アーカイブ - 2020年 11月 10日

東北大学災害科学国際研究所とJX通信社の共同プロジェクト「みんなでSNSマッピングプロジェクト」が公開される:大雨・台風の被害や教訓を残す

2020年11月6日、東北大学災害科学国際研究所とJX通信社の共同プロジェクト「みんなでSNSマッピングプロジェクト」が公開されたことが発表されました。

Twitterに投稿された大雨・台風の被害の写真・映像を収集し、正確な位置を特定して分析すること、被害の記録をアーカイブして残すこと等が目的とされています。

同プロジェクトは、地図上にマッピングされている写真や映像を見て、利用者が正確な場所に関する情報を提供し、その情報をもとに修正を行っていくという、参加型のプロジェクトです。11月10日時点では、「令和元年東日本台風」、「令和2年7月豪雨」が公開されています。

新着情報(東北大学災害科学国際研究所)
https://irides.tohoku.ac.jp/outline/topics/
※2020年11月6日付で、「大雨・台風の被害・教訓を後世に「みんなでSNSマッピングプロジェクト」(東北大学災害科学国際研究所xJX通信社共同プロジェクト)を公開しました」と掲載されています。

宮城県図書館、資料搬送機の紹介動画を公開

2020年11月6日、宮城県図書館が資料搬送機を紹介する動画を公開したことを発表しました。

同館の資料搬送機の内部を撮影したもので、同館が実施している相互貸借サービス等の案内も行われています。

@ Miyagi_pref_Lib(Twitter, 2020/11/6)
https://twitter.com/Miyagi_pref_Lib/status/1324640771132125184?s=20

資料搬送機動画を公開します(宮城県図書館)
https://www.library.pref.miyagi.jp/latest/news/1662-2020-11-06-04-36-40.html

フランス・高等教育書誌センター(Abes)、フランスの博士論文デジタル化に関する調査レポートを公開

2020年11月4日、フランスの高等教育・研究・イノベーション省が所管する高等教育書誌センター(Abes)が、同国の博士論文デジタル化に関するアンケート調査のレポート“La numérisation des thèses de doctorat françaises – État des lieux, enquête 2020”を公開したと発表しました。

同調査は、2020年1月8日から31日にかけて、Abesのネットワークに参加している高等教育・研究機関を対象に実施されました。目的としては、論文のデジタル化に取り組む機関やデジタル化された論文の類型、技術的・組織的取り決めの把握が挙げられています。

レポートでは、質問項目ごとに結果がまとめられ、論文デジタル化の目的として79%が「コレクションへのアクセスの提供と促進」「論文の流通、ビジビリティ、評価の向上」を挙げていること、53%が国のプラットフォーム、58%が当該機関の電子図書館でデジタル化した論文を公開していること等が述べられています。

結論の箇所では、今回の調査結果は、1985年以降のフランスの博士論文をデジタル化する国家プロジェクトに関して、2021年にAbesとフランスのリール大学が実施する予定の実現可能性調査の出発点でもあること等が述べられています。

本記事は削除しました

2020年11月13日、本記事を削除しました。詳細は以下のとおりです。

(削除した記事)
東北大学附属図書館本館、同大学教員向けに「授業支援のための蔵書電子化サービス」を開始:「授業目的公衆送信補償金制度」に基づく試行サービス
Posted 2020年11月10日

(削除理由)
記事の情報源である東北大学附属図書館から、同サービスの実施中止に伴い、本記事の削除要請が寄せられたため。

宇部市立図書館(山口県)、市営バス車内での資料返却サービスの実証実験を開始

2020年11月6日、山口県の宇部市立図書館は、市営バスの車内で図書館資料の返却が可能になったことを発表しました。

市営バスの車内前方に設置された返却カゴへ投函することで、図書館資料を返却することができます。市営バスであればどのバスでも返却可能です。また、バスに乗車せずに資料を返却することも可能です。

同館が実施する市営バス車内での資料返却サービスは、2021年3月末までの実証実験として行われています。

宇部市立図書館 新着情報(宇部市)
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/toshokan/index.html
※2020年11月6日欄に「市営バスの車内で本が返却できるようになりました」とあります

ベルギー王立図書館(KBR)、新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する同国政府の新たな衛生対策に従って2020年12月13日まで休館中

2020年10月26日、ベルギー王立図書館(KBR)は、同日から2020年12月13日まで臨時休館し、同館の閲覧室・学習室・ミュージアムを閉鎖することを発表しました。

KBRの臨時休館は、ベルギー政府による新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する衛生対策に従って行われます。臨時休館中も同館のオンライン資料やデジタルコレクションは利用可能であり、オンデマンドで同館資料の電子複製を提供するサービス“Digit on Demand”も継続します。

ベルギーのドゥ=クロ―首相は2020年10月23日付で、新型コロナウイルス感染症の警戒レベルが4になったことに伴い、国内のスポーツ・文化・高等教育部門において制限を強化することを発表しています。

News(KBR)
https://www.kbr.be/en/category/news/
※26 October 2020付のNewsとして“Temporary closure of KBR and the KBR museum”とあります

チェコ国立図書館、政府の新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の強化に基づいて2020年10月22日から休館中

