アーカイブ - 2020年 3月 2日

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新型コロナウイルス感染症による市区町村立図書館への影響:都道府県立図書館が情報提供を実施中

新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、市区町村立図書館でも臨時休館やイベントの中止が発生しています。それらの情報について、集約・提供を行っている都道府県立図書館があります。
※今後、情報を追加する場合があります。

〇北海道立図書館
道内市町村立図書館等の開館状況
http://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/vmlvna000000d9fg.html

〇宮城県図書館
宮城県内公共図書館等の臨時休館情報(新型コロナウイルス対応)
https://www.library.pref.miyagi.jp/latest/news/1526-2020-02-28-09-44-26.html

関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、バチカン図書館所蔵の日本関係史料のデジタル化と調査・研究を進める資金獲得のためクラウドファンディングを開始

関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)が、2020年2月28日から4月30日まで、クラウドファンディングプロジェクト「バチカン図書館に収蔵された日本関連史料の謎に迫る!」を実施しています。プロジェクトの目標金額は150万円です。

同プロジェクトは、アカデミスト株式会社が運営する学術系クラウドファンディングサービス「academist」上で実施されています。研究・分析が進んでおらず史料的価値は未知数ながら、バチカン図書館に数多く収蔵された奈良時代の古写経や江戸時代の和綴本をはじめとする日本関連史料について、デジタル化・デジタルアーカイブとしての公開・調査研究の推進のための資金獲得を目的としたプロジェクトです。

支援は1,000円から行うことが可能で、支援額に応じて、書籍のデジタル化体験・KU-ORCASグッズ等のリターンが用意されています。

英・IOP Publishing、中国の事業所で全ての従業員のリモートワークを実施、また中国国外から中国への出張を停止:新型コロナウイルスの感染拡大防止のため

2020年2月27日、英・IOP Publishingは、「新型コロナウイルス感染症」が世界中、特に中国において、甚大な影響を及ぼしていることを背景に、従業員の感染リスクを最小限に抑えるため次のような対処を実施したことを発表しました。

・中国の事業所では、全ての従業員がリモートワークを実施する
・中国の事業所の従業員の出張を停止する
・中国国外の事業所の従業員の中国への出張を停止する

また、IOP Publishingは併せて、オンラインサービスは欧州と米国の事業所で運営されているためこの措置によってサービス提供には影響が及ばないこと、感染症が他地域へさらに拡大する事態に備えて堅牢なリモートワークシステムを準備していること、感染症の影響に見舞われた地域の研究者には論文修正の締め切りの猶予等の支援を行っていることなどを発表しています。

Coronavirus (COVID-19) FAQs(IOP Publishing,2020/2/27)
https://ioppublishing.org/news/coronavirus-covid-19-faqs/

OCLCと米・公共図書館協会(PLA)、米国の公共図書館の「オピオイド危機」対応に関する共同プロジェクトの最終成果物として危機対応のための戦略を提供する報告書を公開

2020年2月26日、OCLCと米国図書館協会(ALA)の公共図書館協会(PLA)は、米国の公共図書館の「オピオイド危機(opioid crisis)」対応に関する共同プロジェクトの最終成果物となる報告書“Call to Action: Public Libraries and the Opioid Crisis”を公開したことを発表しました。

同報告書は、公共図書館がオピオイド危機という全国的な公衆衛生上の緊急事態に対する地域としての対応を決定するにあたって、考慮すべき検証済みの戦略を提供するものとして作成されました。公共図書館がオピオイド危機対応に関与する方法についての選択肢とアイデアを生みだすために、次の5つの行動の類型を提供しています。

・地域の医療データを評価する
・共に対処にあたることのできる地域のパートナーを探し出す
・スタッフや地域住民への教育を実施する
・図書館スタッフのケアの必要性を考慮する
・地域のニーズに応じたプログラムやサービスを提供する

京都大学図書館機構、京都大学貴重資料デジタルアーカイブで文学研究科・基礎物理学研究所・生態学研究センターの所蔵する貴重資料を公開:理論物理学者・湯川秀樹博士の座右の書など計4点

2020年2月21日、京都大学図書館機構は、「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」にて、文学研究科、基礎物理学研究所及び生態学研究センターが所蔵する貴重資料を新たにデジタル化・公開したことを発表しました。

