アーカイブ - 2020年 6月 12日

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埼玉県立飯能高等学校、朝日新聞埼玉版に図書館コラム連載を開始

2020年6月10日、埼玉県立飯能高等学校は、同校の学校図書館である「すみっコ図書館」と生徒に関する司書によるコラムの連載が朝日新聞埼玉版で開始したことを発表しました。

初回は6月4日の朝刊16面で、今後は6週間に1度の頻度で掲載される予定としています。

司書の図書館コラム連載はじまる!(埼玉県立飯能高等学校, 2020/6/10)
https://hanno-h.spec.ed.jp/zen/blogs/blog_entries/view/281/0f5d0ca8e8664956310f9e7a0706aecd?frame_id=18

参考:
飯能市立図書館(埼玉県)で「あなたの知らない飯能高校「すみっコ図書館」の世界」が開催中
Posted 2018年3月28日
https://current.ndl.go.jp/node/35738

国際公文書館会議(ICA)、SNS上でキャンペーン“Archiving #AnArchiveIs”を実施中

2020年6月10日、国際公文書館会議(ICA)が、SNS上でのキャンペーン“Archiving #AnArchiveIs”に関する記事を掲載しました。

同キャンペーンは、ハッシュタグ“#AnArchiveIs”を付与した上で、SNS上でアーカイブに関する投稿を行うことを呼び掛けたものであり、Twitterへの投稿はスペインのアーカイブ活動に関する機関Society of Catalan Archivists and Records Managers(AAC)により作成されたアーカイブに保存されます。

All ICA News
https://www.ica.org/en
https://www.ica.org/en/all-ica-news
※2020年6月10日付で、“Archiving #AnArchiveIs”という記事が掲載されています。

Internet Archive(IA)、“National Emergency Library”の終了を早めることを発表

2020年6月10日、Internet Archive(IA)は、“National Emergency Library”事業の終了日を、当初予定されていた2020年6月30日から6月16日に変更し、同日以降は従来の方法で電子書籍の貸出を行うことを発表しました。

同事業は、新型コロナウイルス感染症拡大による図書館・学校・大学の閉鎖を受けて、遠隔授業、調査・研究活動等を支援するため、従来の電子書籍貸出においてこれまで設定していた同時アクセス制限を一時的に解除したものであり、2020年3月24日に開始されました。発表の中で、今回の終了日の変更は、出版社による6月1日の著作権侵害訴訟の提訴が背景にあるとしています。

また、訴訟の対象には“National Emergency Library”事業だけでなく、従来の電子書籍貸出も含まれていますが、こちらは、同時アクセス制限を用いた、著作権の専門家により構築された合法的枠組みで実施している、と述べています。

米・イリノイ大学図書館、IEEEおよび英国微生物学会(Microbiology Society)とのRead and Publish契約締結を発表

2020年5月26日、米・イリノイ大学図書館は、IEEEおよび英国微生物学会(Microbiology Society)とのRead and Publish契約締結に関するお知らせを掲載しました。

発表によると、IEEEとの5月13日付のRead and Publish契約は、イリノイ大学にとっては初となる大手出版社との転換契約締結であり、契約期間は3年です。これにより同学アーバナ・シャンペーン校およびシカゴ校の研究者は、IEEEが提供する“IEEE Xplore Digital Library”にアクセスでき、また、同学所属の論文執筆者はIEEEが刊行する200タイトル近くの雑誌で論文のオープンアクセス(OA)出版が可能となります。

また、英国微生物学会との年初のRead and Publish契約により、同学の論文執筆者は、同学会が刊行する雑誌で無料のOA出版が可能となり、また、同学所属者は同学会の雑誌の全てのタイトルに無制限でアクセスできるようになります。

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、「Unicode変体仮名一覧」を公開

2020年6月11日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)は「Unicode変体仮名一覧」を公開したことを発表しました。

同一覧は、Unicodeに登録されている変体仮名285文字を現代ひらがなごとにまとめたもので、ひらがなごとに字母を確認できます。ひらがなに張られているリンクを押下すると、「日本古典籍くずし字データセット」に収録されている実際の字形を確認できます。また、変体仮名にマウスポインタ等を合わせると、Unicodeのコードポイントを確認することができます。

ニュース
http://codh.rois.ac.jp/news/
※2020年6月11日付で「Unicode変体仮名一覧」を公開したというお知らせが掲載されています。

