アーカイブ - 2020年 6月 16日

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沖縄県立図書館、「BGMが凄い読書会」を開催

沖縄県立図書館が2020年7月10日・17日の午後5時から午後8時まで、同館4階交流ルームで「BGMが凄い読書会」を開催します。

参加者自らが図書館の本・私物の本を問わず、読みたい本を持参し、席についてBGMを聞きながら読書を楽しむという内容の企画です。両日ともに出入り自由・時間中の会話が可能です。また、参加費は無料で予約不要です。ただし、一度に参加できる人数は最大12人までです。

7月10日の読書会では、「ドラゴンクエストゲーム音源大全集2ゲームオリジナルサウンドストーリー」に収録されたビデオゲーム「ドラゴンクエストⅤ天空の花嫁」のBGMが流れます。7月17日の読書会では、同人サークル「上海アリス幻樂団」制作の同人音楽「東方project」から担当者のセレクトした音楽がBGMとして流れます。

なお、両日ともに新型コロナウイルス感染予防のため、入館時の手指消毒・滞在時間(概ね60分以内)の制限・参加時のマスク着用等が呼びかけられています。

国立国会図書館(NDL)、『調査と情報-ISSUE BRIEF-』で新型コロナウイルス感染症に関する2件のレポートを公開

2020年6月15日、国立国会図書館(NDL)は、立法調査資料『調査と情報-ISSUE BRIEF-』シリーズのNo.1099として「新型コロナウイルス感染症の状況―感染拡大防止に向けた経緯と課題―」を、No.1100として「COVID-19と緊急事態宣言・行動規制措置―各国の法制を中心に―」を公開しました。

「新型コロナウイルス感染症の状況―感染拡大防止に向けた経緯と課題―」では、主に医療分野を中心として、おおむね2020年5月下旬までの情報に基づいて、新型コロナウイルス感染症の特徴や対応の経緯、今後の課題の概観がまとめられています。

「COVID-19と緊急事態宣言・行動規制措置―各国の法制を中心に―」では、新型コロナウイルス感染症に関する各国の緊急事態宣言や行動規制措置(外出規制、営業規制等)について、その根拠となる法制を中心とした紹介が行われています。

Latin American Digital Initiatives(LADI)リポジトリのリニューアル版が利用可能に:ラテンアメリカ7機関のアーカイブコレクションから6万点以上の画像を提供

2020年6月8日、米国のテキサス大学図書館は、ラテンアメリカ7機関のアーカイブコレクションから6万点以上の画像を提供するLatin American Digital Initiatives(LADI)リポジトリのリニューアル版が利用可能になったことを発表しました。

LADIリポジトリは人権問題・少数コミュニティの記録に特に重点を置いて、ラテンアメリカの提携機関のネットワークからユニークなアーカイブ資料を保存し、デジタルアクセスを提供する共同プロジェクトです。LADIリポジトリのリニューアルは、2018年から2019年にアンドリュー W.メロン財団の支援の下、ラテンアメリカ研究に関する同大学オースティン校の学際プログラム“Teresa Lozano Long Institute of Latin American Studies(LLILAS)”と同校の主要図書館の一つであるベンソン・ラテンアメリカコレクションの提携による“LLILAS Benson Digital Initiatives”、及びテキサス大学図書館のソフトウェア開発チームによって実施されました。

Europe PMC、新型コロナウイルス感染症に関する研究論文のプレプリント版についてXML形式のフルテキストを閲覧・再利用可能にするための新プロジェクトを発表

2020年6月8日、Europe PMCは、新型コロナウイルス感染症に関する研究論文のプレプリント版について、標準的なXML形式のフルテキストを閲覧・再利用可能にする取り組みを実施することを発表しました。

この取り組みは英国のウェルカム・トラストの支援、及び英国医学研究会議(UK Medical Research Council:MRC)・スイス国立科学財団(SNSF)との提携による新しいプロジェクトとして実施されます。今後数週間から数か月をかけて、Europe PMCはプレプリントサーバーやプレプリント版の著者と掛け合い、可能な限り多くの新型コロナウイルス感染症に関連する研究のプレプリント版がEurope PMC上で閲覧・再利用可能となるように取り組む予定です。また、主要なプレプリントのプラットフォームで公開された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)または新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する研究の責任著者に対しては、近日中に対応する研究論文プレプリント版のEurope PMCバージョンについて確認を依頼する、としています。

デジタルアートの保存に取り組む米国の団体Rhizome、ウェブアーカイブサービスWebrecorder.ioの名称を“Conifer”に改称

2020年6月11日、ボーンデジタルの芸術や文化の保存に取り組む米国の団体Rhizomeが、ウェブアーカイブサービスWebrecorder.ioの名称を“Conifer”に改称すると発表しました。

2014年にウェブアーカイブを支援するツール作成のために創設されたWebrecorderは、メロン財団の支援のもと、Rhizomeに合流し、ともにサービスを提供してきましたが、今回、Webrecorderが再度“Webrecorder Software LLC”として独立したことをうけてのものです。

Rhizomeは新たなウェブアーカイブサービスの運営に注力する一方、Webrecorderは、ソフトウェア開発に注力するとし、同日、ブラウザベースのレンダリングシステムReplayWeb.pageの公開もあわせて発表しています。

