アーカイブ - 2021年 1月 22日

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真庭市立図書館(岡山県)、市民団体・市職員の制作した「真庭ふるさとカルタ」のデータを公開:商用目的での利用や改変を除いて自由に使用可能

2021年1月20日、岡山県の真庭市立図書館は、同館のウェブサイト上で「真庭ふるさとカルタ」のデータ公開を開始したことを発表しました。

「真庭ふるさとカルタ」は、民話や昔話を語り継ぐ活動を行う市民団体のメンバーや真庭市の職員らが制作したご当地カルタです。真庭市の史跡や行事、自然などを題材としています。

同館のウェブサイト上で、カルタの一覧データや高画質バージョンの絵札・字札のデータがPDF形式で公開されています。公開された「真庭ふるさとカルタ」のデータは、商用目的での利用や改変を除いて自由に使用することができます。

@maniwalib(Facebook,2021/1/20)
https://www.facebook.com/maniwalib/posts/1546966175473979

真庭ふるさとカルタ(真庭市立図書館)
https://lib.city.maniwa.lg.jp/karuta.html

筑後市立図書館(福岡県)、農政課とのコラボ企画として「生活に本とちっごの花を」を開催中:コロナ禍の影響を受けた地元の花き生産者の支援

2021年1月19日から、福岡県の筑後市立図書館が、市の農政課とのコラボ企画として「生活に本とちっごの花を」を開催しています。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により経営に打撃を受けた、地元の花き生産者を支援する目的で、筑後市役所農政課の八女地域農業振興推進協議会花き部会が主催する企画です。地元の生花店「フラワーウイング花かご」の協力の下、同館のロビーおよび館内に筑後産の花の飾り付けが行われています。

2021年1月21日付の西日本新聞の報道でも同企画が取り上げられており、館内の本棚や机の上に合計1,500本のガーベラ・ナデシコなどが飾られていることを紹介しています。

@Chikugo_library(Twitter,2021/1/19)
https://twitter.com/Chikugo_library/status/1351385204166778880

学術論文の査読者が抱える過剰な負担についての関係者を対象としたフォーカスグループ調査(文献紹介)

プレプリントサーバbioRxivに2021年1月16日付で、スイス・ベルン大学のAnna Severin氏らによる論文“Overburdening of peer reviewers. A multi-disciplinary and multi-stakeholder perspective on causes, effects and potential policy implications”が掲載されています。

同論文は、学術論文の査読者の負担がどのように認識されているか、査読者の負担の原因は何かについて、研究コミュニティの関係者に実施したフォーカスグループ調査を報告する内容です。著者らは査読に関わる関係者として、キャリア初期・中期・後期の各研究者、学術雑誌の編集者、出版社を対象としたフォーカスグループ調査を実施しました。調査から示された査読者の過剰な負担に関する問題点として、主に次のことを挙げています。

・研究分野・役割を超えて、現在の査読の作業量はあまりにも膨大であり、査読の需要に対応し必要な人材を供給することが困難になっていることが広く認識されている

・査読の依頼先には偏りがあり、一部の研究者に集中している

米国連邦航空局(FAA)、航空安全局(AVS)の作成した規制文書を一元的に検索・閲覧可能なシステム“Dynamic Regulatory System (DRS)”を開設

2021年1月15日、米国連邦航空局(Federal Aviation Administration:FAA)は、同局に設置された航空安全局(Office of Aviation Safety:AVS)作成の規制文書を一元的に検索・閲覧可能なシステムとして、“Dynamic Regulatory System (DRS)”を開設したことを発表しました。

DRSは10種類以上のリポジトリに収録された65種類以上の類型の文書を、一元的に検索可能なシステムとして構築されました。“Flight Standards Information System”や“Regulatory Guidance System”などの情報も含めて、AVSによる航空の安全に関わる200万件以上の規制文書の検索・閲覧が可能である、とあります。

DRSに収録された各文書には、根拠となる連邦規則集(Code of Federal Regulations)の該当条項へのリンクが形成されており、文書の改訂履歴の表示にも対応しています。また、常に最新情報を提供できるように、24時間ごとにシステムの更新が行われています。