Unicode変体仮名一覧
http://codh.rois.ac.jp/char-shape/hentaigana/

国際子ども図書館、「開館20周年記念メッセージ」を公開

2020年6月11日、国際子ども図書館が、「開館20周年記念メッセージ」をウェブページ上に公開しました。

国内外の関連機関・団体の館長・会長や、国際子ども図書館にゆかりのある人物、合計17人から寄せられたメッセージが掲載されています。

新着情報(国際子ども図書館)
https://www.kodomo.go.jp/index.html
※2020年6月11日付のお知らせに「開館20周年記念メッセージを公開しました」とあります。

開館20周年記念メッセージ(国際子ども図書館)
https://www.kodomo.go.jp/about/outline/anv20th.html

国立大学図書館協会、「シェアード・プリントWG報告書」を公表

2020年6月11日、国立大学図書館協会(JANUL)の学術資料整備委員会シェアード・プリントWGは、「シェアード・プリントWG報告書」の公表について発表しています。

2014年度から2018年度にかけて、JANUL東海北陸地区に設置された大学間学術資源活用事業のシェアード・プリントWG及び地区共同保存書庫WGによる検討事項を中心に、新たな調査結果を加えてまとめたものであり、「第I章 .はじめに」「第II章.シェアード・プリント」「第III章.分担保存」「IV章.共同保存書庫」「第V章.まとめ」の5章構成となっています。

報告書の目的として、日本の大学図書館における印刷体資料の共同保存・共同管理について現状把握とその実施に係る具体的課題の整理、印刷体と電子リソースの特性を考慮した蔵書構築の規範となるモデルなど4点についての検討実施を挙げています。

「シェアード・プリントWG報告書」(学術資料整備委員会シェアード・プリントWG)を公表しました(JANUL)
https://www.janul.jp/ja/news/20200611

cOAlition S、募集中であった「ダイヤモンドオープンアクセス(OA)」モデルを分析・概観した研究の受託者を発表

2020年6月9日、cOAlition Sは、2020年3月に募集を発表した「ダイヤモンドオープンアクセス(OA)」モデルを分析・概観した研究について、受託者の決定を発表しました。なお、ダイヤモンドOAとは、非営利・非APCベースで購読者・著者に財政的負担を負わせることなく論文をオープンアクセス(OA)で共同出版する、というビジネスモデルです。

合計11件の応募があり、その中からOPERAS(Open Access in the European Research Area through Scholarly Communication)が調整役を担うコンソーシアムが受託者に選定されました。同コンソーシアムには、OPERAS、Sparc Europe、オランダ・ユトレヒト大学、DOAJ、ノルウェー北極大学がパートナーとして、欧州研究図書館協会(LIBER)、オープンアクセス学術出版協会(OASPA)、人文・社会科学における研究評価のための欧州ネットワーク(ENRESSH)、Redalyc-AmeliCA、パリ国立高等鉱業学校のイノベーション社会学センター(CSI)がアソシエイト・パートナーとして参加しています。

cOAlition S、ユネスコ(UNESCO)が実施する“Global Consultation on Open Science”への回答を公開

2020年6月2日、cOAlition Sは、ユネスコ(UNESCO)が実施するオープンサイエンスに関する調査“ Global Consultation on Open Science”への回答を公開しました。

冒頭に要約と推奨事項が掲載されており、学術出版物へのオープンアクセスがオープンサイエンス実現のための主要素であること、学術論文へのアクセス欠如がオープンサイエンス実現の大きな障害であり、2017年時点では学術論文のうち75%が「購読料の壁(paywall)」に阻まれているとの報告があったこと、全ての研究論文はオープンアクセスで出版されるべきであり、出版時点で無料利用可能かつ再利用を促すライセンス付与がなされるべきであることなど、計7点を示しています。

2020年の米国の“Library of the Year”はシアトル公共図書館に:選出には多くの批判も

2020年6月3日、Library Journal(LJ)誌のウェブサイトにおいて、同誌とCengage Learning傘下のGale社が授与する2020年の米国の“Library of the Year”に、ワシントン州のシアトル公共図書館(SPL)を選出したと発表しました。

コミュニティーのニーズに積極的に耳を傾け、人種平等・公平性に重点を置いた取組を進めてきたことが評価されての受賞でしたが、その選出に多くの批判が寄せられています。

批判の内容は、SPLが2020年1月、反トランスジェンダーのグループが開催するイベントにSPLの会議室利用を許可したことを非難し、受賞にふさわしくないとするものです。SPLは、知的自由に関する同館の取組等に沿って利用を許可しましたが、人権活動家・団体から抗議の声があがっていました。

米国図書館協会(ALA)、黒人・先住民・有色人種(BIPOC)、抗議デモへの参加者、ジャーナリストへの警察の暴力を非難する声明を発表

2020年6月11日、米国図書館協会(ALA)が、黒人・先住民・有色人種(BIPOC)、抗議デモへの参加者、ジャーナリストへの警察の暴力を非難する声明を発表しました。

