アーカイブ - 2020年 2月 4日

国立女性教育会館(NWEC)、同館の女性教育情報センター内に「NWEC災害文庫」を開設:防災・災害時における男女共同参画・ジェンダー視点の伝達が目的

独立行政法人国立女性教育会館(NWEC)は、2020年2月3日付けのTwitterにおいて、同館の女性教育情報センター内に自然災害に関する資料コーナー「NWEC災害文庫」を開設したことを発表しました。

開設の目的として、防災や災害時、復興に不可欠な男女共同参画やジェンダー視点を伝えることを挙げており、一部資料を除き貸出も可能とあります。

@nwec_official(Twitter, 2020/2/3)
https://twitter.com/nwec_official/status/1224231025938616321

70以上の研究助成団体・出版者等が新型コロナウイルスに関する研究データ及び研究成果の広範かつ迅速な共有に関する声明に署名

2020年1月31日、英・ウェルカム・トラストのウェブサイト上で、新型コロナウイルスに関する研究データ及び研究成果の広範かつ迅速な共有に関する声明が発表されました。2月4日時点で、日本の国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)等を含む70以上の研究助成団体・出版者等が署名しています。

世界保健機関(WHO)が国際的な対応を行う上で支援となる、新たな研究成果に迅速にアクセスできるようにすることを目指しており、以下の点を確実にするために協力を実施する内容となっています。

researchmap.V2リリース

2020年2月4日、研究者向けの業績管理・発信サービスresearchmapが、新バージョンresearchmap.V2をリリースしました。

新バージョンではインタフェースが大きく変更されているほか、登録できる業績の種別が増加したり、所属機関向けに提供されるAPIが増強されています。また、AIを用いて外部サービスから業績候補を推薦したり、自動登録する機能も実装されたとのことです。

1. researchmap.V2リリースのお知らせ(researchmap、2020/2/4付け)
https://researchmap.jp/bbses/bbs_articles/view/381919/917325923f626d77c51f46067ec8a4ca

【イベント】シンポジウム「近代日本の知識資源システム―図書館,出版,アーカイブの観点から―」(3/21・東京)

2020年3月21日、慶応義塾大学三田キャンパスにおいて、知識資源システム研究会主催のシンポジウム「近代日本の知識資源システム―図書館,出版,アーカイブの観点から―」が開催されます。

開催趣旨によれば、このシンポジウムでは「(1)明治期になって知識資源システムがどのように変容していき、(2)それが現代に対してどのような影響を与えたのかについて、アーカイブ、出版、そして図書館という3つの分野を中心に見て行く」とのことです。各分野のエキスパートとして、アーカイブについて中野目徹氏(筑波大学人文社会系教授)、出版について柴野京子氏(上智大学文学部准教授)、図書館について根本彰氏(慶應義塾大学文学部教授)がそれぞれ発表した後、パネルディスカッションを行うとされています。

なお、同シンポジウムは根本氏の「退職記念シンポジウム」としても位置付けられており、根本氏の発表は最終講義を兼ねる扱いのようです。

参加費は無料ですが、webフォームによる事前登録が必要です。

根本彰先生退職記念シンポジウム 近代日本の知識資源システム―図書館,出版,アーカイブの観点から―
http://user.keio.ac.jp/~lis_m/

東京、京都、奈良の国立博物館がいわゆる常設展の観覧料金を値上げ 2020年4月から

東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館が、2020年4月からいわゆる常設展(平常展)の観覧料金を値上げすることを発表しました。

値上げの可能性は各博物館が2019年に策定した、新時代プランの中でも、「基盤の確保」の名目で触れられていました。今回の発表によると、東京国立博物館は一般料金を現行の620円から1,000円に、大学生料金を410円から500円に、京都国立博物館と奈良国立博物館は一般520円を700円に、大学生260円を350円にするとのことです。満70歳以上と高校生以下および満18歳未満はいずれの博物館でも無料のままで維持されます。また、団体割引料金はすべての博物館で廃止されます。

東京国立博物館等の観覧料金の改定について(東京国立博物館)
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2007

新型コロナウイルスにHIVウイルスと不自然に類似したタンパク質が含まれている、と主張するプレプリントがbioRxivに掲載されるも、2日で取り下げられる bioRxivは新型コロナウイルス関連プレプリントに関する注意喚起を表示

プレプリントサーバbioRxivに、世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスについて、HIVウイルスと「不気味なほど」(Uncanny)類似したタンパク質が含まれている、と主張するプレプリントが2020年1月31日に掲載されたものの、研究者等から多くの批判を受け2日後の2月2日に取り下げられたことが話題になっています。