米国の出版コンサルタントが共著で作成したレポート『新型コロナウイルス感染症と書籍出版産業:影響と2021年への展望』が公開される

米国の出版コンサルタントであるマクロイ(Thad McIlroy)氏が、自身の運営するブログ“The Future of Publishing”の2021年1月5日付の記事において、同じく出版コンサルタントであるグレン(Cliff Guren)氏・シエック(Steve Sieck)氏とともに作成したレポート『新型コロナウイルス感染症と書籍出版産業:影響と2021年への展望』(“COVID-19 and Book Publishing: Impacts and Insights For 2021”)の公開を発表しています。

同レポートは、新型コロナウイルス感染症が米国を中心とした書籍出版産業、及び出版産業の隣接分野に与えた影響について、3氏の調査の結果を報告するとともに、調査結果を踏まえた2021年への展望を示すものです。書籍出版産業全体については、米国出版協会(AAP)や市場調査会社NPDグループ、出版情報誌Publishers Weeklyのデータを用いて、2019年は横ばいか下落傾向にあった業績が2020年10月までは堅調に回復していることなどを指摘しています。

【イベント】AXIES-JPCOAR研究データワークショップ(2/19・オンライン)

2021年2月19日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)研究データ作業部会と大学ICT推進協議会(AXIES)研究データマネジメント部会の主催により、「AXIES-JPCOAR研究データワークショップ」がオンラインで開催されます。

両部会に共通する課題を取り上げ、意見交換を行うことを通して、オープンサイエンスや研究データマネジメントのあり方についての相互理解を深めること、今後の方向性を見いだすことを目的としています。

定員は200人であり、事前の申し込みが必要です。

当日のディスカッションのテーマは以下の通りです。

・RDM用語をどのように説明するか
・大学におけるRDMを進める―支援組織の活動と連携
・大学が保有する研究データの利活用可能性
・情報基盤スタッフ向けRDM教材の検討

2021年1月21日 「AXIES-JPCOAR研究データワークショップ」開催のご案内(JPCOAR)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=141#_href_605

田原市中央図書館(愛知県)、プログラミング体験スペース[たはLab]を設置:キックオフイベントも開催

愛知県の田原市中央図書館が、2021年1月31日から、遊びながらプログラミングを学べる[たはLab]を設置すると発表しました。

[たはLab]は、スクラッチ、マイクロビット、エムボットなどで遊びながらプログラミングを学ぶことができるコーナーで、同館の開館時間中は、誰でも無料で利用できます。

また、[たはLab]設置に合わせ、1月31日・2月27日・3月27日の3回をかけて、キックオフイベントも開催されます。参加費は無料、対象は市内の小学4年生から6年生で、定員は5人です(受付順)。田原中学校ロボコンクラブの先生と同館職員が講師を務めます。

田原市図書館 お知らせ
http://www2.city.tahara.aichi.jp/section/library/index.html
※「2021.1.20 プログラミング体験スペース[たはLab]の設置とキックオフイベントの開催について」とあります。

【イベント】脚本アーカイブズシンポジウム2021「脚本を残し未来へ語り継ぐこと」(2/14・オンライン)

2021年2月14日、文化庁と一般社団法人日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムの主催により、脚本アーカイブズシンポジウム2021「脚本を残し未来へ語り継ぐこと」がオンラインで開催されます。

定員は150人(要事前予約)で、参加費は無料です。

当日の主なプログラムは以下の通りです。

・鼎談「脚本アーカイブズのさらなる展開に向けて」
司会:吉見俊哉氏(東京大学大学院情報学環教授)
池端俊策氏(脚本家、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム代表理事)
高野明彦氏(国立情報学研究所教授)

・パネルディスカッション「脚本に込められた想いとは」
大石静氏(脚本家)
磯山晶氏(TBSプロデューサー)
岡室美奈子氏(早稲田大学演劇博物館館長)
藤田真文氏(法政大学社会学部長、NPO放送批評懇談会 常務理事)

