アーカイブ - 2021年 1月 28日

電子出版制作・流通協議会(電流協)、「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2021年01月01日)」を公表

2021年1月28日、電子出版制作・流通協議会(電流協)が、「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2021年01月01日)」を公表しました。

前回2020年10月1日時点と比較して、実施自治体は29増加し143自治体、電子図書館(電子書籍貸出サービス)は28増加し139館となっています。

電流協 お知らせ
https://aebs.or.jp/
※2021年1月28日欄に「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2021年01月01日)公表の件」とあります。

電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2021年01月01日)(電流協)
https://aebs.or.jp/Electronic_library_introduction_record.html

国立国会図書館、歴史的音源約600点を新たにインターネット公開

2021年1月27日、国立国会図書館は、歴史的音源(れきおん)で提供する音源のうち、著作権・著作隣接権の保護期間満了を確認した約600点を、新たにインターネット公開しました。

今回の公開により、インターネット上で公開する歴史的音源は約5,500点となりました。歴史的音源の全音源約5万点は、国内外の約320館の歴史的音源配信提供参加館で聴くことができます。

歴史的音源約600点を新たにインターネットで公開しました(国立国会図書館, 2021/1/27)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2020/210127_01.html

歴史的音源配信提供参加館一覧 (2021年1月15日現在)(国立国会図書館デジタルコレクション)
https://dl.ndl.go.jp/ja/rekion_librarylist.html

【イベント】国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部第68回例会「音楽資料目録データの作成から見た音楽資料目録と音楽図書館」(2/7・オンライン)

2021年2月7日、国際音楽資料情報協会(IAML)日本支部第68回例会「音楽資料目録データの作成から見た音楽資料目録と音楽図書館」が、オンラインで開催されます。

講師は、IAML日本支部個人会員の鳥海恵司氏(株式会社トッカータ)です。音楽資料のMARCレコードおよび書誌・典拠データベースの構築とシステムの標準化から見た、日本の音楽資料目録と音楽図書館について、推移と現状、課題に関して講演が行われます。

定員は80人で、事前の申し込みが必要です。

最新ニュース(IAML日本支部)
http://www.iaml.jp/saishin.html
※2021年1月21日付で、「第68回例会のご案内」が掲載されています。

IAML 日本支部第 68 回例会のご案内 [PDF:1ページ]
http://www.iaml.jp/IAMLRM68.pdf

【イベント】第14回CODHセミナー「IIIF Curation Platform利活用レシピ100連発」 (2/18・オンライン)

2021年2月18日、ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)とデジタルアーカイブ学会技術部会の共催により、第14回CODHセミナー「IIIF Curation Platform利活用レシピ100連発」がオンラインで開催されます。

CODHが開発するIIIF Curation Platform(ICP)について、実際の利活用事例における用途とICPの機能の関係を整理した「利活用レシピ」の紹介が行われます。

参加費は無料で、事前の申し込みが必要です。

当日の主なプログラムは以下の通りです。

・IIIFのポテンシャルを引き出すIIIF Curation Platform利活用アイデア
北本朝展氏(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所)

・人文学マイクロコンテンツ研究ツールとしてのIIIF Curation Platform
鈴木親彦氏(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所)

・IIIF Curation Platformを用いたデジタルアーカイブの活用
中村覚氏(東京大学史料編纂所)

・ディスカッション
北本朝展氏、鈴木親彦氏、中村覚氏

ウェブサイト「ディノ・ネット デジタル恐竜展示室」が公開:恐竜骨格のデジタルアーカイブや博物館のバーチャルツアー等を提供

2021年1月19日、ウェブサイト「ディノ・ネット デジタル恐竜展示室」が公開されました。国立科学博物館をはじめとした博物館が所蔵する恐竜骨格のデジタルアーカイブや、博物館の360度バーチャルツアー、オンライン講座等を提供するウェブサイトです。

同ウェブサイトは、文化庁「文化芸術収益力強化事業」の採択事業であり、デジタルアーカイブを公開し、オンライン講座で活用することで、博物館での学びを提供していくとされています。