元となったプレプリントはインド・ニューデリーの研究者らが投稿したもので、新型コロナウイルス(2019-nCoV)にHIVウイルスと酷似した4つのアミノ酸残基が含まれていることを発見したとしています。抄録ではこの類似を「自然界で偶然、起こるとは考えにくい」と主張していました。しかしこの論文に対しては多くの研究者等から手法や結果の解釈について批判のコメントが寄せられ、週末中の2月2日に著者ら自身によって取り下げられました。このような事態を査読が行われていないプレプリントの問題点と指摘する声もある一方で、取り下げまでのスピードの迅速さを評価する意見もあります。

Knowledge Unlatched(KU)、2019年の共同出資の募集結果を発表:学術書410タイトル・学術誌13誌等がオープンアクセスに

2020年1月30日、Knowledge Unlatched(KU)は、2019年の共同出資の募集の結果として、人文社会科学系コレクションとして274タイトル、STEM(科学・技術・工学・数学)系コレクションとして38タイトル、その他提携機関からの98タイトル、あわせて410タイトルがオープンアクセス(OA)として公開されると発表しています。

そのほか、Berghahn社のSubscribe to Openパイロットモデル事業の成果として学術誌13誌が、またOAビデオジャーナルを提供するLATEST THINKINGとの連携による学術動画も公開されるとしています。

OCLCと連携して作成したMARCレコードもKUのウェブサイトで公開される予定です。

越前市立図書館(福井県)、30冊本を借りると周辺施設で使用できるドリンクチケット等がもらえる「読んでのもう!」を開催中

福井県の越前市立図書館が、2020年2月1日から2月29日まで、としょかん冬の本まつり2020「読んでのもう!」を開催中です。

開催期間中、30冊本を借りると、同館の中央図書館・今立図書館周辺施設いずれかで使用できるドリンクチケット、または関連商品がもらえる企画です。

交換期間は2月15日から3月8日までです。
ドリンクチケット、関連商品は数量に限りがあり、なくなり次第終了します。

*越前市立図書館*「読んでのもう!」開催中!(図書館トピックス)(越前市, 2020/2/3)
http://www.city.echizen.lg.jp/office/090/060/tosyo_topixr1-2.html

としょかん冬の本まつり2020 読んでのもう! [PDF:2ページ]
http://lib-city-echizen.jp/doc/2020/yondenomou.pdf

名古屋市鶴舞中央図書館、展示「新型コロナウイルスに関係する肺炎」を実施中

名古屋市鶴舞中央図書館が、2020年1月28日から2月4日まで、展示「新型コロナウイルスに関係する肺炎」を実施しています。

国際的な感染症やその防御、拡大防止についての知識を得られる本を展示するものです。

鶴舞中央図書館 「新型コロナウイルスに関係する肺炎」≪展示期間:1月28日(火)~2月4日(木)≫(名古屋市図書館)
https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_tenji/entries/20200131_01.html

参考:
安城市図書情報館(愛知県)、コロナウィルス関連情報サイトをまとめたチラシを作成
Posted 2020年1月31日
https://current.ndl.go.jp/node/40128

静岡県立中央図書館、地域資料特集展示「プラモデルの聖地静岡」を開催中

静岡県立中央図書館が、2020年2月1日から3月29日まで、同館2階閲覧室地域資料特集展示コーナーにおいて、地域資料特集展示「プラモデルの聖地静岡」を開催中です。

「ガンプラ」を格納した超小型人工衛星を宇宙空間へ打ち上げ、宇宙から2020年東京オリンピック・パラリンピックを応援する「G-SATELLITE」というプロジェクトが今年行われることから、ガンプラの製造拠点でもあり、プラモデルの出荷額が日本一の同県の模型産業について紹介する展示です。

地域資料特集展示「プラモデルの聖地静岡」(静岡県立中央図書館)
https://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/info/2020/chiikitenji_202002.html

北見市立中央図書館(北海道)、本のあるくらし講座「プラモデル講座~銀河系最速のガラクタ ミレニアム・ファルコンを作ろう~」を開催

2020年2月22日、北海道の北見市立中央図書館が、本のあるくらし講座「プラモデル講座~銀河系最速のガラクタミレニアム・ファルコンを作ろう~」を開催します。

市内の模型店の店員が講師となりプラモデルの制作方法を学ぶ講座で、今回はスターウォーズ帝国の逆襲より、ミレニアム・ファルコンを作ります。

参加料は1,500円(プラモデル・塗料等実費負担分)で、対象年齢は15歳以上、定員は12人です。

持ち物としてニッパー(中央図書館で貸出可)が必要です。

本のあるくらし講座「プラモデル講座」のお知らせ(北見市, 2019/6/30)
https://www.city.kitami.lg.jp/docs/2019062100021/

@kitamilib(Twitter, 2020/2/1)
https://twitter.com/kitamilib/status/1223795867221520384

米国国立医学図書館(NLM)、同館のオンラインサービスにより「新型コロナウイルス」関連情報の提供を実施:塩基配列データハブ、関連文献の書誌情報一覧、一般向け情報の提供やMeSH補足用語への追加等

