アーカイブ - 2020年 7月 17日

日本図書館協会(JLA)、「感染拡大防止の継続を」を発表

2020年7月17日、日本図書館協会(JLA)が、協会ウェブサイトにおいて「感染拡大防止の継続を」を発表しています。

7月16日の東京都の新型コロナウイルス感染症の感染者数が過去最大の数値となったことをうけ、都内近県はもちろん、全国の図書館において、手を緩めることなく、新しい生活様式による感染予防を図って、利用者サービスを行うことを求めるものです。

また、感染拡大防止のために検討すべき基本的事項と手順を記した「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」(更新版)を再確認し、対応するよう求めています。

野球殿堂博物館図書室(東京都)、「COVID-19 野球アーカイブ」を実施中:新型コロナウイルス感染症の野球への影響についての関連資料を収集

野球殿堂博物館図書室(東京都)が、新型コロナウイルス感染症の野球への影響についての記録を後世に残すため、関連資料を収集する「COVID-19 野球アーカイブ」を実施しています。

取組の一環として、2020年3月1日から、スポーツ新聞6紙の収集、保存を行っています。

発表によると、今後、図書や雑誌も随時追加されます。

COVID-19 野球アーカイブ(野球殿堂博物館)
https://bml.opac.jp/opac/Notice/detail/7

参考:
豊田市郷土資料館(愛知県)、新型コロナウイルス感染症拡大下の暮らしの記憶を集め継承する「コロナの中の暮らしの記憶2020⇒2120プロジェクト」を実施中
Posted 2020年7月16日
https://current.ndl.go.jp/node/41512

米国図書館協会(ALA)、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた図書館のサービス再開を支援するウェブサイト“ALA COVID-19 Recovery website”を公開

2020年7月15日、米国図書館協会(ALA)は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた図書館のサービス再開に関するウェブサイト“ALA COVID-19 Recovery website”の公開を発表しました。

同ウェブサイトは、コミュニティや図書館職員、図書館のサポーターを対象に、サービス再開のためのツールやガイド、リソースをまとめたものです。2020年7月16日時点でのウェブサイトの構成は、以下の通りです。

・Advocacy & Policy
助成金等に関する情報、州や地域の意思決定者に向けて図書館の情報を発信するためのヒント等が記載されています。

・Education
再開館のための方針策定・法的課題や、感染拡大後のニュー・ノーマル(新しい日常)における業務の進め方等、図書館向けのオンデマンドのウェビナーが掲載されています。

・Data & Research
新型コロナウイルス感染症に対する図書館の対応状況や影響等について、米国の公共図書館協会(PLA)による調査へのリンクや、ALAの調査・分析結果がまとめられています。

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)と米・スタンフォード大学図書館、中東地域の文化財を閲覧できる“Digital Library of the Middle East(DLME)”のプラットフォームをリリース

2020年7月15日、米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)とスタンフォード大学図書館が、中東地域の文化財を閲覧できる“Digital Library of the Middle East(DLME)”のプラットフォームをリリースしたことを発表しました。

DLMEは、国際的な協力に基づく4年間の開発の成果であり、現在、世界の図書館・ミュージアム・文書館が所蔵する資料のデジタルレコード約12万7,000点が収録されています。

同プラットフォームは、Whiting財団やAndrew W. Mellon財団からの助成を受けて開発が行われました。発表によるとオープンソースの“Spotlight”および“Blacklight”のソフトウェアフレームワークにより構築され、IIIF準拠のビューワー“Mirador”を導入しています。

香川県立図書館、展示「子どものための郷土資料」を実施

香川県立図書館が、2020年7月22日から8月23日まで、同館の閲覧室郷土資料コーナーにおいて、展示「子どものための郷土資料」を実施します。

同館の郷土資料コーナーで利用可能な約14,000タイトルの香川県に関する本のうち、児童・生徒の夏休みの自由研究等に役立つ図書として、香川県の歴史・特産物・ため池・民話・文学などに関する約70冊の図書の展示が行われます。

株式会社メディアドゥ、出版社のオーディオブック制作支援とAmazon傘下Audibleへのオーディオブック提供事業に着手

2020年7月16日、株式会社メディアドゥは、出版社のオーディオブック制作を支援し、Amazon傘下のオーディオブック及び音声コンテンツ制作・配信サービスAudibleへ提供することにより、オーディオブック分野へ本格的に取り組むことを発表しました。

同社はオーディオブック分野への取り組みを進める背景として、オーディオブックは米国・欧州・中国で大きく伸長中の分野であり、日本国内でもスマートフォン等の普及などを背景に、本格的な拡大が見込まれる分野であること、新型コロナウイルス感染症を想定した「新しい生活様式」で、新しい読書の楽しみ方としてオーディオブックの定着が予想されることを挙げています。

メディアドゥ、出版社の音源制作を支援し、アマゾン傘下Audibleにオーディオブックを提供(メディアドゥ,2020/7/16)
https://mediado.jp/service/3030/

米・テキサス大学サンアントニオ校図書館、同校所蔵のメキシコ料理図書のコレクションから抜粋したレシピ集を作成しオンライン公開:第1弾は「デザート」がテーマ

2020年7月13日、米国のテキサス大学サンアントニオ校(UTSA)は、同校の図書館がメキシコ料理図書のコレクションから抜粋したレシピ集“Recetas: Cocinando en los Tiempos del Coronavirus (Recipes: Cooking in the Time of the Coronavirus)”を作成し、オンライン公開中であることを発表しました。