声明では、警察や自警団による殺害に深い悲しみを表すとともに、ALAの黒人コーカス(BCALA)やアジア/太平洋米国図書館員協会(APALA)の声明と連携し、既に発表されている黒人・先住民・有色人種への暴力や差別を非難する声明を支持するとしています。また、人種に基づく体系化された不公平が我々の社会に埋め込まれ、社会制度により強化されていることを認識しており、その社会の中での黒人・先住民・有色人種が日常的に体験する体系的な人種差別や暴力を非難すると表明しています。さらに、抗議デモ参加者やジャーナリストが、修正第1条に基づく言論・報道・集会・請願の自由を行使している中で直面している警察からのいわれなき暴力も非難するとしています。

米・ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)、人種差別に対する声明を発表

2020年6月8日、米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が、人種差別に対する声明を発表しました。

YALSAの使命は10代の若者が直面している課題を和らげることにあり、同理事会は、警察による残虐行為とあらゆる形の人種差別を強く非難するとともに、「ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter)」「全米黒人地位向上協会(NAACP)」といった活動を支持すると表明しています。

YALSAでは、協会の使命に沿った方法で、これらの活動と連携する方法を模索するとし、議員に対して、黒人の若者を支援するプログラムや組織のための資金提供を求めているとしています。

また、変化と正義のために若者が主導して行った平和的な抗議活動は、若者には働きかける力があり、彼らのコミュニティを変化させることができることを示しているとし、YALSAでは、全ての活動に公平性・多様性・包摂性を組み込んでいるものの、まだ不十分であり、今後も若者のためにより公平な協会・専門家・図書館サービスとなるよう努力を続けるとしています。

米国図書館協会(ALA)知的自由委員会(IFC)、図書館の再開にあたっての健康やプライバシーに関する懸念や、館内でのビデオ撮影に対応したガイドライン3点を承認

2020年6月9日、米国図書館協会(ALA)の知的自由委員会(IFC)及びプライバシー小員会が、図書館の再開にあたっての健康やプライバシーに関する懸念や、館内でのビデオ撮影に関する最近の議論に対応するためのガイドライン3点の承認を発表しました。

“Guidelines for Reopening Libraries During the COVID-19 Pandemic”は、新型コロナウイルスの流行下に図書館サービスを提供するにあたって安全を保つためにしばしば尋ねられる質問に回答するもので、職員の健康の保護、ヘルスチェック・マスク・入館記録の法的側面、利用者の図書館からの退館要請、に対応しているほか、方針を見直すための次のステップも提供しています。

飛鳥未来プロジェクト実行委員会(奈良県)、飛鳥地域の本好きな子どもにオンライン読書を提供するためのクラウドファンディングを実施中:同地域の図書館の司書とも連携

2020年6月11日、飛鳥未来プロジェクト実行委員会(奈良県)が、飛鳥地域の本好きな子どもにオンライン読書を提供するためのクラウドファンディングを開始しました。

新型コロナウイルスの感染拡大のため、子どもの図書館利用にも制限があることから、その課題を解消するために行われるものです。文部科学省のGIGAスクール構想により、飛鳥全地域の小・中学生にタブレット端末が付与される機運が高まっていることをうけ、そのタブレットで利用可能なKindleアプリを利用しKindle Unlimitedとの契約を行なって、約1年間のオンライン読書環境を提供します。利用者は、クラウドファンディングの実行後、小・中学生を対象に募集を行なって決定されます。

飛鳥未来プロジェクトは、飛鳥地域(橿原市、三宅町、田原本町、高取町、明日香村)に係るプロジェクトで、田原本町・橿原市・明日香村が後援しています。同事業は同地域の図書館の司書と連携して行うとし、司書は、子どもの興味関心や、今後読んでいったらより良い書籍の推薦などを行います。また1年間のプロジェクト終了時には発表機会(ビブリオバトルやプレゼンテーションなど)が設けられます。

目標金額は100万円で期限は6月30日です。

高山市図書館(岐阜県)、「みんなの健康シリーズ」のライブ配信を実施

岐阜県の高山市図書館が、2020年6月15日、ZoomおよびYouTubeを用いて、「みんなの健康シリーズ」のライブ配信を実施します。

テーマは「飛騨でもできる!!ポストコロナの肺がん治療」です。

参加には申し込み不要です。配信内容は後日地元ケーブルテレビでも放送予定です。

みんなの健康シリーズのライブ配信を行います(高山市図書館,2020/6/10)
https://www.library.takayama.gifu.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=48&comment_flag=1&block_id=702#_702