アーカイブ - 2021年 11月 12日

【イベント】人文科学とコンピュータシンポジウム 「じんもんこん2021」(12/11-12・オンライン)

2021年12月11日から12日にかけて、情報処理学会(IPSJ)人文科学とコンピュータ研究会(SIG-CH)が主催する人文科学とコンピュータシンポジウム「じんもんこん2021」がオンラインで開催されます。

デジタル人文学の越境性という本質に立ち返りつつ、ポストコロナを見据え、「越境する」デジタル人文学から、「総合知」としてのデジタル人文学へと至る道を探るとしています。

参加に際しては事前申込が必要であり、参加費は会員種別等により異なります。

また、併設イベントとして、12月11日に国際シンポジウム「東アジアDH研究の推進とそのための環境の構築 -次世代の東アジア文化交渉学のために-」がオンラインで開催されるとあります。

人文科学とコンピュータシンポジウム 「じんもんこん2021」
http://jinmoncom.jp/sympo2021/index.html

中野区立図書館(東京都)、「中野東図書館の吹抜書架の取扱いと安全対策」を発表

2021年11月11日、中野区立図書館(東京都)は、2022年2月開館予定の中野東図書館に関し、「中野東図書館の吹抜書架の取扱いと安全対策」を発表しました。

中野東図書館では、7階の天井から9階にかけて吹き抜けになった場所に巨大書架が設置されており、注目を集めていました。

中野東図書館の吹抜書架の取扱いと安全対策(中野区立図書館, 2021/11/11更新)
https://library.city.tokyo-nakano.lg.jp/news2/?id=348

@NakanoLib(Twitter, 2021/11/7)
https://twitter.com/NakanoLib/status/1457181016267821061

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)に署名

2021年10月14日、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所が、2021年9月9日に「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)に署名したことを発表していました。

DORAへの署名を通じ、研究論文が掲載された雑誌の数量的指標によるのではなく、その研究の質(その論文の科学的内容)によって評価するという文化の醸成に向けて歩み出したと述べています。

「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)に署名(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 2021/10/14)
https://www.nibiohn.go.jp/information/nibio/2021/10/007337.html

研究データ利活用協議会(RDUF)、「人文学・社会科学のデータ共有における課題検討」小委員会及び「研究データへのDOI登録促進」小委員会を設立

2021年11月10日、研究データ利活用協議会(RDUF)は、2021年10月から「人文学・社会科学のデータ共有における課題検討」小委員会の、11月から「研究データへのDOI登録促進」小委員会の設立が決定したと発表しています。

「小委員会」のウェブページ上の記載によれば、小委員会は、特定のテーマについての議論を深め、研究データの利活用を図るために必要となる提言等のとりまとめを行うことを目的としています。同ウェブページでは、今回設立が発表された両小委員会の活動期間や初期委員の氏名・所属等も掲載しています。

研究データ利活用協議会(RDUF)
https://japanlinkcenter.org/rduf/index.html
※「News」欄に、2021年11月10日付けで両小委員会の設立に関するお知らせが掲載されています。

【イベント】2021年度日本近世文学会秋季大会シンポジウム「〈見せる/魅せる〉近世文学:文学×展示のポテンシャルを引き出す」(11/20・オンライン)

2021年11月20日、2021年度日本近世文学会秋季大会シンポジウム「〈見せる/魅せる〉近世文学:文学×展示のポテンシャルを引き出す」がオンラインで開催されます。

近世文学の展示に関わった経験のある国内外の有識者を招き、知見や課題の共有、意見交換を行う内容となっています。企画意図では、文字中心の文学関連資料を展示する場合、絵画や立体物の展示とは異なる難しさ・面白さがあることにも言及しています。

参加無料(事前申し込み要)であり、日本近世文学会の会員以外も参加可能です。当日のプログラムは次のとおりです。

〇パネリスト
・試行錯誤の繰り返し
金子馨氏(出光美術館)

