アーカイブ - 2021年 10月 11日

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香川県内公共図書館連携企画として、展示「#つながる図書館 思い出の本~忘れられない一冊~」が開催

2021年10月19日から11月28日にかけて、香川県内初の県内公共図書館連携企画として、展示「#つながる図書館 思い出の本~忘れられない一冊~」が実施されます。

発表によると、10月27日から11月9日までの読書習慣にあわせて開催されます。香川県立図書館と同県内の公共図書館合計23館が、「思い出の本~忘れられない一冊~」をテーマとして図書館職員が選んだ図書46タイトルのうち、各館で展示可能なものをまとめて展示・貸出する企画です。なお、展示期間や展示冊数は館によって異なります。

県内初 香川県内公共図書館連携企画「#つながる図書館 思い出の本~忘れられない一冊~」を実施します(香川県立図書館, 2021/10/9)
https://www.library.pref.kagawa.lg.jp/news/topics/collaboration_2021.html

第14回「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」が発表:岡山放送株式会社アナウンス室等が受賞

2021年9月29日、公益財団法人高橋松之助記念顕彰財団は、同財団が主催する第14回高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」の受賞者を発表しました。

同賞は、文字・活字文化振興法の理念に則り、読書推進と文字・活字文化振興に貢献し、顕著な業績をあげた学校及び地方自治体・団体・個人を顕彰する事を目的としています。

「朝の読書大賞」には、中津市立下郷小学校(大分県中津市)、学校法人創価学園関西創価中学校(大阪府交野市)、愛知県立豊田高等学校(愛知県豊田市)が、「文字・活字文化推進大賞」には岡山放送株式会社アナウンス室が選ばれています。

岡山放送株式会社アナウンス室の受賞理由として、東日本大震災を契機として2011年から実施している出張朗読会の取組が挙げられており、2018年の西日本豪雨で被害を受けた倉敷市真備町(岡山県)でも、復旧・復興の中で読書環境の充実に貢献しようと朗読会を実施したこと等が紹介されています。

米国物理学協会(AIP)のニールス・ボーア図書館・文書館の“Emilio Segrè Visual Archives”:歴史的写真等2万8,000件以上の画像を提供(記事紹介)

2021年10月4日、米国物理学協会(AIP)は、同協会のニールス・ボーア図書館・文書館(Niels Bohr Library & Archives)が2万8,000件以上の画像を提供するコレクション“Emilio Segrè Visual Archives”についての記事を公開しました。

同コレクションには、研究室や研究者の歴史的な写真、宣伝用写真、物理学者が同僚や家族・友人と写ったスナップ写真等のデジタル画像が提供されています。また、ニールス・ボーア図書館・文書館の手稿や出版物、音声資料も含まれているとあります。

なお、画像の利用に際しては、メタデータの権利情報の箇所にAIPが書かれている場合は許諾不要であり、それ以外の場合は申請が必要な可能性があるため、AIPに問い合わせることが求められています。

フランス・国民議会、図書館および公読書の発展に関する法案を可決:書籍の経済を見直し、関係者間の公平性・信頼を強化する法案も同日に可決

2021年10月6日、フランスの国民議会(Assemblée nationale、下院)で、図書館および公読書の発展に関する法案が全会一致により可決されました。同法案は、文化・情報・教育・研究・知識・娯楽への平等なアクセスを保証し、読書活動を推進するという地方公共団体の図書館の使命等に言及しています。

また、同日、書籍の経済を見直し、関係者間の公平性・信頼を強化する法案も全会一致で可決されました。同法案には、小売業者はいかなる場合でも書籍の配送サービスを無料で提供してはならず、文化・経済の担当大臣により定められた最低料金に則って価格を設定すること等が規定されています。

Adoption de 2 propositions de loi(Assemblée nationale, 2021/10/6)
https://www.assemblee-nationale.fr/dyn/actualites-accueil-hub/adoption-de-2-propositions-de-loi

