アーカイブ - 2020年 9月 14日

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「ブックフェスタ・ジャパン 2020」が9月20日から10月18日にかけて開催: 期間中には「マイクロ・ライブラリーサミット2020」も

2020年9月20日から10月18日にかけて、一般社団法人まちライブラリーが事務局を務める「ブックフェスタ・ジャパン 2020」が開催されます。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により延期となっていた「まちライブラリー ブックフェスタ2020 in 関西」を進化させた企画とあり、開催期間中、本を通じて人との出会いを楽しめる様々なイベントが実施されます。

その一つである「マイクロ・ライブラリーサミット2020」は、9月27日に大阪府立大学 I-siteなんば(大阪市浪速区)で開催され、会場参加のほかオンライン参加も可能となっています。同サミットでは、「コミュニティ」「認知症」「里地」「イベント」「まちじゅう」を柱とした全国のマイクロ・ライブラリーの13の事例発表や、鶴見大学名誉教授の長塚隆氏による発表「中国における新たな公共読書空間(マイクロ・ライブラリー)の創造への挑戦」や、まちライブラリー提唱者の礒井純充氏による発表「まちライブラリー10年のあゆみ」等が行われます。

ブックフェスタ・ジャパン 2020(まちライブラリー)
https://bookfesta.machi-library.org/

英国物理学会出版局(IOP Publishing)、所有する全ジャーナルの査読方式をダブルブラインドとする予定であることを発表

2020年9月8日、英国物理学会出版局(IOP Publishing)は、所有する全ジャーナルの査読方式をダブルブラインドとする予定であることを発表しました。ポートフォリオ全体でこのアプローチを採用する物理学出版社は同出版局が初めてとしています。

ダブルブラインドとは、著者・査読者の双方にお互いの素性を示さずに行われる査読形式です。同出版局は2017年以降、所有するいくつかのジャーナルにおいて、著者がダブルブラインドによる査読を選択できるオプションを設けており、多くの著者からシングルブラインド(著者の素性は査読者に示される一方、査読者の素性は著者に示さない方式)よりも公平であるとして好意的な評価が得られたと述べています。

同出版局は、今回の移行は学術出版プロセスにおけるジェンダー・人種・地理的な偏りに対する同社の取組の一環であり、ダブルブラインドの採用によって、ジェンダー・人種・出身国・所属に関するバイアスを低減できる可能性があるとしています。

移行は段階的に行われ、2020年末までに一部のジャーナルがダブルブラインド方式のみとなるほか、目標として、2021年末までにポートフォリオ全体を移行させることを挙げています。

米・LYRASIS、新型コロナウイルス感染症流行下のアーカイブ機関における収集実施状況の調査結果を公開:「災害対応」「空間計画」など5分野での推奨事項も提示

米国の図書館等のネットワークLYRASISは、2020年9月4日付けのTwitterにおいて、“Collecting Archival Materials During the Covid-19 Pandemic”の公開を発表しました。新型コロナウイルス感染症流行下のアーカイブ機関における収集実施状況の調査結果をまとめたレポートです。

LYRASIS は、2020年6月1日から25日にかけて、複数のアーカイブ機関のメーリングリストを介してアンケート調査を行い、268の回答を得ました。アンケートは1機関1件の提出、アーカイブ資料収集の責任者による回答を求めており、その条件を満たさない回答を除外した253の回答が分析対象となりました。回答は米国内45州の機関から寄せられたものであり、その50%近くが学術機関です。

調査では、感染症流行期間におけるアーカイブ資料収集に関し、物理的資料とデジタル資料に分けて、計36の質問が行われました。レポート冒頭の“Execution Summary”では、調査で判明した主な事項として以下の点等を挙げています。

文部科学省、「各教科等の指導におけるICTの効果的な活用に関する参考資料」を公表

2020年9月11日、文部科学省が、「各教科等の指導におけるICTの効果的な活用に関する参考資料」を公表しています。

学校における各教科等の指導にあたり、新学習指導要領に基づき資質・能力をバランスよく育成するため、子どもや学校等の実態に応じ、各教科等の特質や学習過程を踏まえ、教材・教具や学習ツールの一つとしてICTを積極的に活用し、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善につなげることが重要であるとして作成されたものです。

博物館・美術館・公文書館や図書館などのデジタル資料の利用(社会科,地理歴史科,公民科の指導におけるICTの活用について)、公立図書館等におけるオンラインを活用した電子書籍サービスを利用して、専門的な情報を確実に収集する(生活科・総合的な学習(探究)の時間の指導におけるICTの活用について)等の記載があります。

今後、各教科等の指導におけるICTの活用に関する解説動画についても順次作して公開するとしています。

名古屋市鶴舞中央図書館、サイエンスカフェ「図書館サイエンス夜話」をオンラインで開催

名古屋市鶴舞中央図書館が、2020年10月13日と10月30日、「図書館サイエンス夜話」を開催します。

同館が例年実施している、語り手と聞き手が打ち解けた雰囲気の中で科学について語らう「サイエンスカフェ」を、同館からの中継で、オンライン(Zoomウェビナー)で開催するものです。

