アーカイブ - 2021年 10月 25日

電子出版制作・流通協議会(電流協)、「電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2021年10月01日)」を公表

2021年10月22日、電子出版制作・流通協議会(電流協)が、「電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2021年10月01日)」を公表しました。

前回2021年7月1日時点と比べ、実施自治体は29増加し258自治体、電子図書館(電子書籍貸出サービス)は29増加し251館となっています。

お知らせ(電流協)
https://aebs.or.jp/
※2021年10月22日欄に「電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2021年10月01日)公表の件」とあります。

電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2021年10月01日)(電流協)
https://aebs.or.jp/Electronic_library_introduction_record.html

カナダのデジタル学術出版の推進等を目的としたイニシアチブ“Coalition Publica”、学術出版におけるメタデータに関する2件のレポートを公開

2021年10月21日、カナダの研究成果の普及とデジタル学術出版の推進を目的としたイニシアチブ“Coalition Publica”が、学術出版におけるメタデータに関する2件のレポートを公開したと発表しました。

同イニシアチブのメタデータワーキンググループによるものであり、今回公開されたのは、ガイド“Better Practices in Journal Metadata”とテクニカルレポート“Metadata Feedback for Coalition Publica”です。

“Better Practices in Journal Metadata”では、“Coalition Publica”に参加しているジャーナル向けに、メタデータ、プラットフォームで公開しているジャーナルの設定、記事毎のメタデータについてまとめています。要約の箇所では、ジャーナルレベルのメタデータと設定を定期的に見直すこと、出版物とメタデータが合致しているようにすること、出版する前に論文のメタデータの点検を行うこと等を、ジャーナルに対して求めています。

名古屋市図書館、楽しい「道くさ」を創出する社会実験に参加:移動式本棚ワゴンを設置

2021年10月16日から11月14日にかけて、名古屋市で実施される「かさでら道くさ社会実験」に名古屋市図書館が参加しています。

「かさでら道くさ社会実験」は、名古屋市本笠寺駅前の通りにポップアップショップや絵しりとりやクイズを出題するパネルなど4つのアイテムを展開し、歩いて楽しい「道くさ」を創出する社会実験です。名古屋市図書館は常時50冊ほどを備えた移動式本棚ワゴンを設置します。本はワゴン周辺や笠寺観音商店街の店舗に持ち込んで閲覧することができます。また、10月23日には関連企画として司書による「おはなし会」も開催されます。

同館は、月1回程度300冊程度の本を市内の児童館やイベントスペース、レンタルスペースに設置する「ここにもライブラリー」という取り組みを行っており、この取り組みの一環として社会実験に参加しています。

国際日本文化研究センターと一般社団法人ナレッジキャピタル、情報・資料・史料の扱いに着目した小中学生向けオンライン講座「〈SpringX超学校〉「おもしろ日本を解き明かそう!」」を開催

2021年11月3日・14日・28日の日程で、国際日本文化研究センター(日文研)が、一般社団法人ナレッジキャピタルとの共催で小中学生向けの講座「〈SpringX超学校〉「おもしろ日本を解き明かそう!」」をオンラインで開催します。日文研所属の4人の教員により、古代・近代・現代の情報・資料・史料を読み解きながら、国際的・学際的な日本文化研究の魅力の解説が行われます。

参加費は無料であり、事前の申し込みは不要です。

内容は以下の通りです。

・第1回 2021年11月3日 『情報って何か知ってる?』
「情報を読むための手がかりを知ろう!」(関野樹氏)
「情報の使い手になるための著作権について学ぼう!」(山田奨治氏)

・第2回 2021年11月14日 『「日本人」とは何か』(倉本一宏氏)

・第3回 2021年11月28日 『近代オリンピックの「史料」を解き明かそう!』(牛村圭氏)

武庫川女子大学附属図書館(兵庫県)、AI顔認証による入退管理システム「SAFR」を導入:館内滞在状況把握のため

2021年10月11日、兵庫県の武庫川女子大学が、同大学附属図書館でNTTドコモのAI顔認証による入退管理システム「SAFR」を導入したことを公表しました。なお、8月3日付で、同館のウェブサイト上に、顔認証システムの導入についてのお知らせが掲示されていました。

発表によると、同大学附属図書館のうち中央図書館は生涯学習の場として西宮市(兵庫県)内在住・在校の中高生等学外者へも一般開放しており、学外者は共用カードでの入退館をしていました。不特定多数が頻繁に利用する施設であることから、リスクマネジメントを強化するため、利用者の詳細な把握が課題になっていました。

今回の導入により、地震や火災発生時などの緊急事態においても館内の滞在状況が即座に確認できるようになる他、学外者の所属別利用状況を簡単に把握することができ、その情報を基に生涯学習支援施策の検討ができるようになるとあります。

英国物理学会出版局(IOP Publishing)、抄録データのオープン化を推進するイニシアティブI4OAに参加

2021年10月21日、英国物理学会出版局(IOP Publishing)は、抄録データ(abstracts)のオープン化を推進するイニシアティブであるInitiative for Open Abstracts(I4OA)に参加したことを発表しました。

IOP Publishingは、全ての抄録データを論文の基本メタデータに含め、オープン化する意向を示しています。なお、抄録データの登録先はCrossrefとなっています。

IOP Publishing makes abstracts openly available(IOP Publishing, 2021/10/21)
https://ioppublishing.org/news/iop-publishing-makes-abstracts-openly-available/

英・Libraries Connected、図書館スタッフの功績を称える“Libraries Connected Award”の第1回受賞者を発表

2021年10月20日、英・Libraries Connectedは、2021年の“Libraries Connected Award”受賞者を発表しました。

“Libraries Connected Award”は、過去1年間における図書館スタッフの功績を称える賞と位置付けられています。図書館・学校向けの電子書籍提供サービス等を展開しているOverDrive社の後援を得て2021年7月に創設された賞であり、今回が初の受賞者発表となります。

同賞には6つのカテゴリが設けられており、個人又はチームを受賞対象としています。各カテゴリと第1回の受賞者は次のとおりです。

・Health & Wellbeing Award
死についての対話を支援する、力強く思いやりのある空間としての図書館の役割を推進したことを理由として、“Death Positive Library”プロジェクトの関係者らが受賞

・Reading Award
“What Next? Book Recommendation Quiz”を作成して電子書籍を推薦し、図書館における電子書籍貸出を大幅に増加させたことを理由として、ロンドン市図書館の図書館実習生Laura Smith氏が受賞

米・Ithaka S+R、北米の学術図書館におけるストリーミングメディアへの対応に関する大規模調査を開始

米・Ithaka S+Rは、2021年10月21日付けのブログ記事において、北米の学術図書館におけるストリーミングメディアへの対応に関する大規模調査を開始したことを発表しています。ストリーミングメディアの定義については、ビデオ・オーディオコンテンツを含む広範なもの、と述べています。

発表によれば、今回の調査は「高等教育におけるストリーミング」に関するこれまでで最も包括的な調査であり、米国の各4年制大学の代表者と、カナダ研究図書館協会(CARL)の各図書館の代表者に直接招待状を送付しています。調査内容は図書館のストリーミングメディア戦略であり、調査結果は2022年春に公開される予定です。

今回の調査は、Ithaka S+Rが2021年夏に発表した新プロジェクトの一環です。このプロジェクトは、ストリーミング市場の動向評価や、ストリーミングメディアを用いた授業に関する指導方法や支援ニーズの調査を行うものであり、米国等の大学図書館24館と協力して実施しています。