レシピ集は、同校図書館の特別資料担当のスタッフらが所蔵コレクションから選定して作成しました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって、自宅に留まることを余儀なくされた「シェフ」たちのために、電子出版物という新しく楽しめる方法でレシピを提供することが目的であると説明しています。

公開されたレシピ集の第1弾では「デザート」が特集され、チュロス・ライスプディング・栗を使ったフラン・ブニュエロス(Buñuelos)などのレシピが掲載されています。メキシコ料理の「メインディッシュ」や「前菜とドリンク」を特集した第2弾以降の公開も予定されています。レシピ集は英語・スペイン語併記の形で構成され、PDF及びEPUB形式で提供されています。同館のウェブサイトからダウンロードすることが可能です。

米・エモリー大学の研究チーム、ジョージア州の大西洋岸約100マイルの生態系・歴史等を参照可能なオンラインリソース“Georgia Coast Atlas”を公開

2020年7月9日、米国のエモリー大学は、ジョージア州大西洋岸の100マイルに及ぶ海岸と防波島における活発な生態系・歴史等を参照可能なオンラインリソースとして、“Georgia Coast Atlas”が利用可能であることを発表しました。

“Georgia Coast Atlas”は同大学の環境科学部とデジタルスカラシップセンターの共同プロジェクトによって構築されました。同大学の学生・教員が作成した同地域のドローンによる空撮映像や、収集された歴史的エピソード、注釈付きの地図などで構成され、現在も継続して収録コンテンツの拡大が進められています。

同大学は、研究・フィールドワーク・情報技術を融合し、自然科学と人文科学の協働による、研究者・一般市民向けの前例のないリソースを構築した、としています。

総務省、「2019年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果」を公表

2020年7月17日、総務省が、「2019年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果」を公表しました。

2019年度に57校・7,252人の高等学校1年生を対象に実施したテスト及びアンケートの結果を集計・分析したものです。

「2019年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果」の公表(総務省,2020/7/17)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_03000322.html
https://www.soumu.go.jp/main_content/000698472.pdf
※2つ目のリンクが調査結果です[PDF:14ページ]。

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、公共図書館の概況調査の2017年度版のレポートを公開

2020年7月16日、米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、公共図書館の概況調査の2017年会計年度版のレポートを公開しました。

1988年から開始された同調査は、全米の1万7,000を超す図書館、分館、自動車図書館で構成される約9,000の図書館機構(public library system)における図書館利用、経営状態、職員数、資料に関する統計を分析したものです。

今回の報告書の結果が以下のように紹介されています。

・公共図書館がサービスを提供している地域に住む3億1,200万人の55パーセントにあたる1億7,200万人を超す登録利用者が、2017年に13億2,000万回公共図書館を訪れた(平均年4回訪問)

・公共図書館では2017年に、2016年より20万件多い560万件のプログラムを提供し、2016年より500万人多い1億1,800万人以上が参加した。子どもおよびヤングアダルト向けのプログラムが大部分を占めている。

・オーディオ、ビデオ、電子書籍といった公共図書館で利用できる電子資料の数が2017年も引き続き増加しており、4億6,350万回以上貸し出されている。

立誠図書館(京都府)、小学校跡地を活用した複合施設内に2020年7月21日オープン

京都市立立誠小学校の跡地に仮設の建物として2018年4月に開館し運営されてきた立誠図書館が、同跡地に開業するホテル・商業施設等からなる複合施設「立誠ガーデン ヒューリック京都」内に2020年7月21日オープンします。

7月25日には開館記念絵本ライブが行われます。子どもと保護者向けの「子どもの部」と、大人向けの「大人の部」の2部構成です。参加料は無料ですが、事前の予約が必要で、定員は先着10組程度です。

立誠図書館-The Rissei Library
https://www.bunmachi.org/
※【立誠図書館OPEN 2020.7.21(Tue)】【立誠図書館開館記念絵本ライブ 2020.7.25(SAT)】とあります。

立誠ガーデン ヒューリック京都
https://www.hulic.co.jp/business/rent/hotel/272

岡山シティミュージアム(岡山市)、企画展「岡山市立中央図書館所蔵 災害の記録」を開催中:岡山市立中央図書館所蔵の役場文書・古文書から震災・水害・感染症の記録79点を展示

岡山市の岡山シティミュージアムにおいて、2020年7月16日から8月1日(前期)、および、8月7日から8月30日(後期)にかけて、企画展「岡山市立中央図書館所蔵 災害の記録」が開催されています。

岡山市立中央図書館が所蔵する、岡山市へ合併された旧町村に由来する役場文書や、市民から寄贈された古文書のうち、岡山市域を襲った地震・水害・感染症による災害の記録79点を展示するものです。

また、室戸台風水害、百間川の改修、疫病除けの祭礼といった展示に関連する映像作品7点も会場内で上映されます。

岡山市立中央図書館所蔵 災害の記録(岡山シティミュージアム,2020/7/17)
https://www.city.okayama.jp/okayama-city-museum/0000023376.html