内容は以下の通りです。

10月13日 第一夜「オーロラと夜間大気光の科学」
10月30日 第二夜「巨大地震から地域を早期に復旧させるために考えておきたいこと」

対象は高校生・一般で、参加費は無料ですが、定員が各回100人(先着順)です。

鶴舞中央図書館 「図書館サイエンス夜話 オンライン開催!」≪開催日:10月13日(火)、10月30日(金)≫(名古屋市図書館,2020/9/12)
https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_event/entries/20200912_03.html

Library of the Year 2020の優秀賞・ライブラリアンシップ賞・特別賞の受賞機関が発表

2020年9月14日、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)は、9月2日に実施したLibrary of the Year 2020(LoY2020)の二次選考会の結果を発表しています。

二次選考の結果、以下の機関が、優秀賞・ライブラリアンシップ賞・特別賞を受賞しています。

・LoY2020 優秀賞
安城市中心市街地拠点施設アンフォーレ及び中核施設安城市図書情報館
生駒市図書館
須賀川市民交流センターtette
みんなで翻刻

・ライブラリアンシップ賞
saveMLAK
一般社団法人北海道ブックシェアリング

・LoY2020 特別賞
新潟市学校図書館支援センター

LoY2020 二次選考結果発表!(IRI,2020/9/14)
https://www.iri-net.org/loy/loy2020-second-result/

薩摩川内市立中央図書館(鹿児島県)、同館の本を参考に作った・できた作品を募集する企画「図書館の本を読んでつくりました!」を開催

鹿児島県の薩摩川内市立中央図書館が、2020年10月12日から26日までを募集期間として、同館の本を参考に作った・できた作品を募集する企画「図書館の本を読んでつくりました!」を開催します。

洋服・布小物・アクセサリーや絵手紙・イラスト、自分で撮った写真、折り紙・消しゴムはんこ・エコクラフトなど同館の本を参考にして、「作ったもの」、「できたもの」、「できたこと」を募集する企画です。ガーデニング・釣った魚・料理などの場合には、それらを撮影した写真の形で応募することができます。

応募された作品は「秋の読書週間」にあたる10月27日から11月9日まで、同館内で展示される予定です。

図書館の本を読んでつくりました! [PDF:429KB](薩摩川内市立図書館)
http://lib.satsumasendai.jp/c1/bib/pdf10592.pdf

【イベント】第4回京都大学研究データマネジメントワークショップ(9/19・オンライン)

2020年9月19日、ウェブ会議サービスZoomを用いたオンライン会議形式で、「第4回京都大学研究データマネジメントワークショップ」が開催されます。

同ワークショップは、京都大学の研究データ管理体制検討等に関する部門横断型組織「京都大学アカデミックデータ・イノベーションユニット(葛ユニット)」が主催するワークショップです。京都大学では2020年度から科学研究費助成事業として、大学における研究データの蓄積・共有・公開及び長期保管を通じて、研究者自らが研究データマネジメント(RDM)スキルを高められるとともに、研究データを軸とした研究コミュニティ形成や異分野連携を可能にするアカデミックデータ・イノベーション成熟度モデルの開発を進めます。第4回のワークショップは、RDMに関する最新情勢を踏まえながら、このモデルをどのように開発すべきなのかを深めるためのキックオフイベントに位置付けられています。参加費は無料で、京都大学関係者に限らず参加可能ですが、所定のフォームから事前の申し込みが必要です。当日の主な内容は次のとおりです。

米・メジャーリーグベースボール(MLB)、1929年以降の350万点以上のビデオクリップからハイライトシーンの編集・共有等が可能な動画ツール“MLB Film Room”の提供を開始

2020年9月8日、米・メジャーリーグベースボール(MLB)は、数回のクリック操作で過去のベースボールのハイライトシーンの編集・作成やソーシャルメディア等での共有が可能な動画ツール“MLB Film Room”の提供を開始したことを発表しました。

“MLB Film Room”を利用することで、特定の打者が速球に対してホームランを放ったシーン、特定の投手がスライダーで三振を奪ったシーン、過去3年間のワールドシリーズで決着がついたシーンなどをまとめた短編動画の作成が可能となります。

“MLB Film Room”では、MLBウェブサイト上の動画ライブラリに収録され検索可能なビデオクリップを動画編集の素材とすることができます。MLBウェブサイトの動画ライブラリには1929年以降の350万点以上のビデオクリップが収録されており、特に2017年以降については全ての投球シーンに関するビデオクリップが含まれています。

英国図書館(BL)、Linked Data技術を用いて図書館コミュニティの目録データ等を共有しオンライン上で発見可能な環境を構築するイニシアチブ“Share-VDE”に参加

2020年9月4日、英国図書館(BL)、Linked Data技術を用いて図書館コミュニティの目録データ等を共有しオンライン上で発見可能な環境を構築するイニシアチブ“Share Virutal Discovery Environment(Share-VDE)”に参加したことを発表しました。

Share-VDEは、様々な図書館コミュニティ作成の書誌目録・典拠ファイル等の書誌情報をLinked Data技術で接続し、共有の発見環境構築を目指す図書館主導のイニシアチブです。国際的な図書館サービスプロバイダーCasalini Libriと、文化遺産部門向けの統合図書館システム(ILS)・セマンティックウェブソリューション等のソフトウェア開発会社である@Cult社が中心になって推進しています。