2020年1月31日、米国国立医学図書館(NLM)は、同館傘下の国立生物工学情報センター(NCBI)が提供する、注釈付きのDNA情報データのリポジトリGenBank®に収録された「新型コロナウイルス」の塩基配列データへ、迅速・簡便なアクセスが可能となるようにデータハブを提供していることを発表しました。

お知らせの中でGenBank®内の「新型コロナウイルス」に関するデータハブへのリンクが提供されています。NLMは、GenBank®ではこの感染拡大に関するデータの迅速な公開を続けており、新たな塩基配列データの提出も歓迎する、としています。

また、NLMは以下の同館オンラインサービスでも、「新型コロナウイルス」に関する情報を利用可能にしていることを合わせて発表しています。

LexisNexis社、OverDrive社との共同開発により法律分野の電子書籍提供プラットフォーム“LexisNexis Digital Library”をリニューアル:インタフェースの再構築・オフライン閲覧機能の強化等

2020年1月30日、米国に本社を置く法律・ビジネス情報等のプロバイダーLexisNexis社は、図書館・教育機関向けに電子図書館事業を展開するOverDrive社との共同開発により、法律分野の電子書籍コレクションを提供するプラットフォーム“LexisNexis Digital Library”のリニューアルを実施したことを発表しました。

新しい“LexisNexis Digital Library”は、実際の法律調査のワークフローを観察した記録や法律図書館員のフィードバック等を反映して、利用者志向のインタフェースへ再構築されています。また、サインインすることで利用できる各ユーザー用のワークスペースが用意され、最近閲覧したタイトルや閲覧したタイトルにつけた注釈等の保存が可能になっています。また、各ユーザー用のライブラリ内では、保存された電子書籍につけた全ての注釈やハイライトについて、高速でソート・フィルタリング・組織化・ダウンロードが可能です。電子書籍の閲覧画面では、文献の埋め込まれた箇所への色分け・ハイライトの付与や注釈の追加が簡単に行えるようになっています。オフライン閲覧機能も強化され、場所によらず収録された電子書籍へアクセス可能となったほか、収録コンテンツの一部を抽出してメールを添付したり、メール経由で共有することが容易になっています。

Brill社、13世紀にイスラム圏で執筆された医学史に関する参考図書英訳のオンライン版を英・ウェルカム財団等と共同製作しオープンアクセス(OA)で公開

2020年1月30日、オランダの学術出版社Brill社は、英国のウェルカム財団・オックスフォード大学と共同製作した“A Literary History of Medicine - The ʿUyūn al-anbāʾ fī ṭabaqāt al-aṭibbāʾ of Ibn Abī Uṣaybiʿah Online”をオープンアクセス(OA)の参考図書として公開したことを発表しました。

OA公開された参考図書は、13世紀シリアの医師ウサイビア(Ibn Abī Uṣaybiʿah)による、古代ギリシャから著者の同時代までの432人以上の医師らの伝記等で構成された、包括的な医学史に関する最初期の著作『ウユーン(Uyūn al-anbāʾ fī ṭabaqāt al-aṭibbā)』英訳版をデジタル化したものです。『ウユーン』は、イスラム圏におけるギリシャ・ローマ文化の遺産、古代・中世の医療、アラビア語文学と詩、イスラム文化におけるキリスト教徒とユダヤ教徒、中世の歴史社会の研究者にとって、特に重要な資料であるとされています。このBrill社刊行の『ウユーン』英訳版では、ウサイビアによるアラビア語の原テキスト、完全な注釈付きの翻訳、著作の重要な背景を示す導入的なエッセイが提供されています。

セミナー「学術論文発表を取り巻く最新動向 : オープンアクセスの現在」の発表資料が大阪大学機関リポジトリ(OUKA)で公開される

大阪大学機関リポジトリ(OUKA)で、大阪大学附属図書館、及び同大学の経営企画オフィス研究支援部門・研究推進本部による共催セミナー「学術論文発表を取り巻く最新動向 : オープンアクセスの現在」の発表資料が公開されています。

同セミナーは文部科学省「研究大学強化促進事業」の一環として、2020年1月24日に大阪大学生命機能研究科(大阪府吹田市)で開催されました。セミナー当日は、電子ジャーナルの価格高騰・論文処理費用(APC)を必要とするオープンアクセス(OA)ジャーナルやハイブリッドジャーナルの広がり・ハゲタカジャーナルの出現・研究データの公開や共有に関わる動きなど、学術論文発表を取り巻く最新動向について有識者の講演等が行われています。

当日の主なプログラムは以下のとおりでした。

・開会挨拶

・講演1「学術論文発表と研究評価を取り巻く環境の大変貌―オープンアクセス誌がもたらすパラダイムシフト」
 船守美穂氏(国立情報学研究所情報社会相関研究系准教授)

・講演2「ハゲタカOAにどう向きあうか」
 佐藤翔氏(同志社大学免許資格課程センター准教授)