2020年3月16日、ドイツ国立図書館(DNB)が、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、政府の方針にのっとって、ライプツィヒ館、フランクフルト・アム・マイン館及びGerman Book and Script Museum、German Exile Archiveを同日から別途通知あるまで休館すると発表しています。
2020年3月5日付で、Knowledge Unlatched(KU)は、2019年の利用状況を報告した記事“Knowledge Unlatched Presents Open Access Heroes 2020”を公開しました。
KUは、2019年中のダウンロード数と閲覧数の合計が2018年から50%増となる300万回以上に達し、1タイトル当たりで1,900回になったことを報告しています。2019年中、KUの提供タイトルには200か国以上からの利用があり、最も利用されたタイトルがUCL Press社刊行の“Social Theory of the Internet”で、最も多く利用した機関が米国のジョンズホプキンス大学であったことなども報告されています。
KUはOAPEN、JSTOR、Project MUSE等の複数のプラットフォームから収集したデータに基づいて今回の利用状況を報告していますが、2020年初頭にOpen Research Libraryが正式公開されたことに伴い、今後はさらに多くの利用に関するデータを活用できる、としています。KUは記事で報告した利用に関するデータについて、縦向き・横向き両方の形式で1枚にまとめた図をウェブサイト上で公開しています。
In the face of COVID-19, IFLA closes offices but continues to offer strong support to the global library field(IFLA, 2020/3/13) https://www.ifla.org/node/92957