発表には、同館のDavid Leonard館長によるコメントも掲載されています。同氏は、米国の調査機関Pew Research Centerによる2017年の調査で米国の成人のうち80%近くが公共図書館を「信頼できる」(trustworthy and reliable)と回答したことに触れつつ、米国の民主的機関の一つとして、同館には復興・平等・コミュニティに関する米国の分断について理解を促し、隔たりを埋めるための支援を行う必要があると強調しています。
NDSAで、デジタル保存の支援ツール“Levels of Digital Preservation”の改訂に携わったワーキンググループが作成したものであり、非営利団体Center for Open Science(COS)の研究プロジェクト管理システム“Open Science Framework”(OSF)のプラットフォーム上で公開されています。
2021年1月15日、ロシア国立図書館(National Library of Russia;サンクトペテルブルク)が、1814年1月の開館から207周年を記念し、19世紀と現在の閲覧室の様子を比較できるページ“Strolling through the Library Interiors”を公開しました。
1851年の同館の改装後に招かれた画家のピョートル・ボレルが描き、1852年に刊行された“Imperial Public Library Guidebook”の挿絵として用いられた閲覧室の絵と、現在の閲覧室の写真が比較して見られるようになっています。
zbMATHは、同センター、欧州数学会(European Mathematical Society:EMS)、ドイツのハイデルベルク学士院(Heidelberg Academy of Sciences and Humanities)が編集する、19世紀後半から現在に至る数学分野の文献情報を収録した総合データベースです。ドイツ連邦政府と州政府による合同科学会議(Gemeinsame Wissenschaftskonferenz)の助成の下、2019年からOA化に向けた作業が進められていました。