2020年10月22日、チェコ国立図書館は、同日から追って通知があるまで、同館が休館することを発表しました。

貸出中の資料の返却期限は一律で2020年11月30日に延長されています。返却予定日が2020年10月21日以前であった資料については、10月22日から11月末までの期間は延滞料金加算の対象とならず、10月21日までの延滞日数に応じた料金が発生します。電子リソース提供等のオンラインサービスは休館中も継続しています。

同館の休館は、チェコ共和国政府が2020年10月21日付で発表した新型コロナウイルス感染症拡大防止対策強化に基づいて行われます。チェコ共和国政府は、同日付で感染予防のための商業活動、公的機関の活動、国民の自由な移動等に関する制限措置を発表しています。また、11月2日付で感染予防のための一連の危機対策の有効期限を11月20日へ延長しています。

ユネスコ(UNESCO)、新型コロナウイルス感染症拡大下の文化創造産業再生に関する政策立案者向けのガイドを公開

2020年10月21日、ユネスコは、新型コロナウイルス感染症拡大下において、文化創造産業再生に関する政策立案者向けの実践的なアドバイス等を提供するガイドとして、“Culture in crisis: policy guide for a resilient creative sector”を作成したことを発表しました。

新型コロナウイルス感染症の拡大とそれに伴う危機的な状況は、文化創造産業に致命的な影響を与えるとともに、同産業が従前から抱えていた不安定さを明らかにし拡大させることになりました。ユネスコは感染症拡大危機の中で採用された加盟国の様々な政策・対応策を収集して同ガイドを作成し、効果的で有益な事例の紹介、最新の傾向の評価、不足事項の特定などを通して、政策立案者が文化創造産業関係者の喫緊のニーズに対応するための実践的なアドバイスや適用可能な対策等を提供しています。

同ガイドは、アーティストや関係者個人への直接的な支援、文化創造産業界への支援、文化創造産業の競争力強化の3種類に分類して、各国の実施した対策の実例を紹介しています。また、紹介された対策の実施に向けて検討すべき行動等に関する推奨事項を示しています。

韓国・大田広域市内に妊娠・出産・育児に特化した図書館が開館:共働き家庭の育児負担を軽減し、持続可能な育児環境づくりを整備

2020年11月1日、韓国・大田広域市の儒城区は、11月中に、妊娠・出産・育児に特化した図書館「아가랑도서관 (赤ちゃんと図書館)」が開館すると発表しています。同館は地上4階、延床面積995.61平方メートルの規模で、資料室、講義室、休憩・授乳スペースとともに共同育児スペースが設けられています。

育児に必要な多様な情報と施設を提供することを通じて、保護者が自然に集まってコミュニケーションできる「共同育児コミュニティ」を育成することが意図されています。

「共同育児コミュニティ」は、公的扶助ではない、地域社会の自発的参加方式をモデルとしており、共働き家庭の育児負担を軽減し、持続可能な育児環境づくりの整備の一助となることが期待されると説明されています。

유성구, 아가랑도서관 개관 준비 한창(儒城区、「赤ちゃんと図書館」開館準備中)(大田広域市・儒城区,2020/11/1)
http://www.yuseong.go.kr/?p=508104&page_num=16108

科学研究費助成事業特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」のウェブサイトが開設

2020年11月6日、歴史資料ネットワークが、同ネットワークの代表が研究代表者を務める科学研究費助成事業特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」のウェブサイトが開設されたと紹介しています。

同プロジェクトは、これまでの成果を踏まえ、社会構造の大変動による人口減少や大規模災害等により危機に瀕している日本の地域存続の基盤となる、新たな地域歴史文化創成のための実践的研究領域を確立することを目的としています。

そして、具体的には、

(1)地域住民を軸とする地域歴史資料と地域歴史文化の未来への継承方法の確立
(2)地域歴史文化創成に資するデータの国際標準構築と全国的データインフラストラクチャー構築
(3)大災害が続発する日本列島において、地域歴史文化は災害の記憶を蓄積する文化を内包させてきたことを踏まえ、地域歴史文化創成の基礎となる新たな地域社会形成史の通史的提示

を行うと説明されています。

また、その取組の中で、災害事象等についての歴史的データの発見、確度の向上をはかり、減災研究にも寄与し、さらには、地域社会において同様な課題を持つ世界各地の研究者間の課題共有をはかり、国際的な学術研究プラットフォーム形成を進めるとしています。

西予市図書交流館(愛媛県)、令和2年7月豪雨で被害を受けた芦北町図書館(熊本県)への寄付金を募集するため館内に募金箱を設置

2020年11月8日、愛媛県の西予市図書交流館は、令和2年7月豪雨で被害を受けた芦北町図書館(熊本県)への寄付金を募集するため、館内に募金箱を設置したと発表しています。

募金箱は、同館、野村分館、三瓶分館の3箇所に12月15日まで設置されます。

熊本県葦北郡芦北町図書館への寄付金のお願い(西予市図書交流館,2020/11/8)
https://www.city.seiyo.ehime.jp/kakuka/kyouiku/uwa_library/8304.html

参考:
熊本県立図書館、令和2年7月豪雨により多数の蔵書に水損が発生した芦北町立図書館(熊本県)への図書寄贈を代行して受付
Posted 2020年9月7日
https://current.ndl.go.jp/node/41936