アーカイブ - 2020年 1月 29日

明石市立錦城中学校(兵庫県)、あかし市民図書館の取り組みを参考に同校図書室で「タコ文庫」の展示を実施

2020年1月27日、明石市立錦城中学校(兵庫県)は、同校図書室で「タコ文庫」の展示が実施されていることを発表しました。

「タコ文庫」はあかし市民図書館が、2018年に同館開館1周年を記念して開始した取り組みです。他人に自分を紹介してもらう「他己(たこ)紹介」と掛けて、本に自分を紹介してもらうという内容です。公益財団法人日本デザイン振興会による2019年度のグッドデザイン賞を受賞しています。

明石市立錦城中学校の展示は、このあかし市民図書館のアイデアを参考にして同校の学校司書が企画しました。小説や絵本など様々なジャンルの本が同校教員の紹介文とともに展示されています。

「タコ文庫」登場(明石市立錦城中学校,2020/1/27)
http://scwww.edi.akashi.hyogo.jp/~jr_knjo/?read=event&page=0&grade=f&ID=15801161870218500

Taylor & Francisグループ、新型コロナウイルスの世界的な拡散への対応としてコロナウイルスに関連する研究論文21本の無料提供を実施

2020年1月27日、Taylor & Francisグループは、同日時点で13か国・2,794件の感染が確認されている新型コロナウイルスの世界的な拡散への対応として、同グループが出版した21本のコロナウイルスに関連する研究論文について、その全文の無料提供を実施することを発表しました。

お知らせ記事内に対象となる研究論文21本へのリンクが用意されており、Taylor & Francisグループは今後作成される報告書等で、無料提供を実施した論文の情報を自由に使用して構わないとしています。

Coronavirus – reading list for journalists(Taylor & Francis Group,2020/1/27)
https://newsroom.taylorandfrancisgroup.com/coronavirus-reading-list-for-journalists/

米・カリフォルニア大学、OA出版社・JMIR Publications社とOA出版推進のため2年間の試験契約を締結:同大学の責任著者による論文出版時に図書館が一律1,000ドルを助成

2020年1月23日、米・カリフォルニア大学は、オープンアクセス(OA)出版社・JMIR Publications社とOA出版推進のため2年間の試験契約を締結したことを発表しました。この契約はカリフォルニア大学がOA専門出版社と締結した初めての契約となります。

試験契約の内容に基づき、2019年12月23日から2021年12月31日までの期間に受理または投稿された、カリフォルニア大学システムを構成する10校の責任著者(教員または学生)による全ての論文について、自動的に1,000ドルが論文処理費用(APC)としてカリフォルニア大学図書館から支払われます。利用可能な研究資金を持たない著者は、APCの不足分について図書館へ財政支援を要求することが可能なため、契約による図書館の助成と財政支援制度を利用することで、同大学の著者は完全に無料で論文をOA出版することができます。

JMIR Publications社は、1999年に設立されたカナダに拠点を置くOA出版社で、オープンアクセス学術出版協会(OASPA)の共同創設社の内の1社でもあります。医療分野のイノベーションや技術を扱った査読誌を刊行しており、旗艦誌の“Journal of Medical Internet Research”は、健康情報学分野のトップジャーナルに位置付けられています。

ドイツ没収文化財財団(Deutsches Zentrum Kulturgutverluste)、文化財・コレクションの来歴調査のためのデータベース“Proveana”を公開

2020年1月23日、2015年に設立し20世紀ドイツにおける違法な文化財没収に関する諸問題の中心的窓口として活動するドイツ没収文化財財団(Deutsches Zentrum Kulturgutverluste:German Lost Art Foundation)は、文化財・コレクションの来歴調査のためのデータベース“Proveana”を新たに公開したことを発表しました。

“Proveana”は主として過去に同財団によって助成を受けた研究の成果物で構成されています。特に1933年から1945年の文化財剥奪に重点が置かれており、「ナチス政権による略奪」、「戦争による喪失」、「ソビエト連邦の占領地区、及び東ドイツにおける文化財の剥奪」、「植民地から収集した文化財・コレクション」の4つの研究領域について、当該文化財・コレクションに関わる人物・機関・事件等の情報を提供しています。

“Proveana”からは、同じくドイツ没収文化財財団が運営する、ユダヤ人所有者等に対するナチス政権の迫害の結果として押収された文化財のデータベース“Lost Art-Datenbank”の情報へアクセスすることもできます。

英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)、ウィリアム・シェイクスピアの全集・レファレンス資料・関連研究等を収録したデジタルプラットフォーム“Cambridge Shakespeare”の提供を開始