ディノ・ネット デジタル恐竜展示室がオープンしました。(ディノ・ネット デジタル恐竜展示室, 2021/1/19)
https://dino-net.jp/news/27/

ディノ・ネット デジタル恐竜展示室
https://dino-net.jp/

米国議会図書館(LC)、19世紀のマレー語の書簡をデジタル化し公開:ウィリアム・ファーカーの書簡等

2021年1月25日、米国議会図書館(LC)が、19世紀のマレー語の書簡コレクション46件をデジタル化し、公開したことを発表しました。

同コレクションは、主に、シンガポールの英国植民地の総督であったウィリアム・ファーカーに宛てられた、現地の王や東南アジアの名士からの書簡で構成されています。発表では、1819年2月6日に締結された、英国東インド会社の交易拠点設立に関する条約“Singapore Treaty”の202周年に先立って、デジタル化を行ったと述べられています。

カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)と米・PLOS、オープンアクセス出版に関する“Community Action Publishing”契約を締結

2021年1月18日、カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)と米国のオープンアクセス(OA)出版社PLOSが、“Community Action Publishing(CAP)”契約を締結したと発表しています。

所属する責任著者および共著者に係る過去の出版履歴に基づいて、出版費用を著者から研究機関にシフトする内容で、CRKNに加盟する81の大学・研究機関のうち19の加盟機関が“PLOS Medicine”と“PLOS Biology”で無料で無制限で論文を出版できます。契約期間は3年間で、新たに参加を希望するCRKN加盟機関は、この期間中の任意の時点で参加可能です。

ProQuest社、フランスのル・モンド紙の1944年から2000年までのアーカイブを2021年3月に提供開始

2021年1月26日、ProQuest社は、フランスの日刊紙ル・モンド(Le Monde)の1944年から2000年までのアーカイブを、2021年3月にデジタル画像として提供することを発表しました。

ル・モンド紙は、第二次世界大戦中のフランスにおいて、ナチス・ドイツの占領から解放された1944年にド・ゴール(Charles de Gaulle)将軍の要請を受けて創刊されました。中立的な報道姿勢、深い分析、高品質なジャーナリズム等から、フランスを代表する新聞とされています。

提供予定の同社によるル・モンド紙のアーカイブでは、紙面に掲載された対象期間の全ての記事がデジタル画像として収録され、記事別の索引が作成される他、テキスト検索等にも対応しています。また、その他の新聞・書籍・雑誌・論文などの多様なコンテンツを含む同社のプラットフォーム上で一元的に検索することも可能になる予定です。

EBSCO社、スペイン・サラゴサ大学図書館によるオープンソースの図書館サービスプラットフォームFOLIO導入を発表:同社のホスティングサービスによるスペインで最初の導入事例

2021年1月21日、EBSCO社は、同社がホスティングサービスを提供するオープンソースの図書館サービスプラットフォームFOLIOについて、スペインのサラゴサ大学(La Universidad de Zaragoza)図書館が導入することを発表しました。スペインにおいて、同社のホスティングサービスを利用したFOLIOの導入は、同館によるものが最初の事例となります。

EBSCO社はスペインにおける図書館のFOLIO実装について、図書館等に情報技術・アウトソーシングサービスを提供するIBAI-SCANBIT社と業務提携関係を結んでおり、同館のFOLIO実装はIBAI-SCANBIT社が中心となって行います。同館のFOLIO実装に向けた移行の作業はすでに進行しており、2021年春に完了する予定です。

欧州の20機関以上が参加するSSHOCプロジェクト、プロジェクト成果物“SSH Open Marketplace”のベータ版の公開テストを開始

2021年1月21日、欧州の20機関以上が参加する人文・社会科学分野(SSH)におけるオープンクラウドエコシステム構築のためのSSHOC(Social Sciences & Humanities Open Cloud)プロジェクトは、同プロジェクトの成果物“SSH Open Marketplace”のベータ版の公開テストが開始したことを発表しました。