・美術館における古典籍の展示・解説について
長田和也氏(大東急記念文庫(五島美術館))

・和書ルネサンス展での「魅せる」工夫
中西保仁氏(印刷博物館)

・古典籍の豊かさ・面白さを伝えたい
林知左子氏(西尾市岩瀬文庫)

・「もの」としての近世文学――異文化と言葉の壁を越える――
アレッサンドロ・ビアンキ氏(ボドリアン日本研究図書館)

・古典籍の魅力を海外で伝える試み
南清恵氏(ホノルル美術館)

【イベント】大阪市立図書館100周年・中央図書館60周年・市史編纂事業120周年記念式典・講演会(12/13・大阪)

2021年12月13日、大阪市立中央図書館(大阪市西区)において、大阪市立図書館100周年・中央図書館60周年・市史編纂事業120周年を記念する式典・講演会が開催されます。

定員は80人であり、事前申込制(応募多数の場合は抽選)となっています。当日のプログラムは次のとおりです。

・式辞、祝辞、来賓紹介、弦楽四重奏記念演奏(演奏:相愛大学音楽学部)
・記念講演会「写真でたどる大阪市立図書館100年の歩み」(塩見昇氏 大阪教育大学名誉教授、元・日本図書館協会理事長)

大阪市立図書館100周年・中央図書館60周年・市史編纂事業120周年記念式典・講演会(大阪市立図書館, 2021/11/12)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jocutgzfk-510#_510

【イベント】KU-ORCAS国際シンポジウム「東アジアDH研究の推進とそのための環境の構築-次世代の東アジア文化交渉学のために-」(12/11・オンライン)

2021年12月11日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)により、KU-ORCAS国際シンポジウム「東アジアDH研究の推進とそのための環境の構築-次世代の東アジア文化交渉学のために-」がオンラインで開催されます。

開催目的として、東アジアにおけるDH研究とその環境について現状と課題を共有するとともに、次世代の東アジアDH研究にとって何が必要なのかを考える機会とすることを挙げています。なお、本シンポジウムは、2021年12月11日・12日に開催される人文科学とコンピュータシンポジウム 「じんもんこん2021」の連携企画セッションとしても位置付けられています。

シンポジウムの使用言語は英語で、参加には事前の申し込みが必要です。当日の主な内容は以下の通りです。

・On the potential contributions of Global Integration of Chinese Ancient Books to Chinese studies worldwide
Sun Hongyuan(孫紅苑氏:山東大学博士研究員)

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、NISTEP機関同定プログラム公開版の利用者を募集中

2021年11月10日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が、「NISTEP機関同定プログラム」公開版の利用者を募集すると発表しました。

発表によると、同プログラムは、Web of Science Core CollectionやScopusの著者所属機関データの機関同定の際に、NISTEP内部で使用されているものです。日本国内の研究機関を表す名称や所在地のデータを英語で入力すると、「NISTEP大学・公的機関名辞書」に収録された機関英語名との名寄せを行うとあります。

Web of Science Core CollectionやScopusのデータに限らず、国内の研究機関を英語で表記したデータセットやリストに適用できると述べられています。

NISTEP機関同定プログラム公開版の利用者募集(NISTEP, 2021/11/10)
https://www.nistep.go.jp/archives/49078

東洋文庫、「東洋文庫水経注図データベース」を公開

2021年11月10日、公益財団法人東洋文庫が、「東洋文庫水経注図データベース」の公開を発表しました。

同データベースは、東洋文庫が所蔵する『水経注図』について、資料画像を公開し、図中の地名の検索を可能としたものです。全文検索や詳細検索の他、河川名による検索等の機能が提供されています。また、データベース内の冊子画像・地図画像の一覧のデータセットが公開されています。

