アーカイブ - 2021年 1月 20日

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【イベント】第16回レファレンス協同データベース事業フォーラム「レファ協というプラットフォーム―コロナ時代のレファレンス・サービスを考える―」(3/19・オンライン)

2021年3月19日、国立国会図書館(NDL)が、Web会議システム“Webex Events”により、「レファ協というプラットフォーム―コロナ時代のレファレンス・サービスを考える―」をテーマとして「第16回レファレンス協同データベース事業フォーラム」をオンライン開催します。

新型コロナウイルス感染症の影響下で、レファレンス協同データベース(レファ協)を含む非来館型のレファレンス・サービスに力を入れた参加館の取組の共有や、今後のレファレンス・サービスやレファレンス・サービス情報のプラットフォームとしてのレファ協の活用可能性に関する意見交換などが行われます。

参加には事前申込が必要で、定員は900人です。主なプログラムは次のとおりです。

○オープニングスピーチ
「レファ協はプラットフォームか? 低い,平たい,載せやすい」
 小田光宏氏(レファ協事業企画協力員・青山学院大学コミュニティ人間科学部教授)

伊賀市(三重県)、「デジタルミュージアム 秘蔵の国 伊賀」を開設:先行公開中の「芭蕉と俳諧の世界」に追加して「伊賀流忍者」と「郷土資料」を公開

三重県伊賀市が広報紙『広報いが』の2021年1月号で、2021年1月19日に「デジタルミュージアム 秘蔵の国 伊賀」を開設することを発表しています。

三重県伊賀市は、市や社団法人伊賀上野観光協会などが所蔵するデジタル化された資料をインターネット上で公開し、学校・地域における歴史学習や観光案内などに役立てるとともに、広く伊賀の歴史・文化を周知することを目的として「デジタルミュージアム 秘蔵の国 伊賀」を開設します。歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”上に構築され、公開データはシステム連携を通じて、国立国会図書館サーチやジャパンサーチからも利用できることを説明しています。

「デジタルミュージアム 秘蔵の国 伊賀」は5つのテーマで構成され、2020年10月に、伊賀に伝わる松尾芭蕉の真筆や伊賀ゆかりの俳人の資料に関する「芭蕉と俳諧の世界」が先行公開されていました。1月19日の開設に合わせて、『万川集海』をはじめ忍者に関する資料を収録した「伊賀流忍者」と、藤堂家の藩政資料など地域の歴史資料を収録した「郷土資料」が新たに追加公開されています。

2021年度には、伊賀市内の建造物や絵画などの指定・登録文化財とその特徴などを紹介する「伊賀市の文化財」と、歴史的な名所の魅力などを紹介する「歴史探訪」の公開を予定しています。

欧州大学協会(EUA)、DORA・SPARC Europeと共同収集した研究評価の改善に関する実践事例の報告書を公開

2021年1月14日付で、欧州大学協会(EUA)が報告書“Reimagining Academic Career Assessment: Stories of innovation and change”を公開しています。

同報告書は、EUAが「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)・SPARC Europeと共同収集した、研究評価の改善に関する大学等の実践事例をまとめ、分析した内容です。大学、及び研究評価の改善に取り組む関係者へ示唆を与える目的で作成されました。

報告書ではゲント大学(ベルギー)、カタルーニャ・オープン大学(スペイン)、バース大学(英国)、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(英国)、ユトレヒト大学医療センター(オランダ)、寧波ノッティンガム大学(中国)、タンペレ大学(フィンランド)の7機関、及び、オランダ・フィンランド・ノルウェーの国家コンソーシアムの取組が実践事例として取り上げられています。各実践事例の内容とともに、10件の実践事例を通して得られた主要な知見が示されています。

Europe PMC、プレプリントサーバ“Research Square”に収録された4,500点以上の新型コロナウイルス感染症関連文献のインデクス化を完了

2021年1月12日、生物医学分野のオープンアクセス(OA)リポジトリEurope PMCは、Research Square社が提供する同名のプレプリントサーバに収録された新型コロナウイルス感染症関連文献について、インデクス化を実施したことを発表しました。

インデクス化の完了により、“Research Square”に収録された4,500点以上の新型コロナウイルス感染症関連文献の全文が、Europe PMC上で利用可能になっています。この取り組みは、英国のウェルカム・トラスト、英国医学研究会議(UK Medical Research Council:MRC)、スイス国立科学財団(SNSF)の支援により実現しました。Europe PMCでは、新型コロナウイルス感染症に関連するプレプリント文献として、合計1万3,000点以上がHTML形式で利用可能となっています。

Internet Archive(IA)による米国著作権法上で2021年からパブリックドメインとなる著作物を利用した短編動画制作コンテスト(記事紹介)

米国の非営利団体Internet Archive(IA)が2021年1月12日付のブログ記事において、1925年公表の著作物を素材とした短編動画制作コンテストの主な応募作品を紹介しています。

同コンテストはIAが2020年12月17日の「パブリックドメインの日」を記念して実施した企画です。2020年12月1日から13日まで、米国著作権法上の保護期間が終了し2021年から新たにパブリックドメインとなる1925年公表の著作物を素材に利用した、2分から3分程度の短編動画作品を募集していました。

コンテストには23作品が応募され、創造性・1925年に公表されたコンテンツの多様性等の観点による審査が行われ、上位の入賞作品等が決定しました。受賞した作品は、12月17日にIAがオンライン上で開催した「パブリックドメインの日」記念イベントで制作者とともに紹介されています。