SSH Open Marketplaceは、人文・社会科学分野の研究者がデジタル環境下で必要とするツール・サービス・研修資料・データセット・ワークフローなどを集約し、研究のライフサイクルに応じて提供が可能なポータルとして構築が進められています。同プロジェクトのパートナーとして、欧州人文学デジタル研究基盤(DARIAH)が開発の中心となり、現在約5,000件のレコードが収録されています。

SSH Open Marketplaceベータ版の公開テストには、全ての人文・社会科学分野の研究コミュニティが参加可能であり、ポータル内の“Report an issue”のボタンから開発チームに直接コメントを提出することができます。SSH Open Marketplaceは中間アップデート版の公開を経て、2021年12月に最終版が公開される予定です。

犬山市立図書館(愛知県)、2021年3月30日に同館2階に「子ども読書空間」をグランドオープン

愛知県犬山市が、2021年1月8日付で行った記者会見の中で、3月30日に、犬山市立図書館2階に「子ども読書空間」がグランドオープンすることを発表しています。

「子ども読書空間」は、乳幼児から中学生に上がる前までの子どもの読書活動推進に重点を置いた図書館整備により、子どもの読書率・図書館の利用率・読解力の向上等を目的として犬山市が進める事業です。「読書キャンプ」をコンセプトに、犬山の自然や歴史を感じながら本に親しみ、子どもと保護者が気軽に読書ができる空間として、犬山市立図書館2階展示室のリニューアルを進めています。

リニューアル後の「子ども読書空間」では、テントやタープ、山小屋仕立てのベンチや丸太のベンチを設置するなど、「読書キャンプ」のコンセプトによりデザインされたフロア内に、絵本や児童文学書を中心に約3,000冊の図書が配架される予定です。フロアのコンセプト・デザインは、市内の小中学生、子育て世代の保護者、図書館ボランティアらとのワークショップなどを経て設定されました。

全国文学館協議会、第9回(2020年度)共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」を全国の34の文学館で開催

2021年1月付で、日本近代文学館に事務局を設置する全国文学館協議会が、第9回(2020年度)共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」を全国の34の文学館で開催することを発表しています。

全国文学館協議会の呼びかけによる全国の文学館の共同展示は、2011年3月11日の東日本大震災を契機として2013年3月に初めて開催されて以来、毎年行われています。2020年度についても、2020年6月の同協議会の総会において企画の継続が全会一致で決定し、全国34の文学館が「3.11 文学館からのメッセージ―天災地変と文学」のテーマの下でそれぞれの展示を開催します。

全国文学館協議会 第9回(2020年度)共同展示(日本近代文学館)
https://www.bungakukan.or.jp/zenbunkyo/activity/#anc1

『カレントアウェアネス-E』407号を発行

『カレントアウェアネス-E』407号を発行しました。

■E2347■ マンガ『夜明けの図書館』完結記念インタビュー
協力:『夜明けの図書館』作者・埜納タオ,監修者・吉田倫子
編集・聞き手:関西館図書館協力課調査情報係

■E2348■ 公民連携ブックストアとの連携協力:大阪市立港図書館の取組
大阪市立中央図書館・戸倉信昭
日本図書館協会認定司書1063号

■E2349■ 専門図書館と公共図書館の連携はなぜ進まないのか<報告>
ビジネス支援図書館推進協議会/目黒区立八雲中央図書館・椛本世志美

■E2350■ 「探究的な学び」を支える鳥取東高等学校の図書館活動
鳥取県立鳥取東高等学校・三好明美

■E2351■ 透明で公正なディスカバリーサービスのために
筑波大学学術情報部・松野渉

E2352 - 米国国立公文書館(NARA)のソーシャルメディア新戦略

2020年9月,米国国立公文書館(NARA)は2021年度から2025年度までのソーシャルメディア戦略を公表した。この戦略はNARAの使命「高い価値をもつ政府記録への市民のアクセスを通じ,開放性を向上させ,市民参加を促進し,国の民主主義を強化する」を達成する鍵として位置づけられており,同館が館全体で定める以下4つの戦略目標とも密接に関連している。