フランス国立図書館(BnF)の電子図書館“Gallica”、文学における「夜」をテーマとしたクイズを公開:読書に関するイベント“Nuits de la lecture”の開催にあたり作成

2021年1月21日、フランス国立図書館(BnF)の電子図書館“Gallica”が、小説、詩、エッセイ等における「夜(La nuit)」をテーマとしたクイズに関する記事を、ブログに掲載しました。

発表によると、クイズは、1月21日から1月24日まで実施されている、フランス・文化省によるイベント「読書の夕べ(Nuits de la lecture)」の開催に合わせ、BnFと文化省の協力のもと作成されました。初心者向け(Apprenti)と上級者向け(Expert)の2種類が公開されています。

また、文化省が公開している「読書の夕べ」のウェブサイトでは、「夜」に加えて、文化省がフランス国立書籍センター(CNL)等との協力により作成した、「バンド・デシネの歴史とジャンルをめぐる旅(Une traversée de l'histoire et des genres de la BD)」、「都市(La ville)」、「文学とその他の芸術(Littérature et autres arts)」、「世界各地(Autour du monde)」をテーマとしたクイズが掲載されています。

富士吉田市立図書館(山梨県)、地域おこし協力隊のヨガインストラクターとコラボして小冊子『BOOK YOGA』を作成:悩みをヨガの精神と図書館職員のお薦め本で解決する内容

2021年1月9日、山梨県の富士吉田市立図書館が、地域おこし協力隊のヨガインストラクターとコラボして小冊子『BOOK YOGA』を作成したと発表しています。

よく聞かれる悩みを7選し、ヨガの精神と図書館職員のお薦め本で解決する内容となっており、地域おこし協力隊主催のヨガイベントや2021年1月以降の図書館主催イベント等で配布予定としています。

県内の図書館や学校図書館での配布も検討されています。

1月23日には、小冊子の刊行を記念して、“オンラインdeBOOKYOGA”が開催されます。自宅の本や図書館から借りた本を使ったヨガポーズにチャレンジする内容で、参加者にはインストラクター等のサイン入り小冊子がプレゼントされます。

(^^♪「BOOK YOGA」完成!ついでにイベントもやっちゃう(富士吉田市立図書館,2021/1/9)
http://flib.fujinet.ed.jp/forms/info/info.aspx?info_id=47406

World Wide Web Consortium(W3C)、ウェブコンテンツアクセシビリティガイドライン(WCAG)3.0の作業草案初版を公開

2021年1月21日、World Wide Web Consortium(W3C)は、アクセシビリティガイドラインワーキンググループ(AG WG)により、ウェブコンテンツアクセシビリティガイドライン(WCAG)3.0の作業草案の初版(First Public Working Draft)および補足資料が公開されたと発表しました。

WCAG 3は、WCAG 2よりも理解しやすく柔軟(異なるタイプのウェブコンテンツ・アプリ・ツールや、組織・障害者に対応)であることを目的としています。

2月26日まで、作業草案の初版へのコメントが求められています。

First Public Working Draft: W3C Accessibility Guidelines (WCAG) 3.0(W3C,2021/1/21)
https://www.w3.org/blog/news/archives/8889

電気通信大学附属図書館、特別展示「村田・高木文庫 江戸期和算書コレクション」を開催中:同文庫のデジタル化が完了したことにともなうパネル展示

2021年1月20日、電気通信大学附属図書館が、特別展示「村田・高木文庫 江戸期和算書コレクション」を開催中です。

同文庫は、同大学の元教授・村田好正氏が、義父の故高木純一早稲田大学教授から遺贈された江戸期の和算書コレクションで、村田氏の退職にあたり、同大学に寄贈されたものです。今回の展示は、同文庫のデジタル化が完了したことにともなうもので、デジタル化したデータは「電気通信大学学術情報リポジトリ(C-RECS)」で公開されています。

展示は同館2階UEC Ambient Intelligence Agoraにて行われています。

特別展示「村田・高木文庫 江戸期和算書コレクション」のお知らせ(電気通信大学附属図書館,2021/1/20)
https://www.lib.uec.ac.jp/news/itemid011-000290.html