2020年1月22日、英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)は、英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピアの全集・レファレンス資料・関連研究等を収録したデジタルプラットフォーム“Cambridge Shakespeare”の提供を開始したことを発表しました。

Cambridge Shakespeareは、文学・戯曲・演劇等を専攻する学生・研究者向けにシェイクスピアに関する充実したオンライン資料を提供する目的に立ち上げられました。同出版局が刊行したシェイクスピア全集や関連研究等が収録されており、演劇・詩などのシェイクスピア作品、注釈、レファレンス資料、米国のフォルジャー・シェイクスピア・ライブラリーの特別編集によるマルチメディア資料等をプラットフォーム上で横断的に利用することができます。また、各作品に対して、簡潔な案内付のページ・注釈付きのテキスト・作品に関連するエッセイや資料が用意されています。

Cambridge Shakespeareは、教育機関向けの年間購読製品として2020年1月から提供が開始されています。

米・ハワイ大学マノア校ハミルトン図書館、フランク・ホ―レー氏の遺族から江戸時代の捕鯨の様子を描いた絵巻「鯨魚覧笑録」(二巻)の寄贈を受ける:同館「阪巻・宝玲文庫」の一部に

2020年1月24日、米・ハワイ大学マノア校は、同校のハミルトン図書館が、フランク・ホ―レー(Frank Hawley)氏の息子であるJohn Harvard Hawley氏の妻・Deborah Rudolph氏から、絵巻「鯨魚覧笑録」(二巻)の寄贈を受けたと発表しています。

1819年に作成された捕鯨の全過程が描かれた絵巻で、東京国立博物館にも同タイトルであまりカラフルでないものが所蔵されていると説明されています。

同資料は、英国人ジャーナリストであるフランク・ホ―レー氏が収集した琉球関係資料に元ハワイ大学教授の阪巻駿三氏の個人コレクションを加えて成立した、同館アジアコレクションの「阪巻・宝玲文庫」に加えられるとしています。

Rare Japanese scrolls gifted to Hamilton Library(University of Hawaiʻi at Mānoa, 2020/1/24)
http://manoa.hawaii.edu/news/article.php?aId=10401

航空図書館、新たな取組みを開始すると発表:相談対応の強化・ウェブサイトの改善・検索システムの導入等

2020年1月24日、一般財団法人日本航空協会が運営する航空宇宙をテーマとした専門図書館である航空図書館が、新たな取組みを開始すると発表しました。

①レファレンスサービスに加え航空に詳しいスタッフが利用者の様々な疑問や研究調査・進路相談・取材協力等に対応する「図書館での相談対応の強化」、②スタッフ一押しの本をポップ付きで紹介する「推薦図書コーナーの充実」、③利用者から要望の高かった「ホームページの改善、検索システムの導入(2月3日開始予定)」、④SNS に取り上げてもらうことも意識した「図書館入口への滑走路を模擬したカーペットの設置」、の4つの取組が掲げられています。

航空図書館で新たな取組みを始めます(一般財団法人日本航空協会, 2020/1/24)[PDF:1ページ]
http://www.aero.or.jp/images/NewsRelease/News_Release_184.pdf

京都大学図書館機構、京都大学貴重資料デジタルアーカイブがWorldCatの検索対象になったと発表

2020年1月27日、京都大学図書館機構は、京都大学貴重資料デジタルアーカイブが総合目録WorldCat及びディスカバリーサービスWorldCat Discoveryの検索対象になったと発表しています。

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: WorldCatで京都大学の貴重資料画像を検索できるようになりました(京都大学図書館機構, 2020/1/27)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1384098

参考:
奈良文化財研究所、全国遺跡報告総覧とWorldCatとのデータ連携を開始
Posted 2017年2月8日
https://current.ndl.go.jp/node/33409

青森県立図書館、終刊した郷土雑誌を紹介する企画展示「いつも、そこにあった。」を実施中

青森県立図書館が、2020年1月24日から2月26日まで、令和元年度 第10回企画展示「いつも、そこにあった。」を実施中です。

ここ数年で青森県の多くの郷土雑誌が終刊となっていることから、終刊した郷土雑誌を紹介するものです。

【一般閲覧室】企画展示のお知らせ(青森県立図書館, 2020/1/24)
https://www.plib.pref.aomori.lg.jp/viewer/info.html?id=419

参考:
大阪市立住之江図書館、図書展示「雑誌『映画秘宝』とその周辺」展を開催中:記載台設置の「みんなのノート」に好きな映画等を書いて共有
Posted 2020年1月7日
https://current.ndl.go.jp/node/39888