アーカイブ - 2020年 8月 26日

英国工学技術学会(IET)、索引データベースInspecにJ-STAGE収録誌53誌を追加

英国工学技術学会(IET)は、2020年8月14日付けのプレスリリースにおいて、J-STAGEと提携し、IETが作成する工学・物理学・コンピューターサイエンス分野の索引データベースInspecにJ-STAGE収録誌53誌を追加したことを発表しました。

プレスリリースには、対象となったJ-STAGE収録誌のリストも掲載されています。

新型コロナウイルス感染症拡大下の図書館ネコ(米国・アイルランド)(記事紹介)

米国図書館協会(ALA)によるアドヴォカシーのためのイニシアチブ“ilovelibraries”の2020年8月24日付の記事で、新型コロナウイルス感染症拡大下の図書館ネコ(Library Cat)の様子が紹介されています。

同記事は米国・アイルランドの図書館に住み着いている4匹の図書館ネコを取り上げて、新型コロナウイルス感染症の拡大下にこれらのネコ達のライフスタイルがどのように変化したのかを紹介するものです。

米テキサス州ホワイトセトルメント公共図書館の図書館ネコBrowserについては、同館スタッフのコメントとして、感染症に伴う閉館により人恋しくなったBrowserが、常に人の近くにいたがるようになり、スタッフの膝の上やスタッフが事務スペース内で使う端末のキーボードの上で寝そべる姿をよく見かけることなどのエピソードが紹介されています。

埼玉県立浦和第一女子高等学校の生徒30人が新潮社の発売前の新刊図書のゲラ読みを実施

2020年8月21日、埼玉県立浦和第一女子高等学校図書館は、同校の生徒が新潮社の発売前の新刊図書のゲラ読みを実施したことを報告しました。

この試みは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休校していた2020年5月に、新潮社からの依頼を受けて行われました。生徒への告知は同館がGoogle Classroomを使って実施し、応募した30人の同校生徒がゲラ読みを行いました。募集は著者の名前を伏せて行われたため、当該新刊図書の著者から、率直な意見が聞けてよかったという反響があったことを伝えています。

同校の近隣書店では、生徒がゲラ読みを実施した発売後の図書を生徒の感想とともに陳列しています。

【図書館】発売前の新刊のゲラ読みに挑戦!(埼玉県立浦和第一女子高等学校,2020/8/21)
https://urawaichijo-h.spec.ed.jp/ichijo/blogs/blog_entries/view/54/a23ebf9c33103e2b2314055b2181604a

米・ワシントン州ワラワラ公共図書館の館内フロア改修作業中にミステリー小説コーナーの書架から約30年前の缶ビールとチューイングガムが発見される(記事紹介)

米国ワシントン州ワラワラ(Walla Walla)郡のニュースを伝える日刊紙“Walla Walla Union-Bulletin”の2020年8月13日付の記事など複数のメディアで、同州ワラワラ公共図書館のミステリー小説コーナーの書架で缶ビールとチューイングガムが発見されたニュースが報じられています。

ワラワラ公共図書館は新型コロナウイルス感染症の影響による休館を利用して、館内フロアの大規模な改修作業を行っています。改修作業中に同館の職員が館内のミステリー小説コーナーの書架のパネルを取り外したところ、未開封の缶ビール5缶と開封済のチューイングガムの入った袋が発見されました。発見されたガムの生産時期が1980年代後半であることや、1988年11月に義務付けられたアルコール容器への健康に関する警告ラベルが缶ビールに貼られていないことから、30年以上前から同館の書架に存在していたことが推定されています。

全国遺跡報告総覧、「文化財動画ライブラリー」を公開

2020年8月26日、奈良文化財研究所が、全国遺跡報告総覧において「文化財動画ライブラリー」を公開したと発表しました。文化庁と共同で開発したものです。

プレスリリースによると、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、展示等の文化財関連事業が影響を受けたことで、情報の発信を補うためにオンライン上で文化財関連動画の配信が行われ、新しい生活様式の構築や地域の魅力発信等に効果を挙げているものの、動画の所在を把握しにくいことや、他の人気動画の影に隠れるなどの理由により視聴されにくい場合があるといった課題があるとしています。

そこで、全国各地で制作されている文化財関係の動画情報を統合し紹介するプラットホーム「文化財動画ライブラリ―」を構築することで、上記の課題を解消し、文化財を用いた地域の魅力発信に資するとともに、文化財に対する国民の理解を一層高めていく、としています。

8月26日の公開時点では、165本の文化財動画が掲載されており、これらの動画が一覧表示できるようになっているほか、動画が対象とする文化財の所在地や時代等によって検索できるようにもなっています。

カナダ国立映画制作庁(NFB)、新型コロナウイルス感染症感染拡大下の生活を映像で記録する“The Curve”を公開:短編ドキュメンタリー3作品を公開

2020年8月24日、カナダ国立映画制作庁(NFB)が、“The Curve”の公開を発表しました。新型コロナウイルス感染症感染拡大下の生活を映像で記録するためのもので、同日、短編ドキュメンタリー3作品が公開されました。

“The Curve”は、40人のクリエーター・映画製作者の手による、アニメ・ドキュメンタリー・デジタルストーリーテリングといった形態の30作品により、全カナダの視点から、この前例のない時代を歩んでいくことはどの様なことなのかを示すためのもので、また、新型コロナウイルス感染症により生活に影響をうけた何百万もの人に発言の場を与えるもの、としています。

今後も夏から秋にかけて、作品の公開が続きます。

日本図書館協会(JLA)図書館の自由委員会、ウェブページ「COVID-19に向き合う」に「では、どうすればよいのだろう」を掲載

2020年8月26日、日本図書館協会(JLA)は、図書館の自由委員会のウェブページ「COVID-19に向き合う」に「では、どうすればよいのだろう」(8月22日付)が掲載されたと発表しています。

「まずは基本的な感染対策」「図書館資料による接触感染を防ぐには」「来館記録を収集しない宣言!」「接触確認アプリや自治体ごとのコロナお知らせシステムってどうなの?」「来館記録を図書館はどう扱っているか」といった項目があります。

お知らせ一覧(JLA)
http://www.jla.or.jp/home/news_list/tabid/83/Default.aspx
※2020/08/26欄に「図書館の自由委員会サイト「COVID-19に向き合う」に「では、どうすればよいのだろう」を掲載しました」とあります。

韓国・ソウル特別市、「ソウル地域の公共図書館の司書等の感情労働者保護ガイドライン・マニュアル」の施行を発表

2020年8月18日、韓国・ソウル特別市が、「ソウル地域の公共図書館の司書等の感情労働者保護ガイドライン・マニュアル」の施行を発表しました。

暴言やセクハラといった感情労働に悩まされている公共図書館の司書を保護することが目的で、ガイドラインでは業務中に発生する可能性がある感情労働被害を予防するとともに、被害発生時の図書館と監督官庁(市・区役所、教育庁)が実行すべき組織レベルでの役割・責務を「7大指針」として示しています。

7大指針は以下の通りです。

・図書館運営方針に感情労働保護に関する指針を明示
・図書館労働者を尊重することに関し、市民から共感を得るための広報
・機関別の感情労働保護マニュアルの整備(利用者と対立した時に、解決のために司書に一方的・無条件の謝罪を強要しない等)
・感情労働教育の実施
・精神が消耗した際の適切な休憩の保障
・感情労働関連苦情処理制度の実施
・感情労働者保護の現状の点検と管理