オーストラリア図書館協会(ALIA)とキャンベラ大学、図書館員・情報専門職の技能向上によるフェイクニュースや誤情報対策のためのパートナーシップを締結

2021年10月11日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、オーストラリア・キャンベラ大学のNews and Media Researchチームと、図書館員・情報専門職の技能向上によるフェイクニュースや誤情報対策のためのパートナーシップを締結したと発表しました。

サービスの中にメディアリテラシー教育プログラムを組み込むことを考えている図書館・情報専門職のための、調査やツール・学習機会の提供を行うとしています。発表の中では、オーストラリア内で最初となる、図書館職員や情報サービス関連職員を対象とした、メディアリテラシーやメディアに関する態度・ニーズ・認識のオンライン調査を実施中であると述べています。

米・ITHAKA、投獄中の学生にJSTORへのアクセスを提供するためアンドリュー W.メロン財団から助成金を獲得

2021年10月8日、米国の非営利団体ITHAKAが、投獄中の学生にJSTORへのアクセスを提供するため、アンドリュー W.メロン財団から助成金150万ドルを獲得したと発表しました。

現在、投獄中の学生は、認証を受けた大学が刑務所で提供している少数のプログラム“Higher Education in Prison Programs”を通して、JSTORにアクセスできるとあります。また、JSTORは論文の検索が行えるオフラインの索引を提供しており、論文を入手するためには大学図書館に対して論文を要求し、矯正局の審査を受ける必要があるとしています。

発表の中では、米国の投獄中の大学生全員が、JSTORへアクセスできるようにするとともに、JSTORや他の電子リソースを用いるリサーチスキルを身に着けることを目的として挙げています。今回の助成金を基に、人員の拡充、パートナーシップ構築、デジタルスキルや研究手法の習得を支援する資料の作成をはじめとした取組を実施すると述べています。

また、刑務所内での教材へのアクセス拡充や調査活動等を行うITHAKAの取組“Improving Higher Education in Prisons initiative”の一環であると述べられています。

米・スタンフォード大学のフーバー研究所図書館・文書館、明治期から第二次世界大戦期までの日本のプロパガンダに関するオンライン展示を公開

2021年10月5日、米・スタンフォード大学のフーバー研究所図書館・文書館(Hoover Institution Library & Archives)は、オンライン展示“Fanning the Flames: Propaganda in Modern Japan”の公開を発表しました。

フーバー研究所図書館・文書館が所蔵する錦絵や紙芝居など、明治期から第二次世界大戦期までの日本のプロパガンダに関する資料を紹介するオンライン展示です。

発表では、2021年6月に同名の書籍(同研究所“Japanese Diaspora”コレクションのキュレーターKaoru Ueda氏が編者を担当)が刊行されていること、10月末には同研究所において実物展示の開催を予定していることにも言及しています。

【イベント】シンポジウム「人文・社会科学とインフラ化する研究データ」(10/29・オンライン)

2021年10月29日、東京大学史料編纂所が主催する国立大学附置研究所・センター会議第3部会(人文・社会科学系)シンポジウム「人文・社会科学とインフラ化する研究データ」がオンラインで開催されます。

シンポジウム概要によれば、「人文・社会科学における「データ」とそのインフラ化についての実践的な取り組みに焦点をあて、それらがもたらす影響や研究を取り巻く条件の変化などの課題について議論」する内容となっています。参加無料ですが、事前の申込みが必要です。

当日の主なプログラムは次のとおりです。

(報告)
・人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築推進事業における一橋大学の取り組みについて
田中雅行氏(一橋大学経済研究所 准教授)

・社会科学におけるデータ共有と二次分析
三輪哲氏(東京大学社会科学研究所 教授)

・デジタル化された日本史研究資源のゆくえ
山田太造氏(東京大学史料編纂所 准教授)

(討議)
ディスカッサント 箱石大氏(東京大学史料編纂所 教授)