【リサーチ】「東洋文庫水経注図データベース」公開のお知らせ(東洋文庫, 2021/11/10)
http://www.toyo-bunko.or.jp/oshirase/oshirase_showeach_db.php?tguid=255

東洋文庫水経注図データベース
https://static.toyobunko-lab.jp/suikeichuzu/

【イベント】第4回多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウム「アーカイヴの思想」(12/4・オンライン)

2021年12月4日、多摩美術大学アートアーカイヴセンターの主催により、第4回多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウム「アーカイヴの思想」がオンラインで開催されます。

アーカイブという膨大な資料体の思想を探るもので、シンポジウムの記録は日本語と英語で公開される予定とあります。

参加費は無料で、事前の申し込みが必要です。

当日の主なプログラムは以下の通りです。

●第1部 AACショーケース2021
司会:久保田晃弘氏
・タマビDNA展の企画開催と関係資料の活用
木下京子氏(多摩美術大学)

・和田誠アーカイヴの現状について
高橋庸平氏(多摩美術大学)

・大野美代子研究展とデザインのアーカイヴ
湯澤幸子氏(多摩美術大学)

・瀧口修造文庫──OPAC登録完了と今後の活用
光田由里氏(多摩美術大学)

・現状報告:三上晴子アーカイヴ
久保田晃弘氏(多摩美術大学)

米国化学会(ACS)、透明性の高い査読プロセスの試行を実施:査読者のコメントと著者の回答を公開

2021年11月8日、米国化学会(ACS)が、透明性の高い査読プロセス“Transparent Peer Review”の試行の実施を発表しました。

査読者・著者が試行への参加を選択した場合、論文の読者に査読者のコメントと著者の回答が公開されるというものです。発表時点では、ACSが刊行する学術誌“ACS Central Science”と“The Journal of Physical Chemistry Letters”の2誌で行われています。

利点として、査読プロセスにおける著者・査読者・編集者のアカウンタビリティの向上、編集上のバイアスに関する著者の懸念への対応、新人・若手研究者への学習機会提供等が挙げられています。

シンガポール国立大学、チャールズ・ダーウィンの著作物に対する書評をオンラインで公開:1835年から20世紀初期までの1,700件以上

2021年11月11日、シンガポール国立大学が、チャールズ・ダーウィンの著作物に対する書評を、“Darwin Online”で公開したと発表しました。

“Darwin Online”は同大学の科学史研究者のJohn van Wyhe氏らにより運営されているウェブサイトであり、1万ページ以上のダーウィンに関する資料の画像等が提供されています。

発表によると、今回追加されたのは、ダーウィンの著作物に対する1835年から20世紀初期にかけての16言語の書評1,700件以上です。書誌情報の他、PDFまたはテキストで内容が公開されています。

Over 1,700 book reviews of Charles Darwin’s works go online(NUS News, 2021/11/11)
https://news.nus.edu.sg/over-1700-book-reviews-of-charles-darwins-works-go-online/

英国図書館(BL)の永続的識別子に関する新たな方針(記事紹介)

2021年11月11日、英国図書館(BL)が、9月29日から適用している永続的識別子(PID)に関する新たな方針“British Library Persistent Identifier Policy”についての記事を、ブログに掲載しました。

記事の中では、BLはあらゆるプロジェクトでPIDを使用していた一方、PIDへのアプローチを文書化し、PIDの利用に関する原則・要件を定める必要性を認識していたと述べています。また、PIDはBLのコンテンツ戦略および資料への長期的・信頼できるアクセスを可能とするという目標を支えるものであるとしています。

PIDの原則として、削除されないこと、永続的に使用できること、1つのエンティティのみとすること、長期的使用に耐えうる運用モデルが必要なこと等が挙げられています。BLの活動における要件としては、全ての資料へのPID付与を目指していること、付与するPIDにはセマンティックな情報を持たせないこと、PID付与の粒度の決定やPIDとエンティティの関係管理のためのプロセスを持つこと等が示されています。