E2350 - 「探究的な学び」を支える鳥取東高等学校の図書館活動

鳥取県立鳥取東高等学校は,理数科および普通科を擁し,2020年度現在,生徒843人,教職員83人が所属している。生徒の大多数が大学進学を目指している,いわゆる「進学校」である。

E2349 - 専門図書館と公共図書館の連携はなぜ進まないのか<報告>

2020年11月2日,第9回情報ナビゲーター交流会(以下「交流会」)が開催された。全国の公共図書館員と主に都市部の専門図書館員の館種を超えた交流を目的とした同会(E2244参照)は,ビジネス支援図書館推進協議会および一般財団法人機械振興協会経済研究所が主催し,文部科学省および専門図書館協議会の後援を受け,新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響によりオンラインで行われた第22回図書館総合展のイベントのひとつとして実施された。「専門図書館と公共図書館の連携はなぜ進まないのか」をテーマとした交流会は,5つのプレゼンテーション,プレゼンターによるパネルディスカッションで構成され,全国から述べ96人(登壇者,スタッフ含む)の参加者があった。5つのプレゼンテーションは以下の通りである。

E2347 - マンガ『夜明けの図書館』完結記念インタビュー

2010年11月に連載を開始した『夜明けの図書館』が,2020年11月に完結を迎えた。公共図書館でのレファレンスサービスをテーマとしたマンガであり,「暁月市立図書館」の新米司書「葵ひなこ」を主人公とし,利用者の様々な疑問・ニーズを出発点に「本と人」「人と人」をつなげていく様子が描かれている。また,同作品は,2020年の第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で,審査委員会推薦作品の一つに選出された。10年にわたる連載は完結したが,2021年1月30日に加西市立図書館(兵庫県)でのトークライブイベント,2021年2月17日には第7巻(最終巻)刊行を予定している。完結を記念して,作者の埜納タオさん,監修者として司書の立場から協力した吉田倫子さんにお話をうかがった。

E2348 - 公民連携ブックストアとの連携協力:大阪市立港図書館の取組

2020年10月18日,大阪市港区に,ブックストア「KLASI BOOKs(クラシ・ブックス)」がオープンした。地元の公共施設として大阪市立港図書館が連携協力している。本稿では,蔵書約7万冊の小さな港図書館が取り組む公民連携について,大阪市立図書館において地域図書館の統括部署に所属する筆者が,その経過や意義を紹介する。

E2351 - 透明で公正なディスカバリーサービスのために

学術情報の統合的な検索を可能とするウェブスケールディスカバリーサービス(CA1772参照)が登場してから既に10年以上が経過している。日本においても,文部科学省が実施した2019年度の学術情報基盤実態調査によれば,国内の約20%の大学図書館がディスカバリーサービスを導入している。

名古屋大学附属図書館、語学ワークショップ「Let's Talk in English!」および「日本語で話そう!」をオンラインで開催

名古屋大学附属図書館が、語学ワークショップの英語版「Let's Talk in English!」と日本語版「日本語で話そう!」を Zoomで開催します。

「Let's Talk in English!」は、英語を話したいがその機会のない学部生・大学院生を対象に行われるもので、留学生スタッフといっしょに英語で話す練習をするワークショップです。2021年2月18日には「カタコトでも大丈夫!初級者向き」が、同2月22日には「留学希望者・留学経験者向き」が開催されます。各回定員は7人です。

「日本語で話そう!」は、日本語を学習している留学生を対象としたワークショップで、日本語スタッフとゲームをしたり、身近なテーマについて話したりする内容です。2021年2月19日と同2月24日に行われます。各回定員は7人です。

語学ワークショップ(英語) Let's Talk in English! via Zoom (名古屋大学附属図書館)
https://www.nul.nagoya-u.ac.jp/guide/literacy/guidance.html#lte_A

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