江戸時代に刊行された『水滸伝』の稀覯本である文学研究科所蔵の『李卓吾先生批點忠義水滸傳 10回 (存2回)』『忠義水滸傳 100巻100回 (存98巻98回)』、理論物理学者・湯川秀樹博士の第三高等学校在学時の教科書で研究者となってからも座右の書とし多数の書き込みの跡が残る基礎物理学研究所所蔵の“A text-book of physics. 5th ed., rev.”、最初の琵琶湖の魚貝類の図説とされる生態学研究センター所蔵の『湖中産物圖證』の計4点がデジタル化・公開されています。なお、今回の資料のデジタル化・公開は、「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ基金」への寄付金によって実施されたことが併せて発表されています。

OPERAS、刊行後の人文・社会科学分野のオープンアクセス(OA)単行書に対するアノテーションツールを用いたオープンピアレビュー実験に関する最終レポートを公開

2020年2月20日、欧州における人文・社会科学分野のオープンな学術コミュニケーション発展のための研究基盤「学術研究を通した欧州の研究領域におけるオープンアクセスコミュニケーション」(Open Access in the European Research Area through Scholarly Communication:OPERAS)は、刊行後の単行書に対するオープンピアレビュー実験の結果の最終レポートが公開済であることを発表しました。

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会及び特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン、令和元年台風第19号で被災した千曲市立更埴図書館(長野県)への蔵書支援を実施

2020年2月28日、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会は、特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパンと連携し、令和元年台風第19号で被災した長野県の千曲市立更埴図書館に対して約800冊の蔵書支援を実施すると発表しました。

台風19号で被災した千曲市立更埴図書館へ蔵書支援―千曲市長へ図書寄贈証を贈呈(公益社団法人シャンティ国際ボランティア会, 2020/2/28)
https://sva.or.jp/wp/?news=37301

台風で1000冊廃棄、千曲更埴図書館に寄付 教育支援2団体が200万円 (47NEWS(中日新聞), 2020/3/1)
https://www.47news.jp/localnews/prefectures/nagano/4570305.html

総務省、「統計ダッシュボード」の機能を拡充

2020年2月28日、総務省が、「統計ダッシュボード」の機能拡充を発表しました。

国勢調査100年にちなんだ知りたい地域の人口ピラミッドを時系列で表示できる機能や、世界のデータを地図上にグラフで表示できる機能が追加されています。

「統計ダッシュボード」の機能を拡充しました!(総務省, 2020/2/28)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei09_01000052.html

統計ダッシュボード
https://dashboard.e-stat.go.jp/

参考:
総務省、「統計ダッシュボード」の提供を開始
Posted 2017年5月15日
https://current.ndl.go.jp/node/33980

日本図書館協会(JLA)、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため文部科学省から臨時休校を求める内容の通知が発出されたことを受け「学校休校に係る図書館の対応について」を公表

2020年2月28日、日本図書館協会(JLA)が、「学校休校に係る図書館の対応について」を公表しました。

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、首相から小中高校などの臨時休校要請があったことを受け、文部科学省は全国の都道府県教育委員会などに対し,学校保健安全法に基づく臨時休校を求める内容の通知を発したことにより、学校が休校になった場合、児童・生徒が図書館・公民館・児童館等を訪れる可能性は高いと思われることから、各館において、地方公共団体・教育委員会・設置母体等と密接に情報交換・協議を行なって歩調を合わせ、それぞれの地域の状況に適した、感染拡大を防ぐ対応を図るように呼び掛けています。

また、臨時休校をした小中高校のある地域で、図書館が開館し児童・生徒を受け入れる場合、入館時の手洗いやアルコール消毒、マスクの着用などといった感染を防ぐための最大限の方策を呼びかけるようにとしています。

新型コロナウイルス感染症による都道府県立図書館・政令指定都市立図書館・国立国会図書館への影響(第2報)

※(2020/4/1追記)
第6報(2020年4月1日午後3時時点の情報)を別記事として投稿しました。

新型コロナウイルス感染症による都道府県立図書館・政令指定都市立図書館・国立国会図書館への影響(第6報)
Posted 2020年4月1日
https://current.ndl.go.jp/node/40666

新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、臨時休館やイベントを中止している都道府県立図書館・政令指定都市立図書館があります。また、国立国会図書館でもサービスの縮小・イベントの中止が発生しています。
※2020年3月2日午前10時時点で図書館のウェブサイトに記載されている主な対応のみを掲載しています
※今後、情報を追加する場合があります。

北海道立図書館  2/29から3/16まで臨時休館 電話・メール等でのレファレンスは受付(3/2から3/9までの蔵書点検中は除く)
https://www.library.pref.hokkaido.jp/