報氾濫がもたらす研究・教育の課題への対応策を提示するとあります。参加には事前の申し込みが必要です。

登壇者と主なプログラムは以下の通りです。

モデレーター:
J. Stephen Downie氏(イリノイ大学HathiTrust研究センター長、研究担当副学部長、教授)
石田栄美氏(九州大学ライブラリーサイエンス専攻(iSchool)、附属図書館研究開発室、准教授)

●セッション1
・高被引用論文に関連するデータの再利用についての自己申告型調査
Heidi Imker氏(イリノイ大学図書館リサーチデータサービス部門長、准教授)

・ビッグデータの概要:研究者の経験談
Chris Wiley氏(イリノイ大学工学図書館工学・物理専門リサーチデータサービス図書館員、准教授)

SPARC Europe、欧州の高等教育機関の図書館におけるオープンエデュケーションに関する調査報告書の2021年版を公開

2021年11月30日、SPARC Europeが、欧州の高等教育機関の図書館におけるオープンエデュケーションに関する調査報告書の2021年版“Open Education in European Libraries of Higher Education (2021 report)”を公開しました。

2021年の調査は、ユネスコのオープン教育資源(OER)に関する勧告への高等教育機関の図書館の対応状況を明らかにすることを目的として、2021年5月17日から6月11日にかけて実施されました。発表によると、欧州の28か国から233件の回答が寄せられました。

報告書の中では、オープンデュケーションを推進するための課題、機会、ニーズ等がまとめられています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、学習環境におけるオープンさやOERの必要性に対する認識が高まったことが指摘されています。また、同勧告で示された活動領域の内、OERの作成・アクセス・利用・採用・再配布のための関係者の能力開発に関する取組等は進んでいる一方、同勧告の認知向上やオープンエデュケーションポリシー策定をはじめとして、さらなる取組が求められる分野もあること等が述べられています。

米・Ithaka S+R、ビッグデータを用いた研究の手法や必要な支援等についての調査結果を公開:大学図書館等の関係者に向けた推奨事項も提示

2021年12月1日、米・Ithaka S+Rは、ビッグデータを用いた研究の手法や必要な支援等を調査した報告書“Big Data Infrastructure at the Crossroads: Support Needs and Challenges for Universities”の公開を発表しました。

同調査は、ビッグデータ研究支援に関するプロジェクト“Supporting big data research”のもと行われました。報告書には、20以上の大学の図書館員との協力により実施された、200人以上の教員へのインタビュー調査の結果がまとめられています。

主な結果としては、ビックデータ研究においては、データの取得・クリーニング・管理に特に労力がかかり、研究者は新たなデータを作成するよりも可能であれば既存のデータを利用する傾向があること、ビッグデータ研究の倫理的側面は依然として議論中であること等が述べられています。

米国図書館協会(ALA)、米国の学校や図書館における書籍の検閲の実施に反対する声明を発表

2021年11月29日、米国図書館協会(ALA)が、米国の学校や図書館における書籍の検閲の実施に反対する声明を発表しました。

声明の中では、ここ数か月の間に、周縁化された人々に関する書籍を図書館に置くべきではないという意見の下、LGBTQIA+に関する資料や、黒人・先住民・有色人種(BIPOC)についての書籍の検閲を要求する活動を行っている団体があることを指摘しています。こういった、検閲・信念の強制・言論の抑圧等を、ALAは非難するという姿勢が示されています。

自由な意見交換は自由で民主的な社会の維持のために不可欠であり、ALAは、米国憲法修正第1条で保障されている言論・出版・読書の自由を擁護し守るとあります。また、図書館は、幅広い観点・意見・アイデアをアクセス可能とし、内容や著者の視点によらず自由に情報やアイデアに触れ、検討する機会を持てるようにしていること等が述べられています。

東京都立多摩図書館、LLブック・点字の本・大活字本等アクセシブルな資料を集めた「りんごの棚」をこどものへやに設置

2021年11月18日、東京都立図書館が、アクセシブルな資料を集めた「りんごの棚」を東京都立多摩図書館のこどものへやに設置したと発表しています。

対象資料は、LLブック・点字の本・大活字本・布絵本・マルチメディアデイジー図書です。

新着情報(東京都立図書館)
https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/guide/whats_new/
※2021年11月18日付けで「こどものへやに、「りんごの棚〜だれでもよめる子どもの本〜」コーナーを設置しました。LLブック(やさしく読める本)や点字の本などを紹介しています。」と掲載されています。