Rhizomeでは、引き続き、Webrecorderプロジェクトの主要パートナーとして、同プロジェクトのアップデートをConiferに統合するとともに、現在のウェブアーカイブツールとの相互運用性の維持や拡大に関与していくとしています。

国立大学図書館協会、「研究データに関する研究者の実態とニーズの把握のための調査の手引き」及び「研究データのオープン化とそのメリット」を公表

2020年6月15日、国立大学図書館協会(JANUL)のオープンアクセス委員会は、「研究データに関する研究者の実態とニーズの把握のための調査の手引き」及び「研究データのオープン化とそのメリット」の公表について発表しています。

両資料は、研究者の実態及びニーズの調査・把握が各機関でのオープンサイエンス推進のために必要であるとの認識から、それらの調査における活用を意図して作成されました。

「研究データに関する研究者の実態とニーズの把握のための調査の手引き」は、各機関がアンケート・個別インタビューを実施する際の手引きであり、実施方法や調査項目等を示しています。なお、アンケート調査の実施に当たっては、大学 ICT 推進協議会の研究データマネジメント部会が作成・公開した「大学における研究データ管理に関するアンケート」(雛形)の利用を推奨しています。

一方、「研究データのオープン化とそのメリット」は、アンケート・個別インタビューの実施に際し、研究者にとっての研究データオープン化のメリットを説明するために活用できる資料となっており、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY 4.0で公開されています。

音声・動画デジタル化における品質管理:NYPLの事例(記事紹介)

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)は、NYPLウェブサイト上に掲載された2020年6月8日付けのブログ記事において、NYPLでの音声・動画デジタル化における品質管理について紹介しています。

NYPLのデジタル研究部門に属する、デジタルコレクションサービスの音声・動画保存ユニットがNYPLの視聴覚研究コレクション(audiovisual research collections)の物理的な保存とデジタル化を担当しており、内製あるいは外部委託により行われるデジタル化の監督作業を行っています。

記事によれば、品質管理プロセスでは成果物の100%に対し自動チェックを、約10%から15%に対しマニュアルチェックを実施しています。具体的なチェックポイントの例として、ファイルの技術仕様、ファイルの同一性、ディレクトリ構造及びファイル名の正確性など計8点を示しているほか、使用しているオープンソースのツールも紹介しています。

米・カリフォルニア大学サンディエゴ校図書館、料理に関するデジタルコレクション“American Institute of Wine & Food Culinary Collection”を公開

米・カリフォルニア大学サンディエゴ校図書館は、同館のウェブサイトに掲載された2020年6月8日付けの記事において、料理に関するデジタルコレクション“American Institute of Wine & Food Culinary Collection”を新たに公開したことを紹介しています。

同館では、1981年に米国ワイン・食品協会(American Institute of Wine & Food:AIWF)から、同協会図書館が所蔵する資料の半数を占める約400冊の寄贈を受けました。その後、同館は継続してコレクション“American Institute of Wine & Food Culinary Collection”の構築を進め、現在7,000冊超の資料を収集しています。

今回、この一部となる90点がオンラインで公開されました。メキシコの料理に関する19世紀初頭の手稿や、カリフォルニアの食文化を反映する資料等が含まれているとあります。

豊橋市図書館(愛知県)、「豊橋観光音頭」「夢の豊橋」の2曲が古関裕而による作曲と確認されたと発表

2020年6月10日、愛知県の豊橋市図書館が、「豊橋観光音頭」「夢の豊橋」の2曲が古関裕而による作曲と確認されたと発表しています。

地元紙の報道によると、豊橋観光コンベンション協会に、作曲家・古関裕而を主人公のモデルとしているNHK連続テレビ小説「エール」の風俗考証者から資料の問い合わせがあり、同協会から同館への照会を受けて同館の学芸員が所蔵資料を調査したところ確認されたとのことです。また、当初、両曲ともレコードが見つかっていなかったことから、同館が情報提供を呼びかけたところ、自宅にレコードがある旨の市民からの情報提供があり、レコードは、今後、同館に寄贈される予定と報じられています。

同館の中央図書館では、6月23日まで、「豊橋観光音頭」「夢の豊橋」関連資料を展示しています。

古関裕而作曲の「豊橋観光音頭」「夢の豊橋」(豊橋市図書館日記~Library Diary,2020/6/10)
https://ameblo.jp/toyohashi-city-library/entry-12603197534.html

文化財防災ネットワーク、「文化財防災マニュアル」シリーズの第3弾として、動画「被災自然史標本の処置例と減災対策」を公開

2020年6月15日、文化財防災ネットワークが、動画「被災自然史標本の処置例と減災対策」をYouTubeに公開しました。

「文化財防災マニュアル」シリーズの第3弾として、専門家の監修のもと制作されたもので、動画にあわせて制作した小冊子(ハンドブック)のPDF版も公開されています。

お知らせ(文化財防災ネットワーク)
https://ch-drm.nich.go.jp/news/
※2020年06月15日欄に「文化財防災マニュアル「被災自然史標本の処置例と減災対策」をYouTubeに公開しました」とあります。