ドイツ国立図書館(DNB)、2021年から2024年の優先的戦略事項を発表

2021年1月11日、ドイツ国立図書館(DNB)は、2021年から2024年の4年間の優先的戦略事項として、“Strategische Prioritäten 2021–2024”を発表しました。

DNBの発表した優先的戦略事項は、同館が2016年に発表した中期目標“Deutsche Nationalbibliothek 2025: Strategischer Kompass”を具体化するものです。DNBにとって同様の戦略的優先事項の発表は、2014年・2017年に続いて3度目となります。

公表された優先的戦略事項では、「デジタルコレクションの拡大」「デジタル技術を活用した資料整理の展開」「デジタル技術を活用したコレクションの提供」「文化と科学のネットワーク化」「学習する組織としての発展」の5つのテーマに対して、合計25の行動目標が設定されています。

東京都立中央図書館、ウェブサイト上で展示「1964 to 2020 クイズでめぐる東京のまち」を実施

2021年1月16日から、東京都立中央図書館が、同館ウェブサイト上で企画展示「1964 to 2020 〜クイズでめぐる東京のまち〜」を開催しています。

東京1964大会と東京2020大会の2つのオリンピック・パラリンピック競技大会に関わりが深い、東京のまちの発展・変化、交通機関の発達等が、クイズ形式で紹介されています。その他、東京都内の学校の生徒が作成したジオラマの紹介も行われています。

家で楽しむ ネットde展示「1964 to 2020 クイズでめぐる東京のまち」(東京都立図書館, 2021/1/13)
https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/guide/event/exhibition/6149_20210113.html

フランス図書館員協会、図書館のトイレに関するコンクール“Chouettes Toilettes”を開催

2021年1月19日、フランス図書館員協会(l'Association des Bibliothécaires de France:ABF)が、図書館のトイレに関するコンクール“Chouettes Toilettes”の開催を発表しました。

発表によると、アクセシビリティとインクルージョンの原則をどのように図書館のトイレで実現できるのかを示すこと、創意工夫や考え方を提示することを目的としています。

フランス国内外のあらゆる種類の図書館が参加可能であり、装飾に対する賞と、サービスの質に対する賞を設けるとしています。

Concours Chouettes Toilettes(ABF, 2021/1/19)
https://www.abf.asso.fr/2/200/908/ABF/concours-chouettes-toilettes

ジェンダーと生産性、オープンアクセスに関するイタリア学術会議の計量書誌学的分析(文献紹介)

2021年1月5日付で、査読誌“Scientometrics”において、イタリア学術会議(CNR)に所属するRoberta Ruggieri氏らによる共著論文“An intersectional approach to analyse gender productivity and open access: a bibliometric analysis of the Italian National Research Council”が公開されました。

ジェンダーとオープンアクセス(OA)、学術的生産性に関する計量書誌学的分析結果をまとめたものです。分析対象は、Web of Scienceに含まれる、2016年から2018年にかけて発表された、CNR所属者が著者に含まれる論文の内の2万2,428件であり、CNRに所属する著者は1万1,536人、そのうち6,396人が男性、5,140人が女性です。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館していた韓国国立中央図書館(NLK)、2021年1月19日から開館:館外から一時的に利用可能としたオンラインDBの提供期間を延長

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年12月8日から休館していた韓国国立中央図書館(NLK)が、2021年1月19日から開館しています。

1日あたりの利用者数を制限し、先着順の予約制により開館しています。同館内に設置されている、障害者用閲覧室「障害者情報ヌリト」(国立障害者図書館)や北韓資料センター(統一部)、同館が所管する国立子ども青少年図書館も同様です。

文化体育観光部からの1月18日付の発表によると、同じく休館していた、ソウル特別市所在の文化体育観光部所管の博物館・美術館等の文化芸術施設も1月19日から再開しています。

また、1月13日、NLKは、2020年末まで館外から一時的に利用可能としたオンラインDBの提供期間を2021年6月まで延長したと発表しています。対象は、国内のDB3種類(DBpia、e-article、KOREASCHOLAR)、海外のDB4種類(Nature、SAGE Journals、SpringerLink、Taylor & Francis)です。東亜日報と朝鮮日報の新聞記事DBは2021年中は館外から利用できるように切り替えたとしています。

米国政府印刷局(GPO)の政府情報に関するデータベース“govinfo”、信頼できるデータリポジトリ(ISO 16363)として認証

2021年1月13日、米国政府印刷局(GPO)は、同局が運営する政府情報に関するデータベース“govinfo”が、信頼できるデータリポジトリとして認証を受けたと発表しています。

2段階の審査を経て、デジタルリポジトリに係る審査・認証基準であるISO 16363(Audit and certification of trustworthy digital repositories)の認証を受けたものです。

World Wide Web Consortium(W3C)、EPUB 3.3策定にむけての作業草案初版を公開

2021年1月12日、World Wide Web Consortium(W3C)が、EPUB 3.3策定にむけての作業草案の初版(First Public Working Draft)を公開しました。

・EPUB 3.3
・EPUB 3.3 Reading Systems(EPUB 3 リーディングシステムへの適合性要件)
・EPUB Multiple-Rendition Publications 1.1(複数のレンディションからなるEPUB出版物の作成とレンダリングの定義)
・EPUB 3 Overview(主に技術者以外の読者を想定したEPUB 3.3の仕様の高水準の概説)

の4種類のドキュメントからなります。

ワーキンググループではコメントを求めています。

First Public Working Drafts: EPUB 3.3(W3C,2021/1/12)
https://www.w3.org